2011年11月25日
「トラベルモード」
作:*pnish*
演出:毛利亘宏(少年社中)
出演:*pnish*(土屋裕一 鷲尾昇 森山栄治 佐野大樹) 岡田達也 山田悠介 他
道新ホール 19時開演
先日の宝塚観劇に続き ぴあの商品券消費のために選んだ公演です
東京で10周年を迎える男性4人組の劇団で 13本目にして初の4都市公演だそうです
17世紀初頭 ルイ13世の密命を受け フランスの田舎町のホテルに【ニセモノ】三銃士がやってきた
無銭飲食ができればよかっただけなのに 大歓迎され 3人はごまかすのに必死
一方 国王と対立する枢機卿の密命を受けた2人も 偶然同じホテルにご宿泊
さらに 枢機卿のたくらみを阻止するべくやってきた 銃士隊見習いのダルタニャンは
ニセモノ三銃士のひとりと幼馴染だった ・・・万事休す!・・・と思いきや?
わたしは 全然知らない劇団だったのですが メンバーは 結構テレビにも出ているらしく
会場のほとんどを埋め尽くしているのは 若い女性
開演前のロビーには メンバーの等身大のパネルと記念撮影をしている人や
札幌では初公演なのに 顔見知りと思われる人たちが談笑していたりと
おっかけ的ファンまでいる劇団だったみたいですね~ 意外でした
わたしは キャストにキャラメルボックスの岡田さんの名前を見つけた懐かしさと
彼らがキャラメルに客演したことがあるらしいこと
NACSの森崎リーダー演出の舞台に 彼らが呼ばれたことがあるらしいことから
「これだったら 大きなハズレはないだろう」と踏んで観に行ったわけですが
カーテンコールの岡田さんのところで 拍手が大きくなったところをみると
やはり 同じ好みのお客さんも多かったみたいです
お話は 客層が被るだけに キャラメル系単純明快な明るいストーリー
芝居で笑わせるというよりは 役者のキャラクターで笑いを取るという感じ
緊迫感はない ゆるい感じのコメディでした
最初は ダメダメな詐欺師3人組が (約1名を除き 笑)次第に成長
ついでに おバカなホテルのベルボーイまで 自分の仕事に目覚めたりして
ニセモノたちの具体的な未来への展望はないものの “終わりよければすべてよし”
最後のピンチの解決部分が これ以上ないくらいバレバレのオチで
枢機卿からバッキンガム公爵への書簡と さびれたホテルの便箋を間違うわけないだろーと
観てる段階から思いっきりツッコミをいれたくなる安易さでしたが
最終的には 楽しい気分で 会場を後にできる作品でした
でも 三谷さんの人形劇三銃士しか知らないので 何とも言えないんですが
リシリュー枢機卿とバッキンガム公爵って 悪だくみをする仲なんですか?
人物の名前とか人間関係の知識として 人形劇観ておいてよかったなぁ(笑)
この日は 4都市公演をとおしての千秋楽だったことから
カーテンコールでは 全員の挨拶があったんですが これもおもしろかったな~
*pnish*の4人が 元々仲が良いのもあるんでしょうけど
客演の先輩陣が 彼らと一緒になって 楽しんでお芝居してる感じが伝わってきました
やっぱり 大きなホールで上演されるものは 華やかさも含め
観客を楽しませる力があるものだよねぇ・・・ と実感
小劇場の距離の近さ・粗さも捨てがたいですが たまには安心して気楽に身をゆだねられる
規模のしっかりした舞台も チェックしていきたいと思ったyaekoでした
投稿者 yaeko : 23:01 | コメント (0) | トラックバック
2011年11月12日
「小さな花がひらいた」「ル・ポァゾン」
宝塚歌劇 花組
江戸風土記「小さな花がひらいた」
原作:山本周五郎「ちいさこべ」
脚本:柴田侑宏
演出:中村暁
レビュー「ル・ポァゾン」
作・演出:岡田敬二
出演:蘭寿とむ 蘭乃はな 華形ひかる 望海風斗 夏美よう 花野じゅりあ 他
ニトリ文化ホール 18時開演
年に一度 札幌にも宝塚の全国ツアーがやってきます
今回は 和物芝居のようなので迷ったのですが
グルーポンで買った ぴあの商品券が余ってたので 観に行くことにしちゃいました
(ちなみに 北海道ではぴあよりも ローソンチケットの方が断然優勢で
取扱いチケットも ぴあは全国規模のものしかなく ちょっと焦りました・・・)
江戸時代 大火事からしばらくたった下町で 家を失った子供らを保護していたおりつ
世話になっている大工の若棟梁 茂次とぶつかるが和解
2人の距離は縮まるものの 茂次が借金をしている大店の母娘が 茂次を気に入ってしまい・・・
いやぁ~ 地味ですっ! 宝塚とは思えないくらい 話が地味すぎますっ!!
しかも みんな着物なので ダンスの類は一切なし
平安時代の貴族とかの王朝絵巻ならいざしらず
これじゃぁ 宝塚でやる意味がまったくないですよ~(--;)
休憩時間に ロビーでおしゃべりしていたおばさまたちも
「なんで こんな古臭い話なのかしら・・・」って ご不満なようでした
通常公演をしているところで たまにやるならいいかもしれませんが
年に1度しか来ない地方公演で 華やかな舞台を楽しみにしている人たちには
かなり 不向きな演目だったことに 間違いはなさそうです
レビューの方は サブタイトルが“愛の媚薬”
こちらは 宝塚らしい 構成になってましたね~
でも すっごい久しぶりに観たせいか
「宝塚って振付とか構成のすべてが 基本的に昔っぽいよね」ってことを実感(;^_^A
近年の音楽番組等は ほとんど見ていないわたしですが
やっぱり それなりに現代的な演出に慣れてしまっているのでしょうか
宝塚で演出をしている先生方って みんなかなりお歳らしいですから仕方ないのでしょうが
これから どうなっていくんでしょうねぇ~(笑)
投稿者 yaeko : 22:35 | コメント (0) | トラックバック
2011年11月05日
「忘れたいのに思い出せない」
yhs
脚本・演出:南参
出演:福地美乃 小林エレキ 岡今日子 櫻井保英 曽我夕子 青木玖璃子 他
シアターZOO 14時開演
今年も さっぽろアートステージが開幕
舞台芸術部門のシアターゴーラウンドも 12月4日まで開催ということで
劇場でもらう各劇団のチラシも 札幌にしては いつになく厚い束になっていました
認知症のセンリを自宅介護している 一人息子のガンマ 孫娘のトオル
現在の状況を乗り越えるだけで精一杯なのに トオルが妊娠
シングルマザーとして生きていこうと決意したのに
やってきたホームヘルパーは トオルを妊娠させた元カレとその彼女
このままではいけないと ガンマがセンリを宗教団体が運営する養護施設に入れることを検討して・・・
わたしの中で yhsはコメディ系のお話をやる劇団なんだと分類されていたので
予想以上に というか これ以上ないくらい シリアスで暗い話にテンション下がりましたねぇ(^^;)
これを書くために 劇団のサイトで公演情報を確認したのですが
そこで初めて 【センリは住んでいる自分の部屋を「庭」だと思い込んでいた】こと
【ガンマ(すなわちセンリも)とトオルが 血の繋がらない家族】だということがわかり
いまいちよくわからなかった部分が なんとなく納得できる形になりました
だって 玉砂利が敷き詰められている舞台の真ん中にベッドがあって
役者がすごく歩きづらそうな上に じゃりじゃり耳障りだったんですよー
基本的に 観客に意味まで考えさせる 放置プレイ演出がキライなので
ヘタしたら もぅyhsは観に行かないところでした(笑)
認知症の家族についての考え方は どっちの意見もわかるので ここではノーコメントですが
ひとつ「?」と思ったのが センリの貯金を施設入所のために使ったことを トオルが責める部分
これって そんなに責められなきゃいけないことなんでしょうか?
まぁ 大学教授のくせに200万の蓄えもなく 施設の選定も かなり問題ですが
ガンマは一人息子で 他に相続がらみで了承を取らなきゃいけない親族もいなそうだし
わたし的には この状況では使うのが当たり前なんじゃないかと思うんで
それを 仕事もしてない未婚で妊娠中の娘が 自分を棚に上げて声を荒げるとか わけがわからんです
なんか この公演 わたしにとってはお芝居(創作された物語)というよりも
【ちょっと不運が重なった家族のドキュメンタリー】という感じなので
いつものような 観劇の感想が出てこないんですよね~
センリ役をやった福地さん
失礼ながら こんな演技ができる方だったんですね
なにしろ 最初がドラえもんの着ぐるみだったんで ギャップが激しすぎます(;^_^A
他のプロデュース公演でも “にぎやかなおばちゃん”的捉えられ方だったので
これをきっかけに いろんな役柄でのお芝居も観てみたいです
投稿者 yaeko : 21:52 | コメント (0) | トラックバック
2011年09月04日
「INDEPENDENT:2nd Season Selection」
in→dependent theatre PRODUCE
コンカリーニョ 12:00 14:30開演
大阪発祥の一人芝居フェスティバルが 全国ツアー中ということで観てまいりました
といっても それぞれの本拠地を見ると 大阪か東京ばかりで かなり偏ってますけど・・・(^^;)
「101人ねえちゃん」
脚本・演出:早川康介 出演:大塚宣幸
100人の女とつきあってる適当オトコが 本命にめぐりあい
「全員と別れたらつきあってあげる」と言われたので 全員と別れるまでのお話
相手が100人いれば 100通りの別れ方があるだろうと
それなりに期待して見始めたんですが かなりすっ飛ばされてしまいましたねぇ
同じ人が何回も出てきたり 逆に同じ男性が出てきたりと おもしろいところもありましたが
AKBを持ち出したり(これもせめてちゃんと全員分わかるように名前を言ってほしかった)
ひとクラスばっさり切り落としたり いかにも大阪っぽい内容で
なんかコント(漫談?)をみてるみたいでした
「0141≒3088」
脚本・演出:イトウワカナ 出演:榮田佳子
妙齢の女性が なぜか男友達(?)の家を渡り歩きながら ひたすら食べまくるお話
しぐさや目の妖しいひかり方が ちょっと隙のあるオンナを感じさせて
見方によっては かなり色っぽい作品にも思えます
この女性が求めているものって なんだろう・・・と 近寄りがたいような
逆に 変な親近感を覚えるような ロングバージョンがあったらちょっと観てみたい人物でしたね
でも 解説では 30分の上演中に3088kcalを摂取すると書いてありましたけど
そんなに食べてるようには 見えなかったけどなぁ・・・
コンビニのナポリタン:大盛サイズかもしれないけど全部食べてないから 400~500kcal
コーヒー牛乳500mlパック:メーカー忘れちゃったけど 全部飲んだとしても 250~300kcal
ポテトチップ:どう見ても全部は食べてないなぁ 半分食べたとして 250kcal
ケンタッキーのチキン:カロリー分析サイトによると 237kcal
ご飯:どんぶり1杯分あったとして 470kcal
ショートケーキ:ちょっと大めにみて 400kcal
最初に食べてたガムは 除外するとして・・・ 他に何か食べてましたっけ?
とりあえず ここまで計算しても 2157kcalですから 全然足りてないですよ
食物学科出身者として “一度に女の人が舞台上で3000kcal?!”と かなりびっくりしただけに
わたしとしては 芝居とは別のところで 非常に裏切られた感のある1作でした(笑)
「スクラップ・ベイビィ!」
脚本・演出:坂本見花 出演:Sun!!
孤児のオズとアズは 学もないその日暮らしだけど 2人でいれば満ち足りた毎日
でも 知によって自らの出生の秘密に近づいていく・・・
札幌で上演された6作品の中では 一番演劇らしい1本だったと思います
即興芝居で稼ぐ まずしいふたりの孤児をメルヘン調に演じ分けているので
どんな展開になるのかと思ったら かなり現代的で シビアな秘密でした
演じていたSun!!さんを観ていて 思い出したのが高泉淳子さん
その昔 ポンキッキーズ開始時に“山田のぼるくん”として出演してた女優さんですが
この人も 舞台ではメルヘンでありつつ 非常にシビアな少年を演じていた記憶があります
どちらも 個人的な好みとは違う傾向の作品ですが リスペクトされてるとしたらおもしろいですね
「いまさらキスシーン」
脚本・演出:中屋敷法仁 出演:玉置玲央
勉強に部活に恋愛に 高校生活を満喫する気満々の女子高生
イケメン秀才の先輩にあこがれながら東大をめざし 陸上部のエースも狙う彼女の末路とは・・・
ちょっと甘酸っぱい予感を漂わせるタイトルとは裏腹に 登場したのは細マッチョな男性(・ ・;)
女子高生の制服に身を包み テンポよく彼女の猪突猛進な3年間を駆け抜けてくれました
かなり策略家なのかと思えば かなりおまぬけな女の子だったわけですが
昔のギャグ漫画の女子高生を 実写ひとり芝居バージョンにすると こんな感じかも(笑)
最後に暴力が出てくるところが男性チックですけど 総合的にみて今回の6本の中では一番好きです
「3」
脚本・演出:亀井健 出演:赤谷翔次郎
ある朝 自分の部屋で起きてみると 裸の女性が3人爆睡中
そんなオトコの混乱ぶりを描いた作品
6本中 もっともリアルにありそうな設定ではじまった1本ですが
一番 わけのわからない世界に入って行ってしまった作品でもあります
わたしの中では もっとも印象の薄いお芝居でした
「アフリカ産オスジロアゲハのメス」
脚本・演出:イトウワカナ 出演:今井香織
妹とお姉ちゃんとアフリカ産オスジロアゲハ
何の関係もないはずなんだけど なぜかシンクロしてるふたりと一匹の成長物語?
昔ながらの“若手のひとり芝居のイメージ”をそのまま表現したような作品なんですが
誰もがなんとなく納得しちゃう 小学生の同じような毎日を超ダイジェスト版で繰り返し
そこに 姉と幼虫 それぞれの毎日をリズミカルに織り込んでいく 不思議なテンポの舞台でした
昔のわたしだったら かなり観ているのがつらかったかもしれませんが
作品がとてもよくできていたのか 自分が成長したのか(笑) 興味深く観られました
脚本・演出のイトウさんは 6本中2本を担っていましたが どちらも個性的
こういった 全く違う話の書ける脚本家がいると 劇団の公演もおもしろいでしょうね~
6本の芝居を2ブロックに分け 2日間で3回ずつ上演するスタイル
チラシの上演方法の説明が とても分かりにくかったり
ドリンクや休憩時間の音楽が若者向けだったりと 少々残念なところもありましたが
面白い試みだと思うので 機会があったら また観に行きたいですね
それにしても 日曜のお昼から6本続けて観たら 1本30分程度なのにやたら疲れました・・・(;^_^A
投稿者 yaeko : 23:21 | コメント (0) | トラックバック
2011年09月01日
「すぅ~ちゃんのクッキー占い」
劇団3ペェ団札幌
作・演出:長流3平
出演:長谷川碧 荻田美春 忠海勇 柳瀬泰二 しちゅうやまもと 他
レッドベリースタジオ 20時開演
いつだったかの演劇祭で名前を目にした劇団でしたが
いつも チラシの絵がとてもかわいいので 気になっておりました
女子高生のすもも(すぅ~ちゃん)は 怖い夢を見るのがいやで 眠れない日々
心配した友達のすみれちゃんと共に 医者に行ってみるも そこは外科
紹介された場所は 夢研究をしているマスターがいる喫茶店
なんだかちょっと前向きになったすぅちゃんは
みんなと一緒に 夢の中で鬼退治をすることになったのですが・・・
いやぁ・・・ かわいらしいチラシの女の子に釣られ すっかりだまされましたね・・・
“夢の世界”という まとまりのない舞台を収拾するのに用意されたオチ自体は
悪くないと思うんですけど そこにたどり着くまでが あまりにもつらい(--;)
「夢だからわけがわからなくていいんだ」と 開き直られてしまったら終わりですが
それがわかるのがラストなわけですから その間ずっと日常と思っている側としては
ストーリーを楽しもうと真剣に観てるだけに 常時挟み込まれるドタバタ劇etc.が苦痛です
フォーチュンクッキー自体も しつこく出てくる割に 話自体にはほとんど関係なかったしなぁ・・・
ついでに言えば すべての場面転換に 全部のセットを出し入れする必要あるかなぁ
ただでさえ 主人公の性格をはじめ 全体にスローモーなストーリーなのに
さらに 待ってる時間がすごく長くて 間延びした印象になっちゃいました
すみれちゃんを演じた荻田さん
シアターZOOの演劇祭で 病気の妹を心配する 超マイペースな姉をやっていましたが
基本的に ちょっとずれた感じの役がはまる女優さんなんですね
わたしの頭の中の札幌俳優図鑑では yhsの福地さんの次にインプットされました
そういえば 開演前の前説で 熟年世代の男性が泉ピン子について語ってましたけど
劇団関係者じゃないみたいだし あれは いったいだれなんでしょう??
販売されていた 劇団手作りと思われる(あんまりおいしくなさそうな 笑)クッキーとともに
妙に印象に残った人物でした
投稿者 yaeko : 22:57 | コメント (0) | トラックバック
2011年08月26日
明日に向かって逃げろ!!〜山田わかの数奇な半生〜
劇団新劇場
作:澁谷健一
演出:山根義昭
出演:栗原聡美 星野晃之 齋藤誠治 他
やまびこ座 18:30開演
今回の劇団は 今年50周年を迎えるという老舗劇団
その記念公演第2弾は 実在した社会思想家 山田わかの半生を描いたものでした
神奈川の貧農に生まれたわかは 1897年 18歳の時にシアトルに連れてこられ
アラビアお八重という名前で 娼婦として働かされていたが
取材に来た新聞記者 立花に見初められ チャイニーズマフィアに追われつつもサンフランシスコに脱出
立花の裏切りをきっかけに 娼婦救済に熱心な教会に身を寄せ 通訳として働いたのち
1904年 社会学者山田嘉吉と結婚 社会学を学び
1937年には 公式にホワイトハウスを訪れるほどの社会思想家として活躍するまでになったのだった
劇団員他客演も含め 若手から超ベテラン級まで22人出演 2幕合計2時間半の作品でしたが
波乱に満ちたわかの人生と 周囲の人々の思いもくみ取って展開されていたので
山田わか自身を初めて知ったこともあり 長さは感じず 興味深く観られました
ただ 物語に盛り込む内容が多すぎて かなりテンポがスピーディーになり
各場面での余韻とか 感情をじっくりあらわすということができなかったのが残念
でも 俳優陣の年代的な問題か 劇団の持ち味なのか
非常に“水戸黄門チック”なテイストだったので(笑) これくらいがちょうどよかったのかな(;^_^A
生い立ちの不運から 娼婦として社会の底辺で生活していた女性が
その知性・才能から 社会的地位を獲得した男性に認められ 充実した未来を取り戻す・・・という
日本版プリティーウーマンといったドラマチックなストーリーですが
かなり 場面も変わり 時代も移り変わるので
できれば 歴史の偉人紹介TV番組か TVドラマでじっくり見たい内容でしたね~
あ あと 個人的に日常生活で自分と同じ名前の人があまりおらず
舞台で自分の名前が連呼されていることない慣れなくて ちょっと変な感じでした(笑)
劇団創立50周年というだけあって コアなファン(というか直接のお友達?)が多く
幕間の休憩時間や お客さんのお見送りの時など たち話をしてる人が多かったですね
そんな雰囲気のせいか 最後の劇団代表の舞台挨拶が めっちゃくちゃ長かったなぁ(--;)
たしかに「このまま劇団50年の公演すべての解説を始めるんじゃないだろうか」と 不安になりましたが
身内であるはずのスタッフの人が「長いよ~ みんな疲れてんだからやめてやれよ~」と
周囲を気にせず ぶつぶつ言ってたのが非常に印象的でした・・・(^^;)
投稿者 yaeko@MOBILE : 23:27 | コメント (0) | トラックバック
2011年08月19日
「マーブル2011 ハシビロコウのように」
劇団イナダ組
作・演出:イナダ
出演:福地美乃 上總真奈 森田亜樹 イトウワカナ 山崎亜莉紗 他
コンカリーニョ 19:30開演
札幌での観劇も 月に2~3本ペースで定着してまいりました
今回は 札幌ではかなり古株らしい劇団の公演です
あかねとめぐみは ルームシェアをして暮らすふたり姉妹
その自室で あかねが籠城を始めたとの知らせを聞き あかねの友人 佐恵子と薫がやってくるが
結婚を間近に控え 幸せなはずのあかねが引きこもる理由が 誰にもわからない
心配してるのか 遊びに来ているのか よくわからない佐恵子と薫に
めぐみと その友人の理沙も加わって 女たちの幸せ探しが始まる・・・
一応 公演チラシは「劇団イナダ組」として作られていたのですが
メインの女性5人のうち 4人が外部からの役者陣で 劇団の本公演というわけではない感じ
劇団の歴史が長く だいぶ前に名前を聞いたことがあったので 楽しみにしていたんですが
作品の内容も含めて 大変残念だった舞台でした(--;)
なにしろ 話の流れや登場人物の考え方が 妙に古臭いというか「何をいまさら?」というか
なんで このご時世に こんな昭和の昼メロのようなことをやってるんだ??と思ってみていたら
作品自体が再々演で なんと初演は1994年!
そりゃ~ いくら小道具にケータイを頻繁に出したり 同人誌やフィギュアネタを入れて
時代感をごまかそうとしても その当時の世の中の思想が元になってるわけですから
古臭い!と思ってしまうのは どうにもならないですよね~
「まじめで堅実な婚約者と 根無し草で気ままに生きるあこがれの人 どっちを選ぶべき?」
しかも 姉の婚約者に妹が横恋慕なんて
遠いバブル時代のトレンディドラマで 充分見飽きてるっちゅーの!!
すごい意外な展開とか結末の凝ったストーリーになるのかと 期待してたら完全肩すかしですよ
いっそのこと 設定を現代にするんじゃなく 戦後くらいにしたほうが新鮮だったんじゃないかなぁ
芝居も佳境 いい年した女が集まって激論しあう中 わたしが一番納得できたのは
引きこもり騒動に巻き込まれつつも 冷めた目で顛末を見ていた理沙でした
どうして この作品が再演されることになったのかは わかりませんが
これで この劇団を見切ってしまうのはどうかと思うので
機会があったら 新作でもう1作品 挑戦してみたいと思います
投稿者 yaeko : 22:29 | コメント (0) | トラックバック
2011年07月15日
「ベッジ・パードン」
企画・制作:シス・カンパニー
作・演出:三谷幸喜
出演:野村萬斎 深津絵里 大泉洋 浅野和之 浦井健治
世田谷パブリックシアター 19時開演
三谷さんの生誕50周年祭
新作舞台が目白押しの1年なのに 全く観ることができずにいましたが
運よく イレギュラーな帰省時期にヒットし 前日予約の当日券で観てくることができました♪
夏目漱石(金之助)は 日本で英語教師をしていた頃に2年間の英国留学を命じられるが
通じない英語 慣れない風習 あからさまな差別にプライドを傷つけられ
神経質な性格も相まって 英国暮らしに消極的な毎日を送っている
そんな中 同じようなコンプレックスを抱えた下宿の使用人アニー(ベッジ)と次第に親しくなるが
金之助には すでに日本に妻子がいた
同じ下宿に住む 英語は流暢だが かたくなに日本語は使わない商社マンの惣太郎
ベッジの弟で いつもマイペースなトラブルメーカーのグリムズビー
その他 下宿の主人夫婦を中心にした さまざまな立場のイギリス人たちとの出会い
夏目金之助は いかにして小説家 夏目漱石となっていったのだろうか・・・
観る前は 狂言師 萬斎さんが漱石っていうキャスティングに 単純にすごく納得していたのですが
意外にも 新作現代劇に出演するのは 初めてだったんですねぇ
蜷川作品での萬斎さんは観たことがないので わたしの中では狂言師もしくは陰陽師(^^;)の
自信満々なイメージが強かったですが 神経質で周りに翻弄される萬斎さんも素敵(笑)
そして ラストシーン 生前の漱石の写真にそっくりなアングルで幕となった時には
本当にそっくりに見えて 思わず 心の中で「おぉ~っ」と唸ってしまいました
アニー・ペリンというかわいらしい名前がありながら ベッジ・パードンというあだ名をつけれらてしまう
下町訛りのひどい使用人を演じた 深津さん
多くの映像作品で見聞きしていた 透明感のある声やたたずまいは一掃され
商店街の八百屋さんのようなつぶれたダミ声と大雑把な動き 徹底的に排除されたH発音の効果もあって
まったく違う女優さんを観ている気がしました ・・・でも やっぱりかわいいんだなぁ~
ちゃんと 金之助が惹かれてしまう魅力を残しているところがさすがです!
水曜どうでしょうのいじられ&俺様タレントから いつのまにかひっぱりだこの俳優になった大泉さん
NACS以外の舞台は初だったそうですが やはり舞台では生き生きしていましたね
今回の舞台では 登場人物中で唯一あて書きをされているのがはっきりわかる役柄で まさに本領発揮
お調子者で笑いを取りつつも 金之助とは違う苦しみを抱えた男を好演していました
三谷さんによると 大泉さんは 西田敏行・西村雅彦と同系統の俳優らしいので
これからも いろんな活躍をしてくれるであろうと 大いに期待しておきます
今回 11役もの“その他大勢”を演じた浅野さん
男女問わず しまいには犬まで演じてしまう芸達者振りで 大いに楽しませていただきました
でも 単に“笑わせるためだけの配役”なのではなく 「英国人がみんな同じ顔に見える」ことと
金之助の精神が この国で病んでいってることがリンクしていて
その時は 狙い通りに笑いがおこっていましたが 『あぁ・・・ うまいなぁ・・・さすがだなぁ~』と
三谷さんのエピソードの作り方の細かさに 改めて感服したのでありました
前知識がまったくなかった浦井さん
ミュージカル出身なんですねぇ~ 北海道に来てから遠のいてるから全然知らなかった・・・
他の出演者が 個性も役柄もはっきりした濃い面々だったので どうしても存在感が薄いですね
金之助とベッジを決定的に引き裂く理由のひとつを作った 重要な人物なのですが
可もなく不可もなく・・・ といったところ
主要人物になると ソロやデュエットで目立てるミュージカルとは違い
少人数で勝負する今作のような舞台では 相手にすべて持って行かれてしまうことがよくわかりました
初日から半分以上を過ぎ 千秋楽まであと半月というタイミングでの観劇だったので
もう 完成されたものを観る感覚だったのですが この日は思わぬハプニングが連続!
1幕では ケイトを演じていた浅野さんのカツラが 金之助を襲う場面で2回も吹っ飛び(;^_^A
2幕では 気象庁発表だと震度4の地震が発生(・ ・;)
まったく違った意味で 2度も役者さんたちが舞台上で固まってしまうという(笑)
めったにない公演を観ることになってしまいました まさに舞台はナマモノです
休憩をはさんで3時間ちょっと ずっと立ち見という過酷な観劇でしたが
長さを全く感じさせないおもしろいお芝居を しっかり堪能できて満足です♪
ちなみに 次回の三谷さんの作品は 年末のパルコ劇場
なんと 伝説のあのふたり芝居のコンビが帰ってくるそうです!
これは 年末帰省に合わせて がんばってチケットゲットしなきゃですね!!
投稿者 yaeko : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2011年07月10日
「したいこと。」
セブンスロバ
作・演出:小林琴枝
出演:永田雅美 橋本久美子 荻田美春 勝見詞穂 斉藤玲史 濱道俊介 他
シアターZOO 17:30開演
最後に観たのは ワークショップで知り合った仲間で結成
1年1公演という頻度で公演を行っている セブンスロバ
あっちゃんは 入院食では満足できないと 病室で焼肉をしようと企む程度のいたずら好き
そこに 長年音信不通だった姉が現れ 彼女はあっちゃんを迎えに来たという死神と対面する
妹のわだかまりを無視した 超マイペースぶりを発揮する姉
自分の余命を知ってか知らずか 姉から逃げ回る妹と とぼけた死神
回り道しつつも 仲良しだった姉妹に訪れた ふたりのための数時間
あっちゃん(とはいっても完全にオトナ設定)が いたずら好きという設定で
ほぼ ストーリーの基本を支えている部分は わかってしまうのですが
離れていても 表現方法は特殊でも(^^;)
姉は姉なりに 妹は妹なりに お互いを大切に思っていたんだよというのが
“病院を舞台にしたハートウォーミングなお話”らしくて よろしいのではないでしょうか
回想シーンで 姉も妹と同じ病気を患っていたということがわかるので
2人のつながりが強調されますしね
1時間ちょっとの短いお話なので ドタバタしてた割にあっさりとした後味なのですが
思い起こすと 展開する中に小技が散らしてあったことに気付くので
実は(?笑) なかなかの良作だったのかなと思いました
投稿者 yaeko : 23:39 | コメント (0) | トラックバック
「いつか、ひとやすみ。」
エンプロ
作・演出:遠藤雷太
出演:長麻美 阿部祐子 後藤貴子 長原桂 小松悟 三島祐樹 塚本雄介 梅津学 楽太郎 他
シアターZOO 15時開演
2本目は 10年目にして やっと第10回公演のエンプロ
シチュエーションコメディを得意とする劇団とのことで 楽しみにしていました
・・・それにしても 1日4本やる演劇フェスで
公演の合間が75分以上あくのは もうちょっとなんとかならなかったんですかね~(--;)
同じ病室に入院中の皐月と可奈
皐月は この病院の看護師 久米の妻 可奈は この病院の医師 石上の元妻
別の病室に入院中の八百屋と誠人
八百屋の常連の誠人と皐月は 八百屋からもらったホタテに【仲良く】あたって入院
彼らの病室担当の看護師 片岡は 久米LOVE
誠人を遠くから見る謎の女性と 病院を調べまわる怪しい男が入り乱れて大混乱!
いやぁ~ 札幌でも こういった“勘違いが勘違いを生んで大笑い”という
シチュエーションコメディを作ってくれる作家さんがいたんですねぇ~♪ これは面白かった(^^)
場面転換のできない病室のセットを 左右で分けて 違和感なく見せる手法で
この手の喜劇に欠かせない スピーディーさ 緊張感を持続
出演者がいっぱいいっぱいになればなるほど 観客はめっちゃ楽しいという法則を
忠実に魅せてくれた 80分1本勝負の舞台でした
作演出の遠藤さんによると レイ・クーニーの「ラン フォー ユア ワイフ」を参考にしたとか
なるほど~ 確かに不倫騒動というストーリー的にも リスペクトされてる感じがします
9人の登場人物が それぞれ何か勘違いしている状態から 一気に解決するラスト
そこから 一転 終わりを感じさせる誠人と亜子 修復できそうな皐月と久米
対照的なしんみりシーンも なかなかよかったと思います
基本的に シチュエーションコメディって
“感動”とか“何かを感じ取る”という ゲイジュツ的な側面はあまりないけれど
観ている間 脚本と役者の力量を純粋に楽しめて 楽しい気分で劇場を後にできる
わたしにとっては 観劇の原点みたいなもの
もっともっと たくさんのお話が楽しめるようになったらいいなぁ・・・ と夢見ております
投稿者 yaeko : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
「緑に息吹 眼に鱗」
劇団アトリエ
シアターZOO演劇祭「ZOO11」参加作品
作・演出・出演:小佐部明広
出演:柴田知佳 小池瑠莉 小佐部明広 小山佳祐 伊達昌俊 有田哲 江崎未来 他
シアターZOO 12:30開演
本日は シアターZOO演劇祭上演作品3本立て
1本が 70~80分くらいの短編で また好みの劇団を探す作戦です(^^;)
今年のZOO演劇祭のお題は「病院」
固定の病室のセットを舞台に 各劇団の特色がわかりやすい仕組みになっていました
本日1本目は なんと今年1月に結成したばかりの学生劇団で 今回が第2回公演
普段だったら 観に行く対象にはならないのですが
作演出の小佐部氏が 学生演劇祭で新人賞を受賞し
参考にチェックした他のブログでも絶賛されていたので 期待を込めて観てみました
OLの真理恵とかおるは入院中
美術部出身の真理恵は 今の仕事にも 自分のいいかげんな恋人にも不満がいっぱい
明日手術予定のかおるは 芸人志望の婚約者との結婚を前に 専業主婦になる気満々
彼女たちを訪れる 見舞客や彼氏や元彼たちとの 数時間のお話
うーーーん とりあえず 演劇的事件に乏しいストーリー展開な上に
かなり無理のある設定というか 人物造形が気になって お世辞にも面白いとは言えないなぁ(--;)
まず かおるが誰にも知られてない極貧芸人(真理恵の財布を盗もうとするエピソード有)と結婚するのに
しかも 自分自身に借金まであって 弁護士に相談してるのに
「彼に甘えたい」と言って 仕事をやめようとしてるところが 考えられない
なにもわかってない学生ならいざしらず OLを数年やった人物という設定ではありえないなぁ
百歩譲って「彼を支えたい」っていうんだったら まだ理解できなくもないけど・・・
真理恵も 彼氏の前でカッコつけたいだけなのか 何か優しいことを言ってほしいのか
唐突に悩み相談を持ちかけるけど あーゆーだめんずにひっかかるのは
どっちかというと かおるみたいな 優しすぎるか自分がないか天然・優柔な感じの女の子だと思う
最後に弁護士品川の指輪が見つかるところも 前振りがないからご都合主義全開
真理恵と再会した時に「痩せて指まで細くなった」くらいの伏線くらい入れとけばいいのに・・・
そもそも 2人で病室を出て行って近況報告したなら 既婚者だってことくらい話すだろー
あの状況で 既婚者だといわれて あんなにしみじみできる女の子がいたら 会ってみたいわ
2人のOLを軸に人物が登場してくるので てっきりこの2人が基本(まとも)な人と思ってしまって
わたしの嫌いな“どうしようもない人たちの日常のヒトコマを描いただけの話”ということに
なかなか気づかなかったわたしがいけないのか 作者の経験不足なのかはわかりませんが
とりあえず 次回公演を観に行くことはないだろうな~
投稿者 yaeko : 23:28 | コメント (0) | トラックバック
2011年07月01日
「ヘリクツイレブン」
yhs
脚本・演出・出演:南参
出演:能登英輔・櫻井保英・イシハラノリアキ・氏次啓・渡邉ヨシヒロ・城島イケル・深浦佑太 他
演劇専用小劇場 BLOCH 20時開演
初見はSSCの短編で気をひかれ 2回目は新人公演でがっかりしたyhs
3度目の正直ということで 本公演を観に行ってみました
休日の教室で 早朝から集まった役場の面々が サッカー親善試合の作戦会議
ところが 配られたプリントに書かれていたのは“いかにして負けるか”のシナリオ
みんながそれで納得していることに納得できないのは サッカー青年の新人職員
「勝ちにいかない試合なら出ません!」
人数は11人ギリギリ キックオフは目前 さあどうなる?!
親善試合とはいうものの その正体は接待試合
お役所が 町一番の大企業の顔色を伺うというのも変ですけど(普通逆じゃないですか?)
町長再選のため等々・・・という裏があることが だんだんわかってきて
職員たちが 「恒例だし しょーがないじゃん」という空気になるのは
非常に納得できる理由づけだと思います
それでも サッカーを愛する新人君は「わざと負ける試合なんかしたくない」とかたくなに拒むので
寄せ集めメンバーたちが なんとか彼を懐柔しようと がんばるさまが
おかしかったり なさけなくて苦笑しちゃったり・・・ というコメディ仕立ての作品でした
そんな中にも 過去を引きずるメンバーの葛藤やら
病欠メンバーの代役に飛び込んできた ワケアリお父さんの気持ちなんかも見え隠れして
ちょっと長いかな~と思わなくもないですが 面白くみられましたね
ちょっと残念というか 消化不良だったのが 女子メンバーの性格づけ
登場人物が多かったというのもあるんですが 最後まで優柔不断だった一人はともかく
清水 改め 八重樫(笑)の存在意義が ぐちぐちと引っ張ってた割に拍子抜け
前の公演でも 今回お局さん役の福地さんの位置づけは 必要性もあってよかったんですが
他の女優さんは 一人が優柔不断 一人は不思議ちゃんという型に はまってしまってる模様
よほど看板の役者じゃない限り 前回と同じ人のように見えるというのは 残念な気がします
それにしても タイトルに“ヘリクツ”とあるので
みんなが 本当の意味での屁理屈を言い合うのかと思っていましたが
特に 屁理屈を言ってるようには思えなかったなぁ・・・
むしろ 全員が自分にとっての正論を言いあっているから 解決できないだけなんじゃないかと。
それゆえに 納得したり 自分に正直に行動したりできたから
結果 すっきりとしたラストになったんじゃないかと思うわけです
きっと 来年以降の親善試合は 本当に親睦を深められる いいサッカーになると思いますよ!
投稿者 yaeko : 23:18 | コメント (0) | トラックバック
2011年06月04日
札幌ふたり芝居フェス「Pair Play Parade」
主催:演劇専用小劇場BLOCH
企画・製作:リリカル バレット
BLOCH 14時開演
なかなか機会のないふたり芝居を 5劇団集まってやってみようという
企画ものの公演を観てまいりました
昨日今日と 期せずして ふたり芝居まつり状態となったしだいです
昨日の大阪陣に対する 札幌陣営の健闘やいかに?
PLANETES.「CROSS ~悠愁の叢雨~」
脚本:丹治誉喬
演出:PLANETES.
出演:下出和也 構香織
突然の雨の中 とある田舎のバス停にたどり着いた1人の男
青春の思い出を抱いてバスを待つ彼の心の中は・・・
1本目から 出鼻をくじかれた感じの作品
ほとんどが 男の独白で語られ 相手は回想のシーンのみ登場
これって ふたり芝居って言っていいんでしょうか・・・?
ほわわーんとしていて なんの“力”も感じられませんでした
COLORE「あるあめ.」
脚本・演出:太田真介
出演:森高麻由 国門綾花
雨の日 ふたりの女の子が ドッペルゲンガーの話をしていたら
もうひとりのわたしに襲われる・・・っ!?という話
どうして 登場人物がふたりしかいないのに そのうちのひとりにわかりにくい言動をさせるのでしょう
単なる都市伝説的怪談を10分程度で再現してみせただけで なんのひねりも工夫もなし
ふたり芝居というよりも そのまんまオカルト番組の再現フィルムとしか思えませんでした
PaingSoe「試練まで、4,000,000,000km」
脚本・演出:山田マサル
出演:ツルオカ 藤谷真由美
これは あらすじさえも書くことができないほど まったく意味不明だった1本
23分前の過去とか未来とか やたらと連呼してましたが 何がしたかったんでしょうねぇ
途中から つきあってられず 目を閉じて仮眠を取ろうと思ったくらいでした
あまりにわからない動きやセリフに 笑いが起きてましたけど
普段の公演でも キャラに特徴がある役者だったんでしょうか・・・?
星くずロンリネス「スーパードライビングスクール -激録!ワタシの500m逃走-」
脚本・演出:上田龍成
出演:柏民レジヲ 飛世早哉香
なぜか 免許を取らせたくない教官と 免許取得にあこがれる大学生のやりとり
教習車は 大型スーパーの店内用カートなんだけど・・・?
最後になって 「あぁ“とる”違いを言いたかったの?」と 工夫は感じられましたけど
それは 単なるオチであって やっぱり20分くらいを要したコントにしか思えないなぁ
SSCの時も ハチャメチャコメディをやってた劇団でしたが
中盤の大半を占めた言葉遊び部分は まぎれもなく芝居ではなくコントです
リリカル・バレット「Q.E.D.」
脚本・演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎 隅田健太郎
弟を拳銃自殺で失った刑事と 自分はだれよりも優れているとうぬぼれている刑事
弟の自殺は 兄による殺人ではないかと疑う うぬぼれ刑事と兄刑事の攻防戦
5本の中では 唯一 ふたり芝居と言ってよさそうなお話でしたが
なんか どこかで見たような ありふれた結末で終了
谷口氏脚本のものを観たのは3本目ですが なんかすごーくかたよってて残念です
プロデュースとか 効果的な演出とかには力を感じるのですが
(とは言っても わたしにはキャラメルボックス風にしか見えないんですけどね 笑)
ぜひ 脚本にも 力を入れてほしいなぁ・・・と切望します
というわけで ふたり芝居まつりは 大阪陣の圧勝!
とにかく 先に観た「男亡者の・・・」が しっかりしたモノだっただけに
札幌陣営は ひと劇団20分程度という制約があったとはいえ
5劇団もあって まったく収穫がないというか
ふたり芝居を観たとは思えない低レベルさに愕然としました
そもそも 北海道の劇団の人たちって ちゃんとしたふたり芝居自体を観たことがないんじゃないかなぁ
北海道の小劇場界は最近がんばってて 観劇文化も定着しつつある・・・
なんて言われてるみたいですが
まだまだ ほんのひとつまみの突出した力のある劇団が存在しただけなんだな~という感想です
とりあえず 北海道だけにとどまらず 全国のおもしろい戯曲をどんどん観に行って
いろんなものを吸収して もっとおもしろい作品作りに励んでいただきたいと思います
投稿者 yaeko : 22:16 | コメント (0) | トラックバック
2011年06月03日
「男亡者の泣きぬるところ」
シアターZ00提携公演 Re:Z
脚本:ごまのはえ(ニットキャップシアター)
演出:山浦徹(化石オートバイ)
出演:赤星マサノリ(sunday) 坂口修一
シアターZOO 19:30開演
だんなさんが 函館出張ということで 気になっていた公演を観に行きました
(あ、ちなみにだんなさん 職場の配置転換で 今後月1回函館に行くことになったそうです(^^;))
今日の舞台は ふたり芝居
めずらしく 大阪でそれぞれ活動している人たちが 単発で企画したふたり芝居を
札幌で 3日間上演することになったものだそうです
見知らぬ男2人が乗りあわせた とあるビルのエレベーターが突然停止
時間つぶしに会話を始めた2人の間に 次第に見つかる
不思議な“共通点”と “人生の明暗の移動”
ここから出るとき 運を味方につけるのは どちら・・・?
ここ2年 札幌で何本か芝居を観ましたが 大阪からの出張公演だけあって
北海道の劇団にはないであろう 充実した雰囲気が味わえました♪
要するに 「おもしろかった!」ということなんですが(笑)
前半の 名前(おさむ)・年齢(28歳)・学校の一致くらいまでの よくある話から
出生・金魚すくい・女性の好み・結婚・妻の出産まで 話が広がるとは思わなかった
すべてにおいて関係しあい
そして その明暗が 彼らのあずかり知らぬところで相反するものになっていた
そんな彼らが すべてを知ってしまった今 今後のことが非常に気になります
子どもはこっちの彼の子供だったけど 金魚はそっちの彼のお腹の中ですしね(;^_^A
・・・と いろいろ深く考えようとすれば 思うこともあるだろうストーリーなのですが
基本は 男ふたりのガチンコ ワンシチュエーションコメディ
(多少 時代が行き来して 場所の設定が変わりますけど)
途中 意味の分からないプロレスごっこなんかも出てきて 眉間にしわが寄りましたけど
運命の皮肉を 客観的に笑って 楽しんで 後には何も残らない
そんな 充実した75分を過ごせる良作でした
やっぱり ふたり芝居では 普通の観劇以上に 濃密な時間を過ごしたいものです
(翌日観た 札幌の劇団のふたり芝居への皮肉?笑)
ちなみに 本編は短めでしたが アフタートークもあり これも結構楽しめました
初めて公演した札幌で たくさんしゃべりたいんだなーってのが伝わってきましたよ
初日の口コミしてね料金(500円オフ)もうれしく また来てほしいふたりでした
投稿者 yaeko : 22:59 | コメント (0) | トラックバック
2011年05月22日
「ZAPPING」
CAPSULE
脚本・演出・出演:武田美穂
出演:寺元彩乃 川原南風 鈴木祥子 下家弘
演劇専用小劇場BLOCH 14時開演

だんなさんが 朝からサッカーに行くというので 2ヶ月ぶりに観劇することにしました♪
2月のSAPPORO SHOW-CASE(札幌短編演劇祭)に出演していて
通常公演でも 短編オムニバス形式のコメディを上演しているという劇団 CAPSULE
その 第10回公演に突撃です
SSCの時は 20分程度の持ち時間を使って 1本の短編を上演していたので
本公演でも そのくらいのを4~5本やる感じなのかな~と思っていたら
予想に反して パンフに載っていたのは 12本のタイトル
短いのは ほんの数分 長くても10分程度だったと思います
それを 5人という少ない役者陣で演じるので
タイトルごとの衣装替え 小物の配置転換などの時間を映像でつなぎながら
1時間40分ほどの上演時間を 一気に突っ走ったという感じですね
そんなスタイルだっただけに スピーディーで あまり無駄もなく
今の話があまり好きでなくても 次のはおもしろいと思ったり
見やすく とっつきやすいといえばそうなのですが
基本的に 2時間程度の芝居に ぐっと集中することが多かった人間には
ぷつぷつと集中力がとぎれてしまうので 最後の1.2本は「まだあるのね」と感じてしまい残念でした
あとは 女性4人に男性1人という構成なので
どうしても 男性の方がよさそうな役を女性がやる違和感や バランスの悪さが気になったかなぁ
今回の12本の中では 6本目の“段々と優勝します”が なんか印象に残ってて好き
タイトルと内容が ほんとにぴったりで 思い出しやすいってこともありますけど(^^;)
幸運なできごとのはずが 微妙に不運で 拒絶しにくさによるあきらめが笑いを誘いました
10周年を迎えた劇団の週末公演ということで お客さんは9割5分くらいの入り
(下北の駅前劇場の狭い方くらいのキャパだったかな・・・)
10回公演ということで いつもと変わらない中でも なんとなく初心回帰?という雰囲気を感じたので
チャンスがあれば 次回公演も観てみたいところですけど
年に1回しかやらないみたいなので 札幌にいる間は 気にしておきたいと思います(笑)
タイトル一覧
1.ちがうよ 2.つかない 3.急だね 4.おめでとう 5.なかったりなくなったり
6.段々と優勝します 7.練習したんだろうね 8.よかれと思って 9.お静かに
10.なんか面倒 11.話聞いてあげて 12.いろいろちいさい
投稿者 yaeko@MOBILE : 22:36 | コメント (0) | トラックバック
2011年03月12日
「ムダの時間」
yhs
構成・演出:南参
出演:曽我夕子 櫻井保英 隅田健太郎 岡今日子 イシハラノリアキ 福地美乃
レッドベリースタジオ 14時開演
観劇に行くか否か 非常に迷いましたが
近かったことと 予約してしまっていたこと 買出しに外出する必要があったこと
だんなさんが仕事だったこと 札幌はほとんど余震もないことから 観に行きました
とある会社の休憩室で 社長に呼び出された社員たちが暇つぶし中
やがて現れた社長は 彼らから財布をだましとった怪しい女性を雇用するから
誰かひとり 辞めてもらう人を選出するよう言い残して去ってしまう
彼らは 自分の過去まで告白しつつ話し合いをするが・・・
この劇団に興味を持ったのは 先月観たSSC(札幌短編演劇祭)で
一番 本公演を観てみたいと思う内容だったからなんですが
実は 今回は1時間ちょっとの新人公演(--;)チラシニカイトイテクレヨ
しかも いつもの劇団のカラーにはないらしい ナンセンス物をやらせようということだったらしく
ストーリーも エピソードをつないだ感じのもので 1時間でも長く感じられましたね~
それでも 「今日公演するのかな」と直前に見たサイトで
【こんなときだから笑ってほしい】的なことが書かれてたんで
ちょっと期待したんですが 苦笑するのがせいぜいと言ったところ
内輪ウケで笑えるところと 観客が笑えるものは違いますしね
期待してただけに アンケートも出さずに帰ってきてしまいました(;^_^A
特に 気になる役者もいなかったなぁ・・・
まぁ おそらく出演者観客ともに どこか重い空気を背負っていたはずなので
その影響も大きかったんだと思います
(ちなみに 小さなスタジオでしたがお客さんは わたし含め10人ちょっと)
次回こそ 本公演で実力のほどを確かめてみたいと思います
投稿者 yaeko : 23:08 | コメント (0) | トラックバック
2011年03月09日
「西線11条のアリア」
TPS
作・演出・音楽:斎藤歩
出演:木村洋次 岡本朋謙 佐藤健一 鎌内聡 宮田圭子 林千賀子 高子未来 他
シアターZOO 19時開演
何度かの演劇フェスを経て 観てみたい劇団を発見しつつある今日この頃
10周年を迎える劇団が 3作品で1ヶ月のロングラン公演をするというので
参考にしているブログ“演劇病(シアターホリック)”でオススメされていた公演を観に行ってみました
雪の降り続く真冬の札幌にやってきた 東京の出張サラリーマン
すすきのに向かうため 路面電車の停留所[西線11条]で電車を待っていると
次々に【何か】を待つ人たちがやってきて ついには炊飯器でご飯を炊き始めてしまう
極寒の夜空の下 炊きあがるご飯に歓喜するこの人たちは いったい・・・・?
再々演となる演目のようで いくつかのブログ等で高評価を得ていたため
かなり期待してしまったせいか ちょっと肩透かしというか あっけない印象
ストーリー自体のおもしろさとか どんでん返しタイプの意外性を期待するわたしとしては
中盤に “集ってくる人たち”の状況がわかって以降
そのまま 終息に向かうだけの展開は 物足りなかったですねぇ
まぁ ヘタに話を広げ過ぎて時間だけ過ぎていくより 90分でいさぎよく終わったのはいいと思いますが。
実際の市電の停留所を登場させて 音も現地で収録し
11条からすすきのへの遠まわり加減とかも盛り込むなど リアリティーがあり
現地で暮らしていると くすっと笑えるところはあるんですけど 細かいところに不満が残ります
特に 千葉出身のわたしとしては 東京からのサラリーマンに違和感いっぱい
そして 最後に嘘がばれてしまった女性は なんであんなにしゃべるくせに無表情なんだろう
序盤でサラリーマンと絡んでる時に もっとそれらしい態度で話をそらそうとしていれば
オチにすごく納得できて おもしろかったのに(笑)
それと この劇団は 楽器を演奏したり 歌ったりするのが定番のようなんですが
そのわりに お世辞にもあまり上手とは言えないような気がいたします
演目が「G線上のアリア」をイメージしているから 劇中はよいかと思いますが
カーテンコールでも演奏&歌ったのには 歌詞の内容的にも ちょっと引いちゃいました・・・
それでも 最後の晩餐シーンを見て 「生きることはおいしく食べることだよね」と しみじみ共感
どう見ても 7合炊いていたとは思えませんが ちゃんと同時進行で炊きあげて
実際に 舞台上で完食する彼らの姿に ちょっとほっとしました
公演の協賛にホクレンがあったのもうなずける 白いご飯が印象的な1本でした(笑)
投稿者 yaeko : 23:37 | コメント (0) | トラックバック
2011年02月06日
SSC
SAPPORO SHOW-CASE(SSC:札幌短編演劇祭)に行ってきました
で SSCというのはなんぞや ということでサイトから抜粋させていただくと・・・
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SSCというのは、札幌の劇団・ユニットによる、短編劇の見本市です。
2010年8月に札幌で行われた「教文短編演劇祭2010」が、作品のレベルの高さ、入場料金の安さ、観客投票によりチャンピオンを決める参加制などによって、非常に盛り上がったのをきっかけに「勝ち負けを決めるのではなく、札幌の劇団中心の見本市イベントやろう」ということで企画されました。
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ということで “札幌の劇団はどんな活動をしてるのか いまいちわからん”と思ってる
わたしのニーズにぴったりだったので 出撃してみたわけです
システムとしては 1団体の持ち時間が 場面転換込みで20分
ジャンルごとに3団体が1公演としてまとめられ 1公演が500円というお手軽さ
今回は 「エンタメ」「ユニーク」「女流作家」「コメディ」「セレクション」という
5つのジャンルに分けられていたので とっつきやすそうな
「コメディ」「エンタメ」の2公演を選んで 観てまいりました
SSC コメディver. 15時開演
「パンスファ ~大石さん家が大騒ぎ~」 星くずロンリネス
演出:熊谷嶺 脚本:上田龍成
出演:星ひろみ 柏民レジヲ 寺地ユイ 野原アツシ 熊谷嶺 平田渓一 宮崎勇弥 他
不登校・万引き・近親相姦・不貞の子疑惑・でき婚・不倫・不治の病
4男3女の大家族に発生する さまざまな問題の決着点は?
なぜか 生まれつきパンストをかぶった一家の騒動を 超駆け足で総ざらい
ばかばかしいし オチも見えちゃうし このスタンスで通常公演だったら辛いかもしれないけど
20分ゆえに 意外とちゃんと観られる1本になってました
「クイズ」 CAPSULE
脚本・演出:武田美穂
出演:武田美穂 寺元彩乃 川原南風 鈴木祥子 下家弘
簡単なクイズ番組にツッコミを入れた瞬間 自宅がクイズ番組中継のスタジオに?!
変な問題に 予想がつかない正解 破格の賞金 不気味な司会者 これはいったい何?
通常公演も 短編オムニバス形式のコメディを上演しているという劇団
今作は 旗揚げ公演時のものを改訂したそうです
荒唐無稽な展開は ラストのひと言のため
ありがちなオチではあるものの いっしょに‘ニヤリ’として暗転 このタイミングがよかったかな
「やめた。」 yhs
脚本・演出:南参
出演:福地美乃 岡今日子 櫻井保英 隅田健太郎 曽我夕子
バイト君の突然の「辞めます宣言」に慌てふためく店長 ストーカー同僚に困り果てるバイトちゃん
不思議バイトちゃんの下着紛失騒動までおこって ブチ切れた店長に突き付けられた真実とは?
今回観た中では 一番話が練られていて 終盤までオチもわからず
最後になって“そうきたかぁ~(笑)” と楽しめた1本
薄々 “店長に何かありそうな気がするなぁ”とは思いましたが そこまでとは(笑)
この劇団は 本公演があったら ぜひ観てみたいですね
エンタメver. 16:30開演
「父よ、さらば。」 劇団怪獣無法地帯+3ペェ団札幌
脚本・演出:渡邉ヨシヒロ
出演:濱道俊介 三宅亜矢 塚本雄介 伊藤しょうこ 長流3平
父の通夜が終わり しみじみと息子夫婦が語っていると 音信不通だった次男が突然帰郷
さらに 父の妻と子供だと名乗る親子連れが現れて混乱する中 明らかになる隠された過去とは?
いや~ 特定の役者の個性に頼るふしがあり エンタメというよりは
かなり ナンセンス系なんじゃないかと思いますが 勢いは買います
ドリフの「もしもシリーズ(だめだこりゃ で終わるやつ)」が好きな方向けです
ふたつの劇団によるユニットみたいなので それぞれの味がわからず残念
「Man-Hole!」 リリカル・バレット
脚本・演出:谷口健太郎
出演:谷口健太郎 村上義典 平田渓一
マンホールに閉じ込められた3人の男 それぞれ生活に行き詰まりを感じるこの頃
どうせ逃げ出したい人生なら このまま見つからなくても・・・
昨年11月のさっぽろアートステージ2010に参加していた Plasmaniaの代表によるソロプロジェクト
なかなか面白い劇団だったので ソロもちょっと期待していたのですが
過去 ライブハウスでやった公演中の1作をそのまま上演ということで 内容はいまひとつ
芝居・演劇というよりは パフォーマンスって感じで 話がストレートすぎ なんのひねりもなかった
そして今回も 「ホントにキャラメルボックスを連想させる作りだな~」と思いましたね~
(次回予告がキャラメル的SF感たっぷりで ひそかに笑ってしまいました)
「本当の戦いはここからだ ~trailer~」 ハムプロジェクト
脚本・演出:すがの公
出演:天野さおり 小川しおり 大澤恵衣 すがの公 立川佳吾 楢山美樹 能登英輔 古崎瑛美 他
姉に婚約者を横取りされた妹 姉を追い 絶望し 宗教にのめりこみ 発作的に自殺未遂を起こす
あー 役者が叫び 走り回り 全然意味のわからないことをやってるー
ということで 一番嫌いな作りの舞台に当たってしまいました(--;)
こーゆーのは エンタメ枠じゃなく ユニーク枠でやってくれるものだと思ってたのに・・・
しかも 次回新人公演の予告編ダイジェストらしいので 絶対この劇団を観に行くことはないな
6団体の作品を観て 当たり前ながら 20分という同じ長さの時間をどう使うか
作品を作るきっかけ そこにこめられた意味について等々
本当に 特色が出るものなんだと思いましたねぇ~
エンタメ枠終了後 各団体の主宰を中心としたトークショーがあったんですが
ウソかホントか 抽象的な舞台が主流らしい劇団の作家が
「何も考えてない」と言い放った時には すごい腹立ちましたけど(--#)
会場も 階段に座布団をひいて座る人が出るほど満員御礼
続けて観る人が 公演ごとに外に出なくていいように配慮されたり
長時間ゆえ 場内でビールをはじめとした飲食物 DVD等を販売したり
次の観劇につながる収穫は少ないながらも 結果的に 観に行ってよかったと思えたイベントでした
投稿者 yaeko@MOBILE : 21:45 | コメント (0) | トラックバック
2010年11月11日
「W!」
Plasmania(プラズマニア) 第11回公演
脚本・演出・出演:谷口健太郎
出演:喜井萌希 妹尾元気 森高真由 チヤゲンタ 古田梨恵 高久絢斗 他
生活支援型文化施設コンカリーニョ 20:00開演
札幌小劇場突撃月間 2本目に挑戦です
これも さっぽろアートステージ2010参加公演
そして この回も公開ゲネプロで1,500円でした(;^_^A
“見えないんじゃない、見ようとしてないだけなんだ”
人里離れた山中にある「八角館」に集められた 探偵 刑事 推理小説家 心理学者たち
彼らは 3年ぶりに 1億円の懸賞金付きで 館に隠された幻の絵画を探すことになる
しかし 次々と殺人事件が発生
その真相と 3年前に人知れず行われていた犯行とは?
木曜日の夜8時からの公演でしたが お客さんの入りはまずまずで
(ゲネプロ日用座席数は たぶん下北の駅前劇場くらい)
ほとんどの人が 劇団発行のチケットを持っていたところを見ると
かなり固定客の付いている劇団の様子
わたしが 入場時にローソンチケットを出したところ「よかったら・・・」と
劇団チケットと交換してくれて なかなか好印象のスタートでした
小さな舞台を目いっぱい使って 2階建て8角形の建物を 観客にイメージさせ
次々に起こる殺人事件の合間に 3年前のできごとや 探偵 香月の記憶を挟み込み
大音量の音楽とスピーディーな展開で 2時間があっという間に過ぎて行きました
ストーリーの詰めというか 真相解明が遅くなった原因とか
3年前の事件を引き金として 犯行に及んだ犯人に対しての
「君の気がすむなら それでもいいかと思った」という香月のセリフなどには
“をぃ!それでいいのか?!”というツッコミを入れたいとことではありますけど(^^;)
緊張感を維持させたまま 最後まで引っ張って行ったスタンスは かなり好きですね
場を盛り上げる音量大きめの音楽 オープニングのダンス
スピーディーさ 実は話はあまり複雑じゃないけど 見る側をひきつける強引さ
わたし的に この劇団のイメージを紹介するとしたら
キャラメルボックスと TEAM発砲B-zinと 名探偵コナンをミックスした感じです(笑)
ちょっと残念だったのは 最後の共犯者が現れた以降の展開かな
犯人が分からない殺人事件を続発させる都合上 必要だったかもしれないけど
香月探偵シリーズ最後という割には 続きを感じさせる終わりになっちゃったし
最後の対決場面で 2人を相手にしなきゃいけなかったせいで
少々 間延びした印象になってしまった気がします
そういえば パンフレットには 犯人の役が 犯人の名前で載ってましたけど(^^;)
それでよかったんでしょうか?
あんまり 上演前から役名までインプットする人はいないから 大丈夫か・・・
会場が小さいせいか あくまでもリハーサルという形式のためか
開演前には 役者陣のアップする様子がそのまま公開状態だったのも また一興
翌日からの本番も がんばっていただきたいです
劇団の本公演は 1年ぶりということで 番外活動や客演も増えている模様
それぞれの役者は セリフが聞き取りにくかったり 音楽に負けたりいろいろでしたけど
アンケートにメルアドを書いてきたので 公演案内が来たら 次も観てみたいですね~
投稿者 yaeko : 23:42 | コメント (0) | トラックバック
2010年11月05日
「乱歩のはなし工場1」
劇団深想逢嘘
脚本・演出・出演:城谷歩
出演:三上京子 坂本幸恵 珠ひよこ 櫻井智美 佐々木浩人 村田昌平
こどもの劇場 やまびこ座 19:30開演
札幌での小劇場初突撃してみました!
観劇文化が まだまだ定着していないと言われる北海道
たま~に 情報誌などで公演情報を見ることがありましたが
予備知識もなく 劇団についてのお客さん側からの情報もなく
コンビニで購入できるプレイガイドを利用している劇団も あまりなさそうで
北海道に来てからというもの 観劇生活は ほぼ途絶えてしまっておりました
でも せっかく仕事でゲットできてる定期収入を 食べ物だけに使ってるのもなんだよねってことで(^^;)
ちょっと調べてみたら ただいま【さっぽろアートステージ・シアターゴーラウンド2010】まっ最中
この期間だけなのかは不明ですが 比較的チケット代も安い♪
(ちなみに 平日の開演時間が19:30や20:00と 遅い傾向にある模様)
北海道の主要劇団が この期間をめがけて公演をしているみたいなので
これを逃す手はないな~と まず1劇団 ピックアップしてみました
選んだのは 結成10周年を迎えた 劇団深想逢嘘(←完全な創作あて字でウタタネだそうです)
選んだ根拠は ゲネプロ(公開リハーサル)の日が1,000円だったから(笑)
それゆえに 地元向けプレイガイド窓口でしか売ってなかったのが ちょっと面倒でした・・・
お話は “お話を作る工場”で 特別な資格を持った人だけが作ることのできる世界
しかし最近 お話の箱(材料)の中身は空になり 作る人は材料を求めて疲労困憊
さらには できた本までが盗まれる毎日
その犯人は ポー先生の作りだした“怪人200面相”らしいという噂を元に
ポー先生は 仲間とともに その真相を突き止めようと立ち上がった!
う~む ひと言で感想を言ってしまうと 『長い!』そして『くどい~』(--;)
こどもの劇場という場所で【子供も大人も楽しめる芝居】をうたっていたんですが
本題に入るまでも長く 全体的に説明するためのセリフが多く
無理に意外性?をつけようとしてるのか 終盤にもこまごまと展開するのに
その展開が中途半端ゆえ セリフから理解する(させる)のが大変で スピード感がでない
最後まで お話の材料がたりない(お話が必要とされてない)ことを主題にしたいのか
200面相(自分&昔のパートナーとの確執?)との対決を柱にしたいのか
両方をふらふらとさまよってる感じで感情移入できず よくわからないまま
途中からは 子供を意識してるためか ひたすら“夢と希望”を連呼してて かなりうっとうしく
この内容で2時間引っ張るのは ちょっと無理があるんじゃないかなぁ・・・と シビアに観てしまいました
大原則に[愛と勇気]を掲げるような 30分の子供向けの戦隊ものやアニメだって
こんなに中盤から押し売りされたら いい加減 げんなりしちゃいますよねぇ
こーゆーのは 終盤になって一致団結して 一気に大団円につながるから 感動するんじゃないかと。
パンフなどによると これはシリーズ化したいということらしく
今回のラストは 戻ってこないポー先生を みんなで助けに行くぞ!というラストになってましたが
そしたら 次回作は 1作目を観てない人のために また大量の説明をしなきゃいけないんですよねぇ?
(初日はゲネプロで例外ですが)基本的に 映画より高く 敷居の高い演劇の場合
その1回ごとに 観客を満足させる必要があると思うのは わたしだけでしょうか・・・?
さらに 印象を悪くさせたのは 上演後のアフタートーク
上演前の前説は それなりに丁寧で期待をもたせてくれていたのに
「ゲネプロで裏方がバタバタで大変です」「細かい失敗が多くてすいません」というだけで さっさと退場
きっと 翌日以降のためにやりたいことが山ほど出てきて 余裕がなかったんでしょうけど
観てる方には そんなことたいした問題じゃなく 聞いてみたいのはそんなことじゃない
『アフタートークがあります』と宣伝してる以上 ちゃんとしてほしかったですね
実は この公演のチケットを買いに行った時 チケットに会場名も 開演時間も書いてなかったんです
いくら地元で公演するためのものだからといって これは あまりにもひどい
逆に言うと 限られた人しか観にこない 身近な範囲しか想定してないとも考えられて
その時点から ちょっと嫌な予感はしてたんですが・・・
10年目の劇団でこんな感じだと ちょっと次の劇団を選ぶのを躊躇しちゃいますが
せっかくの機会なので 充実した札幌生活のため もう少しチャレンジしてみたいと思います
投稿者 yaeko : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2010年09月02日
「スリーベルズ」
作・演出:後藤ひろひと
出演:音尾琢真(TEAM NACS) 団時朗 岡田浩暉 石丸謙二郎 佐戸井けん太 他
札幌市教育文化会館 18:30開演
海を越えないといけないため セットの運搬が大変な演劇は なかなか北海道に来てくれません
ですが 最近はTEAM NACSの所属事務所ががんばってくれてるせいか
彼らの出演舞台は 1日限りだったりしますが 札幌で上演されることが多くなりました♪
そんなある日 某チケットガイドから
パルコ劇場プロデュース しかも後藤さん(以下大王 笑)が作・演出
そして キャストの筆頭にあるのは なぜかNACSで一番地味な音尾くん?!(@o@)
(大河とか 地球ゴージャスとか出てたのは知ってますが なんかイメージ的に 笑)
という 青天の霹靂級のお知らせメールが届いたので
「これは 観に行かないと!」ということで 1日限りの上演日に行ってまいりました
大王の新作の舞台は なぜかこの時期にクリスマス
3つのお話が同時進行しながら ラストに向かってまとまっていきます
『God-Father-Christmas』
ある組織のボスをだまし 捕らわれた詐欺師
命と引き換えに出された課題は “ボスの息子にサンタを信じさせる”ことだった
『Teardrop Vender』
引込み思案で地味で 愚痴さえ言えないOL
ふと手にした空のキャンディーディスペンサーに 愚痴をぶちまけると 彼女の手には1コのあめ玉
そして いやなことはきれいさっぱり忘れていた
『Welcome To The Future』
世の中が大嫌いで マイナス思考のストリートミュージシャンが入院した部屋には
15年も眠り続けている男がひとり・・・ と思ったら突然覚醒!
15年未来の世界に興奮する男と その未来が大嫌いなミュージシャンの珍道中
それぞれのお話は 鳴らないことで有名な スーパーカネミツの3つの鐘が鳴る奇跡へと向かい
最後は ほぼ予想通りの結末になるわけで 各ストーリーは それぞれにいいお話なんですが
なに分 話が切り替わるたびに セット転換の時間が取られて集中力が途切れてしまいます
設定を説明するための大王のトークも多いし ピエロとの遊びもちょっと多すぎる
以前 「MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~」が
“パコと魔法の絵本”として映画化されましたけど 素材的には こっちの方が映画向きじゃないかな~
一番心に残ったのは 『未来で一番新しい歌』というセリフと その楽曲
バカ騒ぎするタイムスリップ男の運命とのギャップがあって じんわり染みましたね
3つの話が絡むとはいえ メインとなるのは アメ女とミュージシャンの話
期待していた音尾君の活躍は いまひとつだったし 構成も微妙
大王の舞台を初めて観た人が「パルコって 大王って こーゆー感じなんだー」と
これで結論付けてしまうかもしれないことが ちょっと残念な北海道上陸公演でした
そうそう 余談
公演パンフレットを買ったら 福引券をくれたので ガラガラを回したら3等
大王デザインのピンバッジをもらっちゃいましたよ~♪
投稿者 yaeko : 23:00 | コメント (0) | トラックバック
2010年05月21日
ナンシー
脚本:金子茂樹
演出:山田和也
出演:西村雅彦 飯島直子 長谷川朝晴 本多力 岩佐真悠子 安田顕 デビット伊東
札幌市民ホール 19時開演
北海道での観劇は いったいいつ以来なんでしょう?!
札幌では 興味のある演目があっても 上演が1日とか2日しかないため
演劇の上演情報から かなり遠ざかっていた毎日でしたが
これを機に もう少しマメにチェックしておきたいと思います
あ そういえば来年 劇団四季が常設劇場をオープンするらしいですね
しばらくは 観たことのある知名度の高いものしかやらないみたいですけど
劇場ができたら とりあえず外観だけでも見に行ってみます(笑)
田舎のとある銀行で 人質立てこもり事件が発生したが
警察が現場に到着したとき 既に犯人は捕らえられ 解決していたはずだった
しかし それ以上に面倒で厄介な「事件」が 銀行内では起こっていた
彼らは無事に「事件」を解決し 銀行から出られるのか?
立てこもり犯の要求で 行員の兄である警察署長が銀行に入るところから 話はスタート
息詰まる交渉が始まるのか・・・ と思いきや 犯人はすでにぐるぐる巻きに拘束されていて
切羽詰まってるのは 行員であり 柔道5段の腕前で犯人を投げ飛ばした 署長の妹
聞けば「おしとやかな女性が好みの婚約者&家族に知られたら 破談になってしまう!」と。
その他にも 一刻も早く銀行を出たい人質弁護士や
やけに職務遂行に熱心な 銀行のリスクマネジメントリーダー
妙に 行員の破談を阻止しようと 署長を説得する支店長
そして 銀行強盗という凶悪犯罪をしたのに すべてに投げやりな犯人
こんな ばらばらな人たちがまとまって はたして「事件」は解決するのか・・・
と思わせるところが ワンシチュエーションコメディの面白さですよね~
脚本はもちろんですが 演出家 山田和也氏の腕の見せ所でもあります
この作品も ラストに近づいたところで タイトル『ナンシー』の謎や 犯行の疑問が明らかになって
観客としても 一番納得できる結末で終わったんじゃないでしょうか
防犯カメラの映像が消されたからといって あの人たちが
その後の現場検証を乗り切れるのかどうかは はなはだ疑問ではありますけどね~(笑)
今回の出演陣は 飯島さん以外 舞台慣れしてる人ばかりなので 観てる方は安心
NACSの安田さんの勇士が観られたのが 一番楽しかったです(^^;)
欲を言えば もうちょっと中盤のテンポが早くてもいいかなと思いましたけど
そうすると 90分切っちゃいますから こんなもんかな
最後 帰りがけに買ったパンフレットが 銀行の話だけに
通帳の形(透明のケース付き!)だったのが素敵
外は 小雨が降り始めていたので パンフが濡れず ちょうどよかったです(笑)
投稿者 yaeko : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2010年03月09日
小さな奇跡
札幌に来てから FMラジオが聞けるようになったので
TOKYOFM系列のAIR-G'を聞きながら 家事をしてることが結構多くなりました
基本的には 地元のスタジオから発信してるんですが
たまに TOKYOFMの番組をそのまま流してる時間があって
その中で一番楽しみにしてるのが 月~木 17:50から放送の“ラジオ劇団 小さな奇跡”
たった10分たらずの番組なんですが 女優の貫地谷しほりさんが座長となって
毎週 4話完結のショートストーリーを上演しているのです
番組の提供が結婚式場のため 基本的にほのぼのとしたよいお話なのもお気に入り♪
さらに魅力的なのが 脚本やゲスト出演の俳優さんたちが 舞台で活躍してる方々なこと!
脚本は 福田卓郎 飯島早苗 鈴木哲也 ヒロセエリ
俳優陣は 相島一之 西ノ園達大 小林愛 升毅 桜岡あつこ 岡森諦 中山祐一郎 等々
演劇鑑賞好きな人なら へぇ~っと思う顔ぶれの物語が 贅沢に展開されております
TOKYOFMなら 17:30からの放送なので 機会があったら聞いてみてください(^o^)
投稿者 yaeko : 20:29 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月16日
マトリョーシカ
先日 オークションで落札しちゃいました
舞台では観ていなかった パルコ劇場のマトリョーシカ
開始価格が低めだったこともあり 一般的な落札価格より若干お安かったと思います♪
作・演出:三谷幸喜
出演:松本幸四郎 市川染五郎 松本紀保

カリスマ的俳優が 自分の後継者として期待されている若手俳優を呼び出し
1対1でのオーデションをはじめたが そこには計算された嘘が張り巡らされていた
どこまでが芝居で どこからが本当なのか 大御所の目的は何か
自分の持つかぎりの俳優魂をぶつけあった2人が 最後に出した結論とは・・・
三谷さんが 松本幸四郎にあて書きして脚本を作ると
ここまで 彼の多彩な面を見せることができるという 楽しいお芝居です
サスペンス調で重たいのかと思っていたら 一転コメディーたっぷり
染五郎さんと紀保さんも それぞれの味を十分出していて
基本的に同じストーリーが繰り返されるので ちょっと長いように感じますが
それも込みで 楽しい2時間が過ごせました
まぁ 勢いにのせて突っ走るところもたくさんあるので
「そこは 冷静に考えなくてもおかしいでしょ~(;^_^A」と思うところも多々ありますが
“芝居って 傍から観るとこんなに変な状況なんだよ”という
自虐的な笑いも感じられて そこもご愛嬌
ちょうど10年前に上演された演目だけに 最近の作品には薄れつつある
【わたしの求めている三谷さんの脚本の舞台】が堪能できて うれしかったです
投稿者 yaeko@MOBILE : 19:02 | コメント (0) | トラックバック
2009年11月10日
レンタル履歴 その2
外は まさに氷雨降る札幌です
明日は 雪マークが出てましたねぇ・・・
さて またしてもネタに乏しい1日だったので
この半年に借りたDVD お芝居編UPです(^^;)
スジナシ其ノ三
出演:笑福亭鶴瓶 劇団ひとり 三谷幸喜 筧利夫 佐々木蔵之介
このシリーズ好きです 劇団ひとりがよかった いろんな映画に出るのには理由があるんですね
意外と 舞台俳優が考えすぎて?ぐだぐだになる傾向が・・・(笑)
劇場スジナシ東京公演
出演:笑福亭鶴瓶 生瀬勝久
舞台俳優がスジナシに弱い という典型例(^^;) めちゃめちゃです
ひーはー
Piper
出演:楠見薫 平田敦子 水野美紀 片桐仁 後藤ひろひと 山内圭哉 他
なんか この設定と結末 他の話で観た記憶があるんですが・・・(--;)
ベントラー・ベントラー・ベントラー
Piper
出演:後藤ひろひと 川下大洋 山内圭哉 竹下宏太郎 腹筋善之介 他
Piperの舞台は 基本的に遊びたいんだなーとわかってきました
GHOOOOOST!!
TEAM NACS SOLO PROJECT
脚本:戸次重幸
出演:大河内浩 二瓶鮫一 野仲イサオ 音尾琢真 戸次重幸 加藤貴子
ナックスの重ちゃんが作った作品 家族愛を感じるストーリーでした
LOOSER 失い続けてしまうアルバム
TEAM NACS
脚本・出演:森崎博之
出演:大泉洋 安田顕 佐藤重幸 音尾琢真
坂本竜馬は 実は新撰組のあの人だった!という展開 時代劇好きじゃないと辛いかな~
スジナシの箱
出演:笑福亭鶴瓶 牧瀬里穂 杉田かおる 奥菜恵
スジナシ女性版 3人とも無難に終わっちゃいましたね
ハゲレット ~Hagelet~
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:近藤芳正 笹本玲奈 陰山泰 石田圭祐 久世星佳 ベンガル 他
ハムレットがハゲだったら・・・という設定以外は原作通りで期待はずれ 眠かった(--)zzz
COMPOSER~響き続ける旋律の調べ
TEAM NACS
出演:森崎博之 安田顕 佐藤重幸 大泉洋 音尾琢真
シューベルト・ベートーベン・モーツァルトなどの半生をつづる物語 これはおもしろかった
芸術家の苦悩と クラシックの名曲が生まれるエピソードがドラマチック!
以上 9本
やっぱり 舞台は生で観るものではありますけど 見逃したもののDVDはありがたいです
もっと メジャーどころの舞台もレンタルしてほしいなぁ~
まだ テレビドラマなどを借りたときもあるので また近日UPします
投稿者 yaeko : 18:23 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月26日
「グッドナイト スリイプタイト」
作・演出:三谷幸喜
出演:中井貴一 戸田恵子
パルコ劇場 19時開演
三谷さんの新作は とある夫婦の30年の物語
セイム・タイム・ネクスト・イヤーを思わせる 男女のお話ですが
「ぐっすりおやすみ」というタイトルからわかるとおり
すべて 寝室で交わされるやりとりだけで成り立っています
特徴的なのは 若い頃から順を追って展開するのではなく
2人にとってのラストシーン = 離婚し 別れていくところから始まること
順序を逆にすることによって“これからどうなるのか”じゃなく
次第に明らかになっていく“どうしてこうなったのか”を 楽しむ感じですね
『ごくごくありふれた人生の瞬間の一つ一つを、
限りなくドラマチックに描く、可笑しくて切ない、大河ラブストーリー』
公演のチラシに書かれていた このコピーが いかにも三谷さんらしい
そう この2人に起こることは 世間的には そんなにめずらしくない ありふれたできごと
でも(2人の人生の主人公である)【この2人】には ひとつひとつが 大切で重大なできごと
2人がリクガメを飼っていること 子供がいないこと
妻が仕事を何度か変えていること 夫の挫折 妻の変化
その昔 母が「どんな家だって 扉1枚開けて中に入れば いろいろあるものよ」
そんなことを言っていたなぁ・・・ って思い出しちゃいました
ただ 劇中に散りばめられている 三谷さんらしい小ネタは それぞれ楽しいですが
わたしとしては ストーリーに感情移入して 喜怒哀楽を共感するものではなく
完全な傍観者として 劇中の2人を眺めるという舞台でしたね
中井さん演じる夫の一貫した適当さは 見ていてかなり腹立たしいし
戸田さん演じる妻の“よい女の子or女像”に囚われている反面 パニックを起こす前半も
いろんなことを諦め 仕事も勝手に決めてしまう後半も なんだかとても歯がゆい
憎しみあって別れるわけではないのが 救いでしょうかねぇ
まだ 結婚して1年半のわたしですが
30年後 どんな2人でいるのかが ちょっと気になった1日でした
投稿者 yaeko : 23:31 | コメント (0) | トラックバック
2008年11月03日
「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」
演劇集団キャラメルボックス
脚本・演出:成井豊 真柴あずき
出演:黒川智花 西川浩幸 岡内美喜子 大内厚雄 岡田さつき 前田綾 他
札幌道新ホール 13時開演
キャラメルボックスのクリスマスツアーが 5年ぶりに札幌にやってきました
関東から離れるちょっと前から あまり観なくなっていたキャラメルですが
せっかくのツアーなので 札幌まで遠征です
根室典彦は 40歳を過ぎた 独り身のTV脚本家
12月のある日 札幌で別れた妻と住んでいるはずの娘 いぶきが訪ねてくる
19歳の彼女は「小説家になりたいから出版社の人を紹介して欲しい」といい
周囲の人間に溶け込みはじめるが 典彦はいぶきの本意がわからず どう接していいかわからない
そのうち 彼女に不可解な行動が見え始め・・・
最初にこの設定を知ったときは かなり前に加藤健一事務所で観た
ニール・サイモン作「銀幕の向こうに」とほぼ同じ設定のため 思わずパクリかと思ったんですが
そこはキャラメルボックス いつものように非現実世界を投入
彼ららしい展開で ラストまで持っていってくれました
(ちなみに「銀幕・・・」の設定は【離婚した劇作家のもとに16年ぶりに19歳の娘がいきなり訪ねてくる
彼女は女優志望で 父親のツテで映画に出してほしいと言う
その天真らんまんぶりが 父親を振り回し さまざまな事件を起こす】というもの)
典彦の現在の思い人や家族 同僚など 多くの人物を登場させ
彼の切羽詰った状況を作り出すと同時に いぶきに死んだ祖父が見えること
覆面作家としてデビューしたいこと 彼女も何かに追われるように目標達成を急ぐことが明かされていく
まぁ キャラメルを数年間観ていた者としては 死者が見えるあたりで感づき始め
元妻への1回目の電話で その後のストーリーがほぼ分かってしまうわけですが
いぶきの謎解明と 典彦の脚本家としてのノルマ遂行 周囲の人達の気持ち
これらすべてを ハッピーな状態で終わらせてくれるキャラメルの舞台は
安心してうるうるして すっきり気分で会場を後にできるという期待を 裏切らないでくれますね
いぶきの昔のケガと 典彦の仕事の不安定さをきっかけにした離婚も
いまいち納得のいかないところではありますが
身体を貸したいぶきの友人の作家デビューも含め この後のストーリーも
めでたしめでたしになるんじゃないかと 勝手に想像したりします
今回は 久しぶりに札幌を含めたツアーと言うことで 彼ららしいサービスも随所にありました
観ているときは 小樽しか気付かなかったんですが その他 根室・奥尻・岩見沢etc.
登場人物の名前は ほとんどが北海道の地名だったんですね~
HTBのキャラクター onちゃんや 大泉さんのスープカレーは
製作協力のオフィスキューやHTBに配慮してのことかもしれませんけど・・・(^^;)
後は 劇中の脚本が「ヒトミ」をそのまま使ったことなんてのは
ずっと観てる人にしかわからないので サポーターにはうれしいかも
次にキャラメルの公演を見られるのが いつになるかわかりませんが
とりあえず今は HTBの素晴らしい世界に特別出演している
キャラメルの面々を楽しみに 毎週チェックしたいと思います~
投稿者 yaeko : 22:39 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月31日
「ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスクバージョン」
劇団四季
作詞:ティム・ライス
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
演出:浅利慶太
出演:金田俊秀 芝清道 高木美果 金本和起 本城裕二 賀山祐介 他
旭川市公会堂 18:30開演
観劇文化の乏しい旭川に 劇団四季がやってきました
公演10日ほど前に 本来の会場がアスベストのため使用停止になり
急遽 公会堂の座席撤去等の突貫工事をして 開演する運びになったそうです(^^;)
お話は 成長したイエス・キリストが 人々に頼りにされる一方で
時の支配者の目の敵となり ユダに裏切られ 人々に見放されて処刑されるまで
・・・を ジャポネスクバージョンとして大改造したロックミュージカルです
したがって 登場人物はすべて白塗りで 一部は着物モドキの衣装をまとい
時には和楽器も混じり セットには巨大な大八車が使われています
これを 1991年にはロンドンで上演し 絶賛されたということなんですがホントなんでしょうか(・ ・;)
80分ほどの上演時間を通して 実感したのは
外国の宗教に知識のない日本人が理解するのは かなりキビシイということ
まず第一にストーリーありきのわたしとしては あそこまで現代的に
というか 抽象的・断片的にされてしまうと ついていくのがつらい
以前 TVの“キリストにまつわる絵画とマグダラのマリアの謎”というような番組を
偶然見ていなければ「なんでマリア(聖母)と恋人になってるの??」って
いらぬ混乱を抱いたまま もっとつまらない観劇になっていたかも
ミュージカルとして 役者の歌唱力とか表現力とかを楽しむ舞台だったということにしておきましょう
そんなわけで 今回は 舞台の内容というよりも
その周辺で見聞きした現象?の方が インパクトがあっておもしろかった
会場が突然変わったせいなのか 入場時 全員にパンフレットが配布されたり
小さいホールだというのに TVカメラが入って撮影してたり
終演後には 同様に2社くらいが 観客にインタビューしてたり・・・
『そうかぁ 東京では毎日行われてることが ここではニュース扱いなんだ~』とか
開演前のお約束 トイレに並ぶ女性達を見て
「えぇ~っ これトイレに並んでるの??!すごいわねぇ~ こんなの初めてだわ~」
『・・・どんな田舎から出てきたんですか・・・(・ ・;;)』とか
「公会堂くるのは久しぶりだわ~ カラオケの発表会以来かしら」
『日本を代表する劇団が サークル活動と一緒にされてるよ(;^_^A』とか
当日のキャスト表 ユダ役の芝さんを見て
「わぁ~ 芝さんが来てるんだ!」と 感激する人や
チケットの引き換えに 四季の会のテーブルに並んでる人を見て
『旭川にも 四季に通ってる人結構いるんだ~』とか
舞台の唯一のセットである大八車が 人力でさまざまに変わっていくさまに
『ツアーの主体がファミリーミュージカル系の中
この作品がツアーできるのは セットが少ないのも要因なんだろうな~』とか
その大八車が作り出す 大小の壁を役者が上り下りしてるのを見て
『なんか 風雲たけし城を思い出す・・・』とか(笑)
旭川にいるうちに また未見の公演がやってきたときには ぜひ観に行きたいと思います!
投稿者 yaeko : 23:47 | コメント (0) | トラックバック
2008年09月15日
ブルーマン in Tokyo
脚本・演出:MATT GOLDMAN PHIL STANTON CHRIS WINK
インボイス劇場 12時開演
ニューヨークの路上で生まれ オフブロードウェイ ヨーロッパで上演し
話題をさらった公演が 日本に上陸しました
そう あの全身を真っ青にして 妙な動きをする3人組です
ドラムの叩く面にインクをそそいで カラフルな水しぶきをあげたり
パイプを楽器にみたてたり 観客を舞台に上げてインクまみれにしたり
はちゃめちゃな構成は ミュージックとアートとコメディをミックスした
他にはないパフォーマンスとして 評価を得ていますね
・・・でも これって はっきり言って多くの日本人向けじゃないような気がします(--;)
観ていて 妙に皮肉っぽいと言うか 理屈っぽい表現がたくさん出てくるので
てっきり ブラックジョークとか風刺の得意な イギリス辺り生まれかと思いました
で 改めて公式サイトを見て ニューヨークの前衛アーチスト
3人組が生み出したものだと知って なんとなく納得できたような感じです
要するに“難解な現代芸術”ってやつですよ
一見 楽しそうなことをやってて とっつきやすいように思えるけど
結果として 観客はおいてけぼりというか「あとの判断はよろしく」って 放置プレイされる
終わった瞬間に 周囲の人が「これで終わり?」って言ってた気持ちがよくわかります
そうですねぇ・・・ 少なくとも メジャーリーグのゲーム中継を見て
ベンチに座ってる選手達が 自分達の足元に 唾だのガムだの
ぺっぺっぺっぺっ吐き続けるのを見て 嫌悪感を抱く人は 観に行かない方がいい
わたしも そのひとりですから
そうそう この公演は 前5列目までを“ポンチョシート”と言って
舞台から飛んでくるいろんなもので汚れないように ビニールが置かれてるんですが
ホントに心配なのは せいぜい2列目くらいまでじゃないかと思います
わたし6列目の通路横でしたけど まったく問題なかったし
妙に退屈だったので 自分の席の肘掛に乗っかってきた彼らの足を
つつきたい衝動にかられちゃうくらい 間延びした公演でしたから・・・
ちなみに 公演が終わると 彼らは外に出て こんな風に記念撮影に応じてくれます
記念好きな方は チャレンジしてみてください~

投稿者 yaeko@MOBILE : 14:43 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月10日
「外伝 ベルサイユのばら ~ジェローデル編」
原作・外伝原案:池田理代子
脚本・演出:植田紳爾
出演:水夏希 白羽ゆり 彩吹真央 音月桂 萬あきら 一樹千尋 他
宝塚歌劇団 雪組
札幌厚生年金会館 18時開演
宝塚の全国ツアー初観劇です
宝塚と日比谷の劇場以外では バウホールくらいしか観たことありませんでしたし
そこ以外で観ることなんて まずないだろうと思っていたので 変な感じでしたね~
男として育てられた王妃を守る近衛兵 オスカルの部下だったジェローデル
フランス貴族としての誇りを大切にする彼は 宮廷では変わり者と言われたが
志願して衛兵隊となったオスカルを愛し プロポーズを重ねる
フェルゼンを愛するオスカルに断られた彼は 貴族としての美意識を尊び
フランス王を守るため 命がけで自らの使命をはたそうと
フェルゼンの妹であり 大切な友人であるソフィアに誓った
言わずと知れた宝塚の切り札【ベルサイユのばら】
わたしのように「これだけはチケットを取りたい」と思う観客がいるほどの人気作ですが
いかんせん 大劇場で講演するために作られた話なので ツアーに向かない点がある
ということで 地方の劇場にも対応できるように作られたお話
ゆえに 再演を重ね 作りこまれた今までのベルばらと比べてしまうと
やっぱり 取ってつけたようなというか まだ「なんかものたりないな~」と
思ってしまうところがあります
第一 トップが演じるジェローデルの相手役 ソフィアの存在感がまるでなし!
別に彼女がいなくても 全然問題なく話は進んでしまいますから。(・ ・;)
やっぱり 宝塚の“トップが男女2人”という性質上
彼ら2人を取り巻く人間模様を展開していかないと 絶対盛り上がりに欠けます
これは ベルばら外伝3部作の中で 改善していって欲しい課題ですよねぇ
さて 会場も札幌厚生年金会館ということで あたりまえではありますが
花道のライトアップもなければ 奈落もないし フィナーレの大階段もありません(T_T)
でも 観客の『宝塚観劇のポイント』は変わってなくて なかなかおもしろかったです
きっと わたしのように 転居で年に1回のツアーを楽しみにするしかない人
願い叶って 本場で観てきた人の宝塚マナーが 広まっているおかげなんでしょうね~
そうそう 基本的に本編を楽しみに観劇しているので
後半のレビューは フィナーレくらいしかいつも印象に残ってないんですが(^^;)
今回の“鏡”を題材にした『ミロワール』は ストーリーもわかりやすく
レビュー全体が幕間を挟んで独立してたので ちょっと長く感じたものの
結構 おもしろかったですよ~
投稿者 yaeko : 23:53 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月14日
「49日後・・・」
作:竹内佑
原案:古田新太&池田成志
演出:池田成志
出演:古田新太 八嶋智人 池田成志 松重豊 小田茜
札幌教育文化会館 19時開演
とある古い日本家屋は おびただしい量のゴミであふれかえっていた
家主の老婆が 無残な死に方で自殺したため 遺族は内部の処理を葬儀社に依頼
葬儀社の女性社員 能勢と 処理業者の男性4人が 作業に取り掛かる
ゴミであふれる部屋と 空っぽの部屋 地下にしまわれた大量の食玩
不自然な老婆の死と 生前の奇妙な行動
明らかになる事実と 見つからない土地の権利書・実印
部屋がすべて片付いたとき 彼らはそこにどんな真実を見つけるのか
非常にクセのある男優陣と 紅一点の2時間芝居
特に 首謀者が古田さんと池田さんってことは 下手したら
また意味の分からない やりたいことだけやって客放置の芝居・・・って可能性もあったんですが
最近 観劇エネルギーが不足しているので あえてチャレンジしてきました
出演者が出演者だけに かなり遊びの部分が多いです
それなりに各登場人物として あて書きされているようですし
ちゃんとした筋があるので 一応 そんなに退屈せず最後まで見られますが
あれだけ思わせぶりに引っ張ったんだから もっと明快なラストにしてほしかったなぁ
事の顛末のヒントだけ与えて 詳しくはご想像におまかせしますじゃ
あれだけ大声で騒ぎまくってた2時間との落差が大きくて どうもしっくりきません
能勢が あれだけ必死になったり 最後は呆然としたり
思いを馳せたりすることの理由が ちゃんとわからないじゃないですか
設定は 社会問題にもなってることだし 悪くなかったので 非常に残念でした
それはそうと 紅一点の小田茜さん
カーテンコールの紹介まで 誰だか全然わかりませんでした(^^;)
あんな役もやるようになったんですね~ 発見でした
投稿者 yaeko : 23:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月27日
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」
作・演出:三谷幸喜
出演:ユースケ・サンタマリア 常盤貴子 戸田恵子 堺雅人 堺正章 浅野和之 他
シアタークリエ 19時開演
この舞台のチケットが取れたから だんなさんの実家に帰る前に
千葉の家に数日寄ったのです というくらい力の入っていた観劇です
明治32年 役者&演出家&プロデューサー&劇団主宰者の川上音二郎は
妻や劇団員を連れて アメリカ巡業の旅に出る
言葉は通じない上に金を持ち逃げされ 悪戦苦闘の毎日を送る音二郎は
アメリカ人ウケのいい「ヴェニスの商人」上演を思いつき 一晩で日本バージョンを作ってしまおうと画策
芝居好きな大使や 日本想いの日系人 指名手配中の泥棒から
持ち逃げした元団員まで入り乱れて出演するこの舞台 果たして成功するのでしょうか?!
何と言えばいいのか・・・ う~ん 三谷さんに期待するものとは違うなぁ~
2幕あって それぞれがかなりのボリュームと長さを持っているので スピード感がないですよね
それぞれの役者に あてがきすることで知られる三谷さんですけど
これは 思いっきり役者のキャラクターに頼りすぎてる感じがします
最近 三谷組と呼ばれてしまうくらい 特定の役者さんたちを起用してる三谷さんですが
ちょっとそれが 裏目に出ているんじゃないかなぁ と余計なお世話的感想を持ってみたりして。
瀬戸さんは いつもハイテンションな女性役で浮いてしまってるし
・・・というか わたしは観てて かなり引いてしまうし
堀内さんは おばちゃんだったりおばあちゃんだったり 津軽弁丸出しのしたたか女だったりで
なんだか インパクトのある役過ぎてわざとらしい気がする
この数日前に 舞台の「笑いの大学」の録画を観ていたので すごく落差が激しかった
杮落としという華やかさが必要な公演だったから 仕方ないのかもしれないけど
三谷さんには もっと少数精鋭で 緊迫感のあるコメディーを期待したいわたしです
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2007年10月18日
「ウィキッド」
劇団四季
作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ
脚本:ウィニー・ホルツマン
原作:グレゴリー・マグワイア
出演:濱田めぐみ 沼尾みゆき 森以鶴美 小粥真由美 李涛 松下武史 他
四季劇場 海 18:30開演
いつものように 四季がブロードウェイから輸入してきたミュージカル
今回は オズの魔法使いを別の視点から描いた物語です
マンチキン国総督の妻の不貞によって生まれた娘 エルファバは
父親が持っていた薬物(?)のため 生まれつき全身の肌が緑色
疎まれて育った彼女は 大学でも孤独だが 魔女の素質を認められ自分の可能性に希望を抱く
一方 魔法を学びたい同室のグリンダも エルファバを毛嫌いしていたが
ダンスパーティでのできごとを機に 友情が芽生え 2人でオズの魔法使いに会いに行くことになる
しかし 彼は魔法使いなどではないペテン師で 権力を維持しようと
動物の言葉を奪い エルファバの力を利用しようと画策しているだけだった
魔法使いに従わなかったエルファバは 悪い魔女として追われる身となり
グリンダは よい魔女として人々の信望を集めることになるが
恋人のフィエロがエルファバを愛していることを知り 彼女の心は揺れる
エルファバは 動物たちや妹を救い フィエロとともに逃げ切ることができるのか
グリンダは 恋人を奪った親友を認め 彼女たちを助けるのか・・・
とにかく 大元にある『オズの魔法使い』というストーリーを巧みに使い
友情 愛 信念 ゆがめられる真実 等々
ファンタジックな要素と 普遍的な人間の業といった とても現代的な題材を融合させているので
あらすじを簡潔に書くのが すごく難しいんですよね~(^^;)
かといって 物語が難解というわけではなく
一応 原作のストーリーを知っておく必要はあるものの とてもわかりやすくおもしろく観られます
進んで行くうちに 本家に登場するライオンやかかし ブリキのきこり そしてドロシーまでもが
どうして オズの魔法使い というお話に登場することになったのかが明らかになっていくんです
新しく作られた エルファバという魔女を中心にした物語+本家取りのおもしろさ
それが オズの突然の引退と グリンダの生きる道の選択
エルファバとフィエロの最後の場面まで ちゃんとネタが用意されているのが泣かせます
どんなに豪華なセットや よくできた楽曲がちりばめられたミュージカルでも
最終的にはストーリーを重視するわたしなので かなり満足度の高い作品でした
そうそう 向こうでは10代の女の子にも人気なだけあって
シリアスなストーリーの割に コメディタッチのシーンもあって おもしろかったです
ミュージカルに欠かせない歌については 主演が女性2人で
自分の道を信じて進むのよ!と決意する場面が多いということもあって
高らかに歌い上げる 迫力のある曲が多かったですね~
演じる方はかなり大変だと思いますが 聞いてて楽しいし高揚感が味わえます♪
幕間直前に歌われた“Defying Gravity”の後 その力強さに圧倒されてる人も多かったし
わたしの隣に座ってた ギャル風女の子(20歳くらいかな)2人が
何度も号泣してたのが すごく印象的(というかびっくり(^^;))でした
久しぶりに ミュージカル初心者でも楽しめる よい作品だったと思います
きっと 年単位で上演するはずですので 興味を持たれた方はチャレンジしてみてください!
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2007年08月02日
「歌の翼にキミを乗せ」
脚本:羽原大介
演出:杉田成道
出演:観月ありさ 西村雅彦 安田顕 杉村蝉之介 武田義晴 他
共済ホール 14時開演
たった2日しかない北海道公演を観てまいりました
内容は エドモン・ロスタンの“シラノ・ド・ベルジェラック”を
そのまんま 太平洋戦争の日本に置き換えたもので
それ以下でも それ以上でもありません(^^;)
たしかに 手紙をキーワードにしながら
戦時中のさまざまな人の思いを乗せているので
この時期の舞台には よくあることなんですが
まさか この出演者でこうなるとは思いませんでした
今回も NACSメンバーの安田さんが出てたので
観客も彼びいきの人がかなり多かったみたいですが
先月観た 宝塚BOYSのようなカーテンコールでのサービス?はなかったですね
全国的に有名な 大物俳優さんたちの中では さすがに無理だったんでしょう(^^;)
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2007年07月12日
「宝塚BOYS」
原案:辻則彦
脚本:中島淳彦
演出:鈴木裕美
出演:葛山信吾 吉野圭吾 柳家花緑 三宅弘城 佐藤重幸 初風諄 他
北海道厚生年金会館 19時開演
北海道での観劇 第1弾♪
想像した以上に 北海道での大きな公演て少なくて
さらに 公演日が1日だけとかざらで寂しいんですが 負けませんよー!
あの“女だけの劇団 宝塚”に 男子部があったことをご存知でしょうか?
しかも 終戦からわずか4ヵ月後に結成され 8年間も存在していたことを・・・
宝塚大劇場に立つ日を夢見て 懸命にがんばった男たちの物語
ホントに この設定というか事実にわたしも驚きました
あの 太平洋戦争の 特攻隊の 恥ずかしながら生きて帰ってきてしまったの
あの戦争が終わった その年の12月に5人の研究生が入団
最終的には 25人の研究生達が男子部としてレッスンに励み
中劇場での共演や 大劇場での陰コーラスをしていたというのです
彼らには どんな覚悟や事情があったのか 本当におもしろいところに着目した脚本でした
一度は戦争に捨てた命ならば 人の生きる希望になるような仕事がしたい
幼い頃から大好きだった宝塚の舞台に立ちたい
ただ その一心から 観客ばかりか劇団内部にある反感にも立ち向かった彼ら
なかなか遂げられることのない望みに 焦り怒りを覚えながら
みんなで励ましあって過ごした彼らの青春は 本当に大切な思い出になってるだろうと思います
機会があったら 原案となった本を読んでみたいですね~
今回 出演している俳優陣は いろんな分野から集められてきていて
不慣れなダンスや歌に奮闘する姿が とてもおもしろかったです(笑)
まさに 当時の男子部はこんなだったんじゃないかと笑ってしまいました
真面目なシーンと 笑いを誘うシーンがバランスよく配分されていたので
休憩を入れて3時間の舞台でしたけど 楽しく観られたし
NACSの佐藤さんが地元なだけに生き生きしていたり
落語家 花緑さんはさすが 言葉扱いがうまいと思ったり。
想像以上におもしろい舞台だったのですが 会場の厚生年金会館も予想以上に大きかった(^^;)
最上階の一番後ろからでは 細かい表情がよく見えなくてすごく残念
次に この会場での公演を観る時は なるべく早い時期にチケットを取るようにします!
・・・それと 終演時間の確認も。
札幌から旭川への特急が終わっちゃったら しゃれにならないわ~(;^_^A
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2007年04月19日
「ジューゴ」
TEAM 発砲・B・ZIN
作・演出・出演:きだつよし
出演:小林愛 西ノ園達大 工藤潤矢 武藤晃子 平野勲人 森貞文則 他
本多劇場 19時開演
発砲が解散しちゃいましたよ~っ(><)"
当たり外れの多い劇団ではありましたけど 主要役者陣もテーマ音楽もイラストも
いろんな意味で大好きだったのにぃ~
ここから いろんな劇団を見るようにもなりましたし
なにより 一番最初に観た「ジャスキスシリーズ」が忘れられないです
それぞれ 舞台・TVで活躍してるみたいではありますけどおっかけにくいし・・・
はぁ~ 残念だなぁ~
バーチャル空間に意識を飛ばして戦闘を行うゲーム“ジューゴ”
人気コミックが元となった仮想空間には それぞれのキャラになった参加者達が終結していたが
突然のシステムトラブルにより 現実世界に戻ることができなくなる
原因は? 誰が仕組んだのか? 彼らは無事に帰ることができるのか?
【大の大人が笑って泣けるヒーロー物】の発砲らしく
殺陣も銃撃戦も 生きていくうえでの葛藤も 人を思いやる気持ちも
盛りだくさんにつまった 彼ららしい1本
特別目新しいものもなく インパクトに欠ける点は否めないけれど
最後に 無理せず背伸びせず いつもの感じで終わってくれて安心しました
最終公演は 本多劇場ではなく なぜか1回公演のつくば会場
最後のステージは どんな幕切れになるんだろう・・・
その部分だけ DVD観たい・・・(^^;)
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2007年04月12日
「コンフィダント・絆」
作・演出:三谷幸喜
出演:中井貴一 寺脇康文 相島一之 堀内敬子 生瀬勝久
パルコ劇場 14時開演
三谷さんの新作~♪
いつものことながら チケット取るのに神経をつかう激戦振りです
今回は 同じ年の男4人+紅一点ってことでちょっとめずらしい構成ですね
ゴッホ ゴーギャン スーラ シュフネッケルの4人は駆け出しの画家
共同で借りているアトリエに モデルとしてルイーズがやってきた
芸術家としての 自信 嫉妬 ジレンマ 優越感 劣等感
さまざまな想いが絡み合い ぶつかりあって 彼らが出した結論とは?
先輩とか後輩とか経験値より そして現在の評価よりも
才能がものをいう 芸術家としての自分達の存在
世間的には危うい立場の彼らが どうやって“自分”を成り立たせているのか
ごく普通の生活をしているわたしには ちょっと極端にも思える彼らの行動も
このメンバーにかかると 笑いながらも不思議に納得できてしまいます
それぞれの個性がよく出ていて 今までの三谷さんの作風とは異なる雰囲気ですが
オトナのコメディってことで 楽しめました
あまりよくない状態で別れてしまうことになった4人ですけど
きっと この数ヶ月間の体験・思い出は
ずっと 彼らと彼女の人生に 大きな影響を与えたんだと思います
自分も 後になって「よかったな」と思える出会いや行動をしたいですね(^^)
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2007年03月22日
「HONOR 守り続けた痛みと共に」
TEAM NACS
脚本・演出・出演:森崎博之
出演:安田顕 佐藤重幸 大泉洋 音尾琢真
19時 天王洲銀河劇場
北海道を拠点に活動を続ける TEAM NACS
先に 大泉さんが全国区で知られるようになりましたが
劇団は 去年10周年を迎えたらしく 北海道観劇人口を増やしてくれているそうです(^^)
今まで このメンバーを見たのは「水曜どうでしょう」のゲストとしてなので
基本的に お遊びとしてTVに出ているところしか知らず
当然 大泉さんのキャラからも コメディを主体にしている劇団だと信じて疑わなかったのですが
思いっきり みごとに裏切られ 真正面からの泣かせるストーリー展開にうるうるしちゃいました(^^;)
北海道の小さな村“恵織村”
なぜかこの村には 花火職人や太鼓好きがいるのに祭りがない
その昔 この村には死者と会うことのできる神木があったという
なくなってしまった祭りと神木の謎 そしてたったひとりで山や木を守る五作
そんな村で育ち 神木や太鼓の魅力を知り 都会へ出ていった4人の男たち
彼らの ふるさとや忘れられない人たちへの思いが70年の時を越えてひとつになる・・・
観ている間は 雰囲気もよく すんなりと理解して見入っていましたが
物語の展開としては 時間軸が行ったりきたりするので 結構複雑です
登場人物も 5人で全部まかなっているので 見かけによらず大変なはず
これを かなり力ワザではありますが 見せて泣かせる力量があることに驚きましたね~!
北海道を舞台にした話は初めて とのことで もしかしたら異色なのかもしれませんが
これからも チェックしていきたい劇団に仲間入りしちゃいました(*^^*)
やっぱり 人にとって 生まれ育ったところって特別な存在なんだということ
ましてや そこに大切な人や大切な思い出があればなおさらのこと。
人生をかけて それを守ろう 復活させようと思い続けた五作の強さ
少し遅かったけれど 恵織村の人たちに理解してもらえたこと・・・
全体的に 哀しいトーンではありますけど しみじみとよい舞台だったと思います
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2007年03月03日
「ドラリオン」
シルク・ドゥ・ソレイユ
原宿ビックトップ 16:30開演
15年前から 日本にやってくるようになったシルクの舞台
フジテレビで大々的に宣伝するので サルティンバンコやキダムなど
名前だけは まるで自分が観たことがあるかのように知っていたりしますが
いつのまにか始まって いつのまにか終わっているので 今回が初体験
思っていた以上に アーティスティックな世界が繰り広げられました
観る前は “おしゃれなサーカス”というイメージくらいしかなくて
シルクがカナダのカンパニーだということも知らなかったんですが
実際観た感想は サーカスと中国雑技団とディズニーをたして
より西欧的な味付けをして 現代的に生まれ変わらせた舞台芸術だな と。
カテゴリーとして<イベント>だと思っていたのが 観たら<芝居>だった という感じ
特に今回は アジアを意識した内容のせいか 中国人が出演者の半数以上を締めていて
その人体の不思議を思わせるパフォーマンスは まさに東洋の神秘
観ていること自体は楽しく おどろきの連続なのですが
見慣れない光景に ついつい眉間にしわがよってしまいます(・ ・;)
だって 片手で全体重を支えて倒立してるのに身体が逆に二つ折りって ありえないぃ~(笑)
そのほかにも 「重力はどこにいったの?」と思ってしまうトランポリン技や
「どうして その小さい輪っかに向かって飛び込んでいけるの?」と思うパフォーマンスなど
休憩を挟んで2時間半 しっかり楽しんできちゃいました
それにしても あのクラウンたちにはだまされたなぁ・・・
ちょっと「おや?」と思う場面もあったけど 真面目に状況を信じちゃいましたもの(;^_^A
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2007年01月18日
「禿禿祭」
「命を弄ぶ男ふたり」
作:岸田國士
演出・構成:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:高橋克実 八嶋智人 笑福亭鶴瓶
世田谷パブリックシアター 19時開演
タイトルは「はげちびさい」と読みます(^^;)
とある 夕暮れ時の線路沿い
自殺したくてやってきた男2人が それぞれの境遇を話し始める
本気で死ぬ気でやってきたはずなのに
いつの間にやら 止めあったり すすめあったり 順番を譲り合ったり
真面目なのか 冗談なのか これから彼らはどう決着をつけるのか?
高橋さんと八嶋さんの2人芝居&ゲストを招いてのトークショー
いつも この2人が出る舞台って シリアスなのが多くて
TVで見る 軽いタイプのかけあいが観たかったんですが
なぜか 脚本の選択からして 期待とは異なってましたね・・・
やっぱり 舞台出身の2人としては TVの姿は借り物だと思っているのでしょうか
この日のトークショーのゲストは 鶴瓶さん
ホントは三谷幸喜の日を取りたかったんですが ダメでした(T_T)
名古屋の人気番組「スジなし」を即席でやってみよう ということで
“幸せになる剣のある部屋に続く階段前”という設定でスタート
はちゃめちゃな即興劇と 適当なトークの時間でした
タイトルに“祭”とついてるだけあって 公演自体が企画もの
期待しすぎたは禁物でしたね~
・・・鶴瓶さんが加わったから 「はげはげちび祭」・・・ かな(笑)
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2007年01月06日
「志の輔らくご」
PARCOプロデュース
企画制作:パルコ・オフィスほたるいか
出演:立川志の輔 劇団ビタミン大使ABC
パルコ劇場 19時開演
今回で11年目の“志の輔らくご in PARCO”
毎回 チケット即日完売で 興味はあったんですが観れずじまい
今回は 父の誕生日プレゼントを兼ねて気合を入れたので ようやく観ることができました♪
近年 落語ブームと言われているらしく 結構華やいでいる感じですが
やっぱり 長~い間 親しまれ作り上げられていった芸能ですし
芸歴も長い志の輔ですから おもしろくないわけがない!
【何もないけど、なんでもある】らくごの可能性 たっぷり楽しませていただきました(^^)
『メルシーひな祭り』
とある小さな商店街に フランス大使夫人とその娘が雛人形を見たいとやってきた
外務省の役人と 商店街の市井の人々の混線模様がおかしいお話
オチは落語らしい終わり方なんですけど いろんな角度から日本人の気質が見えてきます
人情あふれる日本人 杓子定規な日本人 どちらも愛すべき人たちではないでしょうか
『中村仲蔵』
実在した歌舞伎役者を題材にした古典落語
異例の出世をした仲蔵が 与えられた端役を苦悩の末に演じきるまでのお話
なんと この2幕の一席だけで1時間あったんです!
たった独りで 座って話すだけで これだけ人をひきつけることができる落語
演技力 説得力 表現力 人間力 ・・・落語ってすごい・・・
もうひとつ タイトルがわからないんですが七福神を題材にした話がありました
確かに 七福神って・・・ よくわからない存在かも(^^;)
意表を突かれた感じですが やっぱり納得しちゃう現代の神頼み事情
もっと いろんな落語が聞いてみたい衝動に駆られ中
CDやらDVDやらに手を出してしまいそうで 恐ろしいです・・・
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2006年12月27日
「私がオバさんになってる!?」
米米CLUB演劇部
作・演出:村上大樹
出演:矢沢心 永山たかし 弓削智久 大口兼悟 ジェームス小野田 石井美奈子 他
東京芸術劇場 中ホール 19時開演
その名のとおり 米米のジェームスとシュークリームシュの美奈子が
米米とは違う“クラブ活動”がしたい と始めた第1回?公演です
観客層は わたしくらいの米米好きだった派と
出演している 若手イケメン男の子たちのファン派に分かれてましたねぇ
後者の人たちには マイナーな米米レパートリーはわからなかったんじゃないだろうか
名曲“いつの間にか”なんて えらく違うものになっちゃってたし・・・(--;)
クリスマスの日 恋人からのプロポーズに悩む彼女は
妙ないきさつから 25年後の自分とその家族に対面する
あまりにもめちゃくちゃな家族をどうにかしたいと奔走するのだけど・・・
あぁ もぅ 主人公やら相手役の名前でさえどうでもいいと思えるくらい
本当に 年末の忙しいときに無理して行ったのを後悔するくらい
まったくもって どーでもいい舞台を観にいってしまいました(--メ)
これが 今年の観劇のラストだったなんて やんなってしまいますわ
本筋は バックトゥーザフューチャー1を未来編にしたような
ダメオヤジとダメオバサンになって 離婚寸前の自分たち夫婦をやり直させる
っていうストーリーがあるにはあるんですが その他の余計なことが多すぎる!
それに あんな未来を見たら 過去にさっさと戻って結婚をやめさせるのがあたりまえだろ~
まったくもって 退屈な2時間強でした
休憩があったら もしくはもっと端っこの席だったら 絶対帰ってたよ
作演出家 二度と見ないように気をつけなければ・・・
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2006年11月30日
「ズビズビ。」
劇団M.O.P.
作・演出:マキノノゾミ
出演:小市慢太郎 酒井高陽 キムラ緑子 三上市朗 勝平ともこ 岡村宏懇 奥田達士 他
紀伊國屋ホール 14時開演
またよくわかんないタイトルをつけたな~(^^;) というのが第一印象
とっても実力があって 素敵な俳優さんが多い好きな劇団ですが
よく考えてみると 当たりとハズレの差が意外とあったりして油断ならないんですよね(笑)
今回 劇団初の30分×4本オムニバス形式だということを全然知らなくて
1話目がすごく濃厚で さくさく展開するもんだから
ここからどう展開させるつもりなんだろう・・・ と思っていたらいきなり話が変わっちゃいました(^^;)
最近 共通テーマのオムニバス 短編 タブルビルの類も流行りなんですかね
でも 1話と2話のタイトルが出てたの知らなくて
3話と4話しか 気付かなかったんですよー!
すっごく気になるよ~ だれか教えてくださいっ!
第一話
往年の銀幕大スター 南大作もすっかり落ち目でハムレットの王役の劇評も最悪
そんな彼の楽屋に 地元新聞の記者がやってくる
彼の大ファンだという彼女は「あなたなら女恋しさに人を殺した男の弱さを演じられる」と言い・・・
オチは予想通りのストーリーですが 少人数で濃厚な空気を生み出していました
扉もない 暖簾だけの楽屋で交わされる 過去の秘密
記者の嗚咽と 南の一人芝居のシーンに 心打たれました
第二話
旅公演で全国をまわる お芝居の一座
どうしても「森の石松」をやらなくてはいけないのに 主役が逃亡
そこへ 一座を飛び出した座長の弟が戻ってきて・・・
どうにもこうにもへそ曲がりで 頑固な座長を支える一座の面々といった構図ですね
昔懐かしい 一話完結ホームドラマ(事件→大混乱→大喧嘩→一件落着)みたいな感じ
もうしばらくは みんなでがんばって旅公演続けてね(^^;)
第三話 「ずいぶんな話」
舞台監督をめざす山田は ちょっと婚期をのがした仕事に生きる女性
この公演で再開した役者の1人が 彼女の初恋の人でしかもバツイチ
プロポーズされて 結婚を真剣に考えた矢先に 彼が離婚も成立してない子持ちだと発覚!
あー 最悪のダメダメ男にひっかかっちゃいましたねー
でも 早くわかってよかったじゃない(^-^)と
つい 肩をポンポン叩きながら言ってあげたくなっちゃう軽快さが楽しかったです
M.O.P.も 緑子さん以外の女優さんを もっと効果的に使うべきだと思いました!
第四話 「ビタースイーツ」
敗戦後 ジャズが流行りだした日本
ジャズバンド ビタースイーツのメンバー1人が アメリカに行くと言いだす
紆余曲折あって うまくいっているかに思えた彼らだったが・・・
この頃の日本って 夫婦とか家族とか子供の親っていうことの意識が独特だったんでしょうね
だからこそ 蒲田行進曲のような戯曲もあるわけだし。
なんで 緑子さんがでてくると‘女はわたしだけよっ!’的な話になっちゃうんでしょう
いきなり この世とあの世が交錯するので一瞬ワケがわからなくなりましたが
M.O.P.らしい 男の世界が見られたので それでよしといたしましょう
そんなわけで 本当にこの劇団の人たちは 【昭和】が似合う!(笑)
そんなにおぢさん・おばさんってわけじゃないんだけど
年を重ねて いろんな経験をした人間の渋さとか 明るさとかが備わってるんだと思います
劇団以外での活躍が多いのも 納得できますよね~
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2006年11月21日
“エキストラ”
東京ヴォードヴィルショー
脚本・演出:三谷幸喜
出演:伊東四朗 角野卓造 佐藤B作 はしのえみ 佐渡稔 山口良一 あめくみちこ 他
紀伊國屋サザンシアター 19時開演
三谷さんの新作は またもやヴォードヴィル
一応 これで本当に最後ということになってるらしいですが どうなんでしょうね~
とあるタイムトラベル物のテレビシリーズ撮影現場
未来人やら 江戸時代農民やら バスガイドやらの準備をしたエキストラたちが待機中
今日が初参加という初老の男性 超ベテラン級の芸達者
2人で出たいと主張する夫婦 なぜか出演したがらない男
エキストラから役者に転向した駆け出し中年俳優
さまざまなエキストラを束ねる事務所の担当と エキストラを背景・モノ扱いするテレビスタッフ
いつもと変わらないはずの現場で 事件が起こる
ここのところ 熟年俳優起用の話題もあったりして
ちょい役でテレビや映画に出るのって 流行ってるイメージがありますよね
広く世間的に認知されてきているはずなのに その待遇は過酷
どれだけ実際のことなのかわかりませんけど 好きじゃないとできないだろうなとは思います
彼らがいるからこそ 臨場感あふれる映像が撮れることを忘れてはいけないですよね
超売れっ子の三谷さんが ひとつの劇団のために作品を書くのは他ではないことで
プロデュース公演のように 選び抜いた少数精鋭の役者のために役を振るのではなく
全員まんべんなく出番がなくてはいけないし 三谷さんらしいものにしなきゃいけないし で
かなり苦戦というか 妥協しなくてはいけない点が多いんだろうな~と思います
今回演出もやってるため 端々で三谷色は出てるんですけど
やっぱり 平均年齢も高いし スピード感も出ないし・・・
ココロから期待してしまうものとは 違うんですよね どうしても
まぁ 何年かして また映画化とか改訂版でプロデュース公演とかしたら・・・
楽しみにしてみたいと思います(^^;)
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2006年11月15日
「アイーダ」
劇団四季
作曲:エルトン・ジョン
作詞:ティム・ライス
演出:ロバート・フォールズ
日本語版歌詞・台本:浅利慶太
出演:濱田めぐみ 阿久津陽一郎 五東由衣 吉賀陶馬ワイス 大塚俊 他
福岡シティ劇場 13:30開演
福岡から開幕した四季版アイーダを 社員旅行のついでに観劇してきました
古代エジプト ファラオの時代
将軍ラダメスは 敵国ヌビアの捕虜を連れて凱旋するが
その中には 身分を隠したヌビアの王女アイーダがいた
彼女の気品に何かを感じたラダメスは アイーダを許婚アムネリスの侍女にする
2人は惹かれ愛し合うが ヌビアの王が捕らえられ
ラダメスとアムネリスの結婚の日も すぐそこまで迫ってきていた
オペラとしてよく知られたストーリーを ディズニーがブロードウェイミュージカルとして製作
耳になじみやすい楽曲と わかりやすいストーリーで
中学生の課外授業としても成り立つくらい 親しみやすいミュージカルになっています(^^;)
実際 幕間の休憩時間では 生の舞台に驚いた女の子達が
ちょっと興奮気味にしゃべってたりして おもしろかったですね~
男の子たちは いまいち感動が薄いというか 反応がみられませんでしたけど・・・
ストーリー自体は 悲恋モノとはいえかなり単純なので
何曲かのナンバーは 時間あわせというか 出番を作るためというか
はっきり言って 長ったらしくて無駄なんじゃ?と思うものもあったりするんですが
それぞれのキャラにあった曲調で性格付けしてあって まぁまぁ楽しめました
逆境であっても 自分を見失わない強い心と 自分の無力さを痛感する情けなさ
順風満帆のはずなのに 好きな道を進みたくてもどかしく思う 迷いの日々
1人の男を愛し 寂しさや嫉妬を覚えながら 一国の王として生きなくてはならない運命
強さも弱さも知った3人が もし手を携えて生きていられたら・・・
きっと もっと違った世界が拓けていたのかもしれません
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2006年11月09日
「ウーマンリブ先生」
作・演出・出演:宮藤官九郎
出演:松尾スズキ 古田新太 池津祥子 伊勢志摩 他
サンシャイン劇場 19時開演
ここ数年 宮藤官九郎作演出でチケット争奪戦が繰り広げられているウーマンリブ公演
評判も悪くなさそうだし ちょっと興味があったので 先行販売でゲットしてみました
・・・が いったい なにがやりたいんだ この公演は??
出演者のほとんどが知らない人だったんですが 関西で活動してる人たちなんですかね?
なんだか キャラクター優先のストーリーがあるんだかないんだか よくわかんない進め方で
主人公が官能小説家の設定なもんだから しょーもない下ネタ系の台詞ばっかりで
ちょっとサスペンス風味も漂うけど 結局は舞台上で役者が遊びたいだけなような・・・
とにかく がっかり 失望
とりあえず もう見ることはないでしょう
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「LOVE30」
「スパイス・イン・ザ・バスケット」
作:三島ゆき 出演:水野美紀 山寺宏一
「結婚相談所」
作:サタケミキオ 出演:真中瞳 片桐仁
「兄への伝言」
作:蓬莱竜太 出演:YOU 生瀬勝久
演出:宮田慶子
PARCO劇場 14時開演
朝日放送製作のテレビドラマ<男と女と物語>
わたしは観たことがなかったんですが
1本30分 まるで舞台のようなワンシチュエーション
男女2人芝居のシリーズでとても好評だったのだそうです
で これを改めて書き下ろし 30分×3本で舞台に持ってきたのが この公演
出演者もバラエティに富んでおもしろそうだったので チャレンジしてみました
「スパイス・イン・ザ・バスケット」
再婚相手と離婚したからしばらく身を寄せたいと 元夫のところにやってきた元妻
恋人が来るから と慌てる元夫におかまいなしに 彼女はあれこれちょっかいを出してきて・・・
いきなり自分から離れていった元妻の登場にとまどい 未練を感じつつも
自分の変化や現在の恋人との関係を改めて見つめなおす元夫
自分の生き方がキライなわけではないけれど 不安やさみしさを感じている元妻
お互いにとって ほんの一瞬の再会だったけれど
後悔することなく これからを生きていくために 必要な時間だったのではないでしょうか
わたし的には<料理やモノを作ること>って すごくいいことだよね
そうそう 調味料やハーブやスパイスって楽しいよね ってとこで共感できましたね
「結婚相談所」
結婚相談所のカウンセラーの元にやってきた客は 彼女の初恋の男性だった
カウンセラーの立場を崩さずに どうにか自分の存在に気付いて欲しい彼女は・・・
彼のことを相談していたお悩み相談室の男性が 実は彼だった!
・・・と まぁ マンガの世界にありがちな粗筋ではあるんですけど
とにかく 出演者の2人が すっごくおもしろかった♪
悩みすぎて 相談員相手に暴走してしてしまう彼女と 彼女をかわいいと思う彼
ありのままの自分を好きになってほしい彼と そんなんじゃダメといらつくカウンセラー
2人はひたすらすれ違いを繰り返すし 結局“思いを寄せ合う2人”として向き合うことはないんだけど
それでも 最後の2人は それぞれ何かを見つけたような そんなラストシーンを迎える
これは ハッピーエンドとしての結末も観てみたかったなぁ・・・
「兄への伝言」
弟の通夜にやってきた兄と 弟の妻
幼馴染でもある2人の思い出話は 弟から兄への謎の伝言をきっかけに違う様相を見せ始め・・・
死を意識した弟から兄への伝言が<とんかつ取り換えた>(笑)
観てるほうも「いったい何??」と思う 突拍子もないできごとを
絶妙の間で演じてしまうYOUと生瀬さんの存在に しっかりやられてしまいました
特に 最近 いろんな映画でも存在感を振りまいているYOU
この人は ホント 男に絡む役どころが秀逸ではないでしょうか
振り回す役も 振り回される役も・・・(^^;)
まぁ なにはともあれ 当事者が納得したんならいいんじゃない?ってとこですかね(笑)
3本 というかひとつの舞台を楽しい気持ちで観終わって ふと気付いたら
ハッピーエンドというわけではないんですよね 全部。
みんな それぞれの道に別れて行っちゃう
でも 見ていて ちょっともどかしい気持ちにはなっちゃうんだけど なぜか清々しい
そんな 楽しい時間を過ごすことができた観劇でした
それにしても 共通していたのは“女性の強さ”
まったく出自の違う作家が担当しているのに それぞれの強さも傾向が違うのに
みごとなまでに 圧倒的に女性の方が強く元気がありました
すでに 世の中はこれがスタンダードなのでしょうか・・・(^^;)
投稿者 yaeko : 18:53 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月11日
「MAJIYO」
TEAM発砲・B・zin
作・演出・出演:きだつよし
出演:小林愛 工藤潤矢 神戸みゆき 渋江譲二 平野勲人 西ノ園達大 他
スペース・ゼロ 19時開演
13歳で一世を風靡した魔女っ子 ハナビも今や33歳
賢者のいしも見つからず かといって諦められるわけでもなく小さな人助けをする毎日
それなのに 頼みの綱の魔力も落ちて 八方塞がり
さらには魔女アイドルカンナの禍々しい気配と 魔女志願のイケメン登場
人生がけっぷちのハナビ さあどうする?!
今回は お得意の殺陣はずいぶん影を潜めて
謎のダンスチームが幅を利かせた 毛色の違う舞台にしてましたね
スピード感も落として 人の悩みとか悪意とか
30代中盤のきださんが考える人生観が 垣間見れるようなストーリーだった気がします
もっとも わたしが発砲に求める"スカッと感"とは ちょっと違いましたけど。
めずらしく初日に観にいったせいか 発砲ファンの割合が高かったみたいで
舞台の内容は いまひとつ堅かったんですが
役者の固定ファンが登場にいち早く反応したり テーマに手拍子したり
グッズの売れ行きがよかったり ちょっと雰囲気が濃い目でおもしろかったですね
この公演の わたし的楽しみは 神戸さんゲスト出演
初代セーラームーンだけあって 見た目はめちゃアイドルなのに
話すと関西爆発 おしゃべり娘なところがちょっと好きだったりします
結構 舞台作品 いろんなのに出ててよかったりしますからね~
アイドル役&初の悪役ってことで 意外な感じでしたが
基本が発砲に合ってるような気がするので そのうち もう1本くらい出てみてほしいです(^^)
2006年09月29日
「ら抜きの殺意」
ABU Planning プロデュース公演
脚本:永井愛
演出:横山學
出演:鈴木秀和 尾崎喜芳 乱一世 有希九美 林部レオナ 平井夏貴 他
江戸東京博物館ホール 14:30開演
以前 どこかの劇団の公演チラシをはじめて見て
「ちょっとおもしろそう」と思っていたんですが 結局観ずじまい
それをなんとなく覚えていたので 今回の公演に足を運んでみました
健康器具の通販会社 ウェルネス堀田に アルバイトのサラリーマンがやってくる
教育関係の出版社に勤めているというこの男 日本語の使い方にやたらキビシイ
社員や出入りの業者と衝突しながら 懸命に日本語矯正に励むのだが・・・
後になって 入場時にもらったパンフレットを読んだんですが
この話って・・・ コメディだったんですか?!(☆o☆)
学校で強制鑑賞するような 教育委員会とか文部省とかが推薦する
教育用の台本だと思って観てました・・・
少なくとも オトナが笑えるようなポイントはなかったですけどねぇ
というより はっきり言ってしまえば 笑いを誘えるような技術がなかったです
メインのベテランの出演者は それなりのキャリアを持った人たちですが
それが 一緒になって 出来のよいコメディを作れるかといったら それは無理
かなりこじつけ感のあるストーリーを 強引に納得させた上に笑わせるには
そうとうなエネルギーと技量が必要なはず
公演2日目になっても メインの役者が 台詞かんだりかぶったりしてちゃ 話になりません
終わり方も 妙に寂しげというか フェードアウトというか はっきりしないし。
個人的に この日のキャストで一番なじんでたと思うのは 林部さんかなぁ
ストーリー自体は 美しい日本語推進派と無知派との戦いであったり
方言のコンプレックスであったり 言葉を超えたコミュニケーションの必要性だったり
舞台として訴えたいことは とてもよくわかるんですが ちょっとよくばりすぎ
プロデュース公演じゃなくて 中堅どころの劇団公演で観てみたかったかなぁ・・・
2006年09月22日
「プライベート・ライヴズ」
作:ノエル・カワード
台本:飯島早苗
演出:山田和也
出演:葛山信吾 久世星佳 西川浩幸 ともさと衣
青山円形劇場 19時開演
シビルとエリオットは 甘いハネムーンの真っ最中
隣の部屋に滞在する アマンダとビクターもハネムーン中
本来 他のカップルのことなんて 目に入らないはずの4人
なのに エリオットとアマンダが元夫婦だったことから 大騒ぎに発展
ついに パリに駆け落ちしてしまったエリオットとアマンダを追いかけるシビルとビクター
いったいこの4人の物語は どんな結末を迎えるのか
んーと 結局 この物語のオチはなんだったんでしょう?
コメディというからには 王道としては元夫婦が元のさやに納まり
ついでに 残された2人がいつのまにやら カップリング・・・か
やっぱり 新たに選んだパートナーが 自分に最適だったんだと気付いて落着か
そんな普通のラストを想像してたら すごく中途半端な幕切れで えらく消化不良になっちゃいました
ストーリーもさることながら 登場人物のキャラが いまひとつ好きじゃないのも原因かなぁ
シビルは 恋は盲目 自己中ヒロイン型の典型で かなり苦手なタイプ
アマンダを見る形相は すさまじく凶悪で 友達にしたくないですね
ビクターは 世間一般では結婚するにはいい男 かもしれないけど
優柔不断で よわっちくて 最後には逆切れに近い爆発 ・・・これもやだ
エリオットは 後先考えない軽い男で 絶対信用できなそうだし
アマンダも きっぱりした性格は共感できなくもないけど 学習能力が低い
・・・救いようがないな この4人(^^;)
一番 このストーリーについていけなかったのは言葉だけじゃない 直接的暴力
男女が全力で殴りあい 物を投げつけ ののしりあい 傷つけはじめた瞬間から
思いっきり引きましたね わたし。
ぜぇぜぇ言いながらの演技に 笑っちゃってる人もいましたけど わたしはダメでした
あんなシーンばっかり 延々続けられちゃったら 気分悪いですよ 全然コメディじゃない
比較的常識人?だったシビルとビクターまでも 大声でののしりあって終わり
しかも エリオットとアマンダがいきなり寄り添って 笑いあってるなんて
この人たちの頭の中は かなりおかしいとしか言いようがない
最近 魅力的な舞台を見せてくれる久世さんと
キャラメルの西川さんがでるコメディってことで 期待して観に行ったんですがみごとに空振り
小さいキャパで 舞台転換もあって チケット代高かったのにぃ~
ホントにこの作品 世界中で上演され
日本で何度も再演されてる話なんでしょうか??
こんなDVシーン山盛の舞台 日本人にそぐわないと思うんですけどねぇ・・・
2006年09月07日
「戸惑いの日曜日~アパッチ砦の攻防より」
脚本:三谷幸喜
演出・出演:佐藤B作
出演:西郷輝彦 細川ふみえ 中澤裕子 あめくみちこ 小林十市 佐渡稔 他
サンシャイン劇場 14時開演
三谷さんが 東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした作品を改訂
外部の役者を招いてのプロデュース公演です
・・・実は てっきり東京~の公演だと思ってたんですけどね(^^;)
観始めてかなりたってから ずいぶんいろんな人を呼んで座組みしてることに気付きました
とある高級マンションの一室 リビングで対面する父娘
離婚したことから長年離れて暮らしていた娘が 結婚の報告にやってきていた
感慨深げにたたずむ父研四郎だが 娘ちよみが婚約者を呼びにいった途端慌てふためきだす
そんな研四郎のいる部屋に入ってきたのは ゴルフバックを抱えた中年の男 鴨田だった・・・
うわ~(^^;) もう最初の10分で 観てる方が「えぇ~ どうなってるの?どうするの??」と
やきもき&わくわくしてしまうシチュエーションコメディです
まさに 三谷さんの得意技連発炸裂の2時間半
誤解と早とちりと行き違いと見栄と家族愛の連続攻撃でした
あるときは 娘を嫁にやる複雑な心境の父
あるときは 配線の苦手な電気屋さん
あるときは 鴨田の奥さんを内縁の妻にしてみたり
あるときは 日本で働く外国人女性しか相手にできないダメオトコだったり
次から次に 口からでまかせ苦し紛れのその場しのぎ
別れた妻や娘にいいカッコしたいだけで よくここまで茶番を繰り広げられるなぁ~と呆れますが
そのパワーが 鴨田までも協力させてしまう説得力を持ったんでしょうね
ただ 三谷さんの脚本にしては
研四郎が ひどくいいかげんで 態度のでかい横柄な人間に見えてしまうのは
演出がB作さんだからなんだろうな~と思ってしまいます
最後の方は 奥さんが浮気してたことでみじめになった鴨田に対して
屈折した優越感を感じてる いやな奴になってしまってて ちょっと後味が悪かった
三谷さん演出だったら “いっぱいいっぱいになりすぎて どうしようもなくて強気にでちゃった人”
っていう造形になるんじゃないかなぁ・・・ その方がしっくりくるような気がするんですよ
そこらへんが ヴォードヴィルショーが三谷さん脚本を生かしきれてないと言われる点なんじゃないかと。
この話 脇役の人たちもかなり個性的で おもしろかったんですが
まっとうな役作りで 意外とすんなり受け入れられたのが 細川ふみえと中澤裕子
あー こんな女の人いるよねー ってとこがすごくわかりやすかった
機会があったら ほかの舞台出演を観てみたいところです
投稿者 yaeko : 23:18 | コメント (0) | トラックバック
2006年08月03日
「初仕事納め」
作:金子茂樹
演出:大江祥彦
出演:金子貴俊 池内博之 西村雅彦 砂糖浩之 川口真五 中本奈奈
新国立劇場 小劇場 19時開演
第16回 フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品を舞台化したもので
90分というコンパクトなストーリーながら その分無駄が少なく
すっきりとしつつも 遊び心があって 素直に楽しめる作品でした
ロボットを製造販売するクロス商事に入社する中畑は 初日に2時間の遅刻
土下座をして謝ったところ 社長の黒須を筆頭に 全員に土下座返しをされる
面食らっている中畑に告げられた言葉は「今日を持ってクロス商事は倒産します」?!
軌道に乗り始めていたはずの会社は なぜ潰れる運命になったのか
その運命は もはや変えることはできないのか?
きっと最後は 潰れずにすむ結末になるんだろうな~とわかってはいつつも
どんどん絶望的になっていく展開に どんなオチが待ってるのか期待しちゃいます
ともすれば ありきたりな話 予定調和になりがちなストーリーなんですが
西村さんをはじめ 初舞台の金子さん 他劇団出身の役者が手堅くまとめていて
くすっと笑えて 楽しめる 小劇場向きな作品ができたのではないでしょうか
初日だったので 少し硬い感じがありましたけど
約1ヶ月間の各地公演の間に もっとよくなりそうです
倒産へのキーを握る営業 田島の戦術がスポーツ全般ってとこが
実際に そんな時間外営業を実践してる人を知ってるので おかしかったですね~(^^;)
「話術や根回しの得意な営業は五万といるけど 一緒にスポーツできる営業は少ない」
国民総健康志向が高まってる昨今 結構有効な武器なんじゃないでしょうか(笑)
投稿者 yaeko : 23:03 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月30日
「現代狂言」
企画:南原清隆 野村万之丞
台本:壌晴彦 南原清隆
演出:壌晴彦
出演:南原清隆 野村万蔵 キャイ~ン ルー大柴 ドロンズ石本 エネルギー
国立能楽堂 19時開演
現代のお笑い芸人達と 600年の歴史を誇る狂言のマッチング
2002年に企画されたものの 万之丞さんの他界によって中止され
今回 ようやく日の目をみたという公演でした
たまたま 情報バラエティかなにかで 製作発表を見て
「また おかしなメンバーでよくわからんことを・・・」と思ってたんですが
元々 狂言はなんとなく好きだし e+で割引販売してたしってことでチャレンジしてみました(^^;)
元からある「萩大名」と それを現代風にした「萩代議」
それと 思いっきり現代を舞台にした「連句」の3本
やっぱり 伝統芸能として受け継がれているものと
それを演じる萬狂言の方々の力量は すばらしいですよね
まず間違いなく お笑いの方を目的に来た人たちでさえも
昔から伝わる方法のままで ちゃんと笑わせることができるんですから。
やはり お笑いから参戦のメンバーは 基本的にキャラクター優先
狂言のルールも かなりどこかに行っちゃってたんですが
ただひとり エネルギーの平子さんだけが 狂言舞台での存在にはまってたように思います
新しい試みという意味での努力は とても感じられたし
狂言師の方々 特に万蔵さんのおちゃめさにも助けられて
意外にも? おもしろい公演だと感じられました
今後 どうなるかはわかりませんけどね・・・(^^;)
投稿者 yaeko : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月28日
「純粋人」
LEMON LIVE
作・演出:斉藤 栄作
出演:有馬自由 西ノ園達大 有川マコト 松原綾央 権藤昌弘 本間剛 内田びん太 上田裕之
駅前劇場 19:30開演
うわ~ 駅前劇場にくるの何年ぶり?ってくらい久しぶりじゃないかと。
最近 足が遠のいていた小劇場
なんとなく 出演者ラインナップがおもしろいな~と チラシに引かれてやってきました
・・・が。
全然 チラシのコピーと内容が違うじゃないかー!
って まぁ 小劇場にはごく普通のことなんですが 久しぶりだったんでちょっとがっかり
ここんとこ ちゃんとした座席の劇場にしか行ってなかったせいもあって
やっぱり パイプイスで2時間は辛いなー と思ってみたり
規模の大きい公演とは いろんな意味で「違うよねー」と再認識した1日でした
シェイクスピアが在籍する劇団は 新作ができないこともあって客足が落ち気味
業を煮やしたフィリップは 劇場の楽屋に彼を監禁
しぶしぶ台本を書きながら 劇団員の様子を見続けていたシェイクスピアは
カジノに絡む よからぬ策略が動き始めていることに気付く
いったい誰が なんのために 劇団員のロンを追い詰めようとしているのか・・・?
基本的にわたし ミステリーとかを観る時に 犯人探しはしないで
その物語に流されながら 最後の真相に驚くことを楽しみにしてるんですが
これは あまりにも犯人?がわかりすぎ~(--;)
さすがに 異母兄弟ってのは「あぁ そんなことも言ってたね」と その時思い出しましたけど
コメディと銘打って いい役者使ってる割には 面白みに欠けた舞台でした
しかし この役者陣 劇団のタイプがかなり違うような気がしますけど
元々 交流があったんでしょうかね~ その絡みの方がおもしろそうです(^^;)
投稿者 yaeko : 23:43 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月08日
「NEVER SAY GOODBYE ある愛の軌跡」
宝塚歌劇 宙組
作・演出:小池修一郎
作曲:フランク・ワイルドボーン
出演:和央ようか 花總まり 大和悠河 遼河はるひ 紫城るい 他
東京宝塚劇場 13:30開演
今回の作品は フランク・ワイルドボーンが全曲書き下ろしたことでも話題
世界的にもめずらしい女性だけの劇団の曲を 外国人が書くとどうなるんだろう・・・ と
ちょっとした興味と不安?を抱いて 劇場に向かいました
“うわ~ 東宝ミュージカルみたいだ~”というのが 第一印象(^^;)
決して悪い意味ではなくて 肯定的な感想ですよ!
解釈というか 細かいことはわからないですが
やっぱり 世界のミュージカル界で売れっ子になった作曲家だけあって
メロディーの流行とかを押さえてるんじゃないかと思います
繰り返し歌われるテーマソングは とてもやさしく あたたかく
大勢で歌い上げるものは いつもの宝塚には見られないほど迫力があり
変化や勢いもあって 大きなストーリーをしっかり盛り上げていました
それはさておき
この公演で 宙組トップの2人が退団!
たまたま観たいと思う演目を 宙組がよくやっていたのがきっかけですが
宝塚からかなり離れていたわたしを 和央&花總コンビが
再び日比谷に引き寄せた といっていいくらいお気に入りの2人でした
また しばらく宝塚の公演から遠ざかってしまうような気さえして残念です・・・(T_T)
今回のパンフレットには 退団ということで
いつもは掲載されない トップ2人の短いインタビューが載せられてたんですが
和央さんのナチュラルな雰囲気の写真があって すごくびっくり!
このお方 すっごいかわいぃ~っ!!(☆o☆)
今までパンフで見た 稽古風景の写真でも
結構 ピシっとしたシャツを着て 髪も固めて・・・ という姿しか見てなかったので
プリントTシャツにGジャン 髪も横に流す程度のスタイルに やたらときめいちゃいました(^^;)
この2人は これからどうするんでしょうね~
意外と 宝塚のトップの人って 男女とも一般の人気を獲得しずらいみたいですし。
ん~ ぜひ 俳優業を続けて欲しいものです
投稿者 yaeko : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年04月09日
「ベルサイユのばら」
~オスカル編~
宝塚歌劇 雪組
原作:池田理代子
脚・演出:植田紳爾
演出:谷正純
出演:朝海ひかる 貴城けい 壮一帆 水夏希 舞風りら 他
東京宝塚劇場 11時開演
先月のフェルゼン&アントワネット編に続いてのオスカル編
せっかくなら 両方観ないとね~ってことで観にいきました
・・・が わたしとしたことが開演に間に合わず 5分強観損ねてます(--#)
休みの日の11時前に日比谷にいるって 普通ないですよねー
っていうか 午前中に開演する舞台なんて 他にないですよ・・・
さて それはさておき 今回のバージョンかなり変わってます
たしか 前回のときは サブタイトルが<オスカルとアンドレ編>だったような気がするんで
まったく 新たに作った本のようなんですが
驚いたことに アントワネットはおろか フェルゼンも登場しません
そんでもって アンドレとのストーリーもちょっと希薄・・・
で なにがクローズアップされたかといえば 小間使いロザリーとの絡み(^^;)
えー・・・ それはちょっと違うだろー・・・(--;)
まぁねぇ~ 宝塚が男役トップと娘役トップとのコンビを強調するステージングを基本としてる以上
とりあえず <男女の愛>を描く必要があるわけですけど
いくらなんでも オスカルとロザリーは主従関係以外のなにものでもないじゃない・・・
どう考えても無理矢理です!
そもそも 「ベルサイユのばら」というお話の中での主人公はオスカルで
フェルゼン&アントワネット編は オスカルの話+2人の愛を軸にすえて描いているから
内容も充実しておもしろく 感動もあるんですけど
アントワネットもフェルゼンも登場しないオスカル編では ストーリーが広がりにくいんですよ~
オスカルを愛するアンドレとジュローデルがいて
オスカルが愛するフェルゼンが アントワネットを命がけで愛してて
オスカルは 近衛兵隊長としてアントワネットをお守りする役目がある
そんな複雑な関係があってこそ ベルばらの世界なわけです
このあたりをはしょってしまうんですもん
魅力が半減してしまうのも無理はないですよ
そんなこんなで ちょっと残念だったオスカル編ですが
ペガサスに乗ったオスカル様には かなりココロから笑わせてもらいました(^^;)
さすがにヅカファンのみなさまも 驚きを隠せない演出?だと思われ・・・。
あれだけは 1階席で観てみたかったですね~(笑)
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2006年04月06日
「ライオンキング」
劇団四季
台本:ロジャー・アラーズ アイリーン・メッキ
演出:ジュリー・テイモア
作曲:エルトン・ジョン
作詞:ティム・ライス
出演:原田真理 雲田隆弘 金田俊秀 野中万寿夫 田中彰孝 熊本亜記 他
四季劇場[春] 18:30開演
いやぁ~ 春劇場の杮落としとして上演が始まったライオンキング
その当時に 喜び勇んで観にいったのが すでに懐かしい域に達してますね
初めの頃は 鳴り物入りで上演されていただけに
いつも満席で 出演者も一番の有名どころの役者陣を揃えていたものですが
今回のキャスト表では ほとんど顔のわかる人はいませんでした(^^;)
それでも 劇場に響く ライオンたちの雄叫びは身体を包み込む迫力だし
アンサンブルでの アフリカンミュージックをモチーフにした歌唱は鳥肌がたちます
やっぱり ストーリーもわかりやすく ミュージカルの<歌>の醍醐味も十分味わうことが出来る
とてもよく出来た作品には 違いないと思うのです
ただ 記憶違いでなければ
オープニングのプライドロックでのシンバお披露目のシーンも
2階席にキャストが入ってきたような覚えがあるんですけど 違いましたっけ??
2幕最初のシーンから いきなり動物ではなく 人間が登場するようになるのも不思議
どうして 統一性を持たせなかったのか 今思うと違和感があるんですよね~
久しぶりの2度目の観劇は いろんな発見がありました・・・(^^;)
投稿者 yaeko : 23:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月30日
「テングメン」
TEAM 発砲・B・zin
作・演出:きだつよし
出演:森貞文則 小林愛 西ノ園達大 井上晴美 平野勲人 武藤晃子 他
本多劇場 19時開演
1年2ヶ月ぶりの劇団公演
いつの間にやら個人があちこちで活動しているので
ホント 本公演が少なくなっちゃってさみしい限り
でも 今回も期待を裏切ることなく いつもの長目な殺陣シーンを含め(^^;)
大の大人が笑って泣けるヒーローモノを見せつけてくれました♪
1年もの間公演がなかったとは思えないほど 息の合った<発砲ワールド>が健在で
開演のテーマ音楽から始まって 終わりまでがあっという間の2時間でしたよ~
天下泰平江戸時代
さびしい女に愛を与えるテングメンは 密かな有名人
テングメンを追うおかっぴき猿蔵 その妻みえ その昔の仕事仲間うさぎ
うさぎが近頃贔屓にしてる客犬吉 犬吉の正体を知る仲間たち・・・
はたして テングメンとは何者か? そしてその目的とは・・・?!
発砲で有名なのは なんといってもジャスキスシリーズ
完結してしまったので 当分観ることはできないと思いますが
劇中 あらゆる登場人物がキスしまくるという展開でありながら 痛快なアクションもの
そんな芝居を作れる彼らが 今回サブタイトルにしている一言が「ほんのり十八禁」(^^;)
どんな話になるのやら~ と思っていたら いきなり主人公テングメンは
その名のとおり でっかい天狗のお面を“身体”につけて登場します(笑)
よくもまぁ こんな状態で激しく動き回る舞台をこなせるもんだと 普通に感心しちゃいましたよ~
それになにより ストーリー自体も設定は奇抜ながら あくまでも真面目。
相手を想いすぎて 本当の気持ちが伝わらないもどかしさ 距離の難しさ
ちゃんと相手に伝える努力って大切だよね としみじみしちゃいました
今回 観終わって一番に思ったのが
主役の森貞君が すごく成長したな~ということ。
数年前に 世代交代を狙ってか 若手を一気に主役格に登用したことがあったんですが
その時には「これはちょっと・・・」と 観てて厳しかったんですよね
今年~来年にかけては ちょっと公演数が戻ってくるみたいなので
きださんの意表をつくストーリーと 役者陣の活躍を楽しみに待ちたいと思います(^^)
投稿者 yaeko : 23:46 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月23日
「決闘!高田馬場」
PARCO歌舞伎
作・演出:三谷幸喜
出演:市川染五郎 市川亀治郎 中村勘太郎 市川高麗蔵 澤村宗之助 他
PARCO劇場 15時開演
熾烈なチケット争奪戦を繰り広げた?衝撃の新作PARCO歌舞伎 第1作目!
もちろん 平日日中にもかかわらず満員御礼
そして 平均年齢高く 女性の着物着用率もやたら高かったです
いつものPARCOとは かなり様相が違っていて
最初に目に付いたのは お花の数!楽日も近いのに尋常じゃありません
そして ロビーになにやら 黒いパーテーション
内側から傘とかがかかってたので(^^;) 控え室?とは思いましたが
実際に公演が始まったら ちゃんと長唄や鳴り物の人たちがいたので
その方たちの 控え室というかスペースとして 使っていたみたいです
(いや 歌舞伎だったら当然なんですが PARCOで生演奏のイメージがなかった・・・)
舞台が終わって まだロビーにお客さんたくさんいるのに
鳴り物の方たちが 関係者口から三々五々出てきちゃうのにも驚きました(・ ・;)
実を言うとわたし 歌舞伎が好きというわけではありません(^^;)
内容がわからないほど難解なわけではないし 大衆演劇だから身近な要素も多分にあるんですけど
やっぱり ある程度の知識とかなりの集中力がないと 充分に楽しむのは難しいんですよね
わたし程度の舞台好きには コクーン歌舞伎あたりがぴったりくるかなぁ という感じ
それでも この12000円もする公演のチケットをなぜ取ったかといえば
それは 三谷さんが作・演出をするから という一言に尽きるわけです
そして その結果はといえば・・・
もう めっちゃくちゃおもしろいです!楽しい!!ヾ(▽< )ゞヾ(>▽<)ゞヾ( >▽)ゞきゃはははっ!
舞台観て こんなに余計なこと考えず自然に笑ったのって ものすごーーーーく久しぶりです
お話は 後に赤穂四十七士のひとりとなる堀部安兵衛が中山と名乗っていた頃のこと
昔は剣の達人だった彼は 浪人となり喧嘩の仲裁で日銭を稼ぐ日々
そんな彼だが 叔父が不公平な果し合いを受けることを知り 遂に奮起
助太刀せんと 長屋の住人や幼馴染とともに高田馬場まで走りぬける・・・
あらすじは まさに歌舞伎の人情物ではありますが
テイストはまぎれもなく 三谷さん色に染まりまくってます(笑)
むしろ 歌舞伎という形を借りたことで いろんな細かい雑念が取り払われて
ここ何年かでは観られなくなってしまった<三谷喜劇>としてのお話を
思う存分書きまくることができたんじゃないかと 勝手に想像してしまうほど。
130分のボリュームを 休むことなく最後まで一気に駆け抜け 楽しませてくれました
でも それも 実力ある歌舞伎役者を中心にしたエネルギーがあってこそだったんだと
パンフレットを読んで とてもよくわかりましたね
インタビューでは「歌舞伎役者って割と器用なんですよ」とか
「歌舞伎 → 歌って踊って芝居する“なんでも集団”」という答えもありましたが
その中の「基礎があるから大体どこへ行っても大丈夫」という言葉に
4歳や5歳で初舞台を踏んで ずっと舞台の上で生きてきた役者さんたちの
自信や誇りといったものを感じ取れて すばらしい文化だなぁと改めて感心しました
(だって主となる3人なんて わたしと同い年かかなり年下なんですもの・・・)
とにもかくにも あれだけのパワーを感じさせながら 約ひと月 ほぼ毎日2公演!
しかも 開演は15時&19時の超ハードスケジュール!!(☆o☆)!!
歌舞伎の底力を見せ付けつつ 最後まで突っ走っていただきたい
そして ぜひ第2作 3作・・・と これからも楽しい歌舞伎を魅せてほしいですっ♪
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2006年03月10日
「ベルサイユのばら」
~フェルゼンとマリーアントワネット編~
宝塚歌劇 星組
原作:池田理代子
脚・演出:植田紳爾
演出:谷正純
出演:湖月わたる 白羽ゆり 安蘭けい 立樹遥 柚希礼音 涼紫央 他
東京宝塚劇場 13:30開演
5年ぶりに<ザ・タカラヅカ>ともいえる作品が登場!
なんだか これだけは観なくてはいけないような衝動に駆られるんですよね~(^^;)
特に フェルゼン&アントワネット編は 前回観た
和央さんと花總さんのが好きだったので まじめにチケット取りに励みました♪
ホントに 劇中何度も歌われる歌詞のように
愛・あい・あいぃ~ ・・・・のお話でございます(笑)
1日たった今でも くるくると頭の中をまわるくらいの強烈さですが
それだけに 余計なことを考えず まっすぐに誰かを想う気持ちが伝わってきて
やっぱり 要所要所で涙を誘われてしまうのです(><)''
今回主演のトップ 湖月さんって
記憶に間違いがなければ 結構前からいる人だったような・・・
いつのまにか トップになってたんですねぇ~
最近の男役って すっきり顔の人が多いから ちょっと意外だったりして(^^;)
なんとなく古風なイメージがあったんですが 包容力を感じてよかったです
ただねぇ~ ラストのアントワネットが断頭台に上っていき
フェルゼンが「王妃様~っ!」と叫んで 感動的に幕切れ・・・の次の瞬間
いきなり 大勢出てきてラインダンスはないんじゃないかい??(・ ・;)
たしかに タカラヅカの名物には違いないんだけど余韻もなにもあったもんじゃないっての!
せめて ショー部分の順番を変えるとか 工夫できないもんなんですかねぇ・・・
ま それはともかく
タカラヅカならではの トップスターやお気に入りの人物を鑑賞するもよし
原作そのままの 貴族社会のきらびやかさにうっとりするもよし
フランスの歴史に刻まれた 大革命に思いを馳せるもよし
それぞれの楽しみ方があって 筋金入りヅカファンも タカラヅカ初心者も満足できる作品ですよ(*^^*)
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2006年02月28日
「ヴァンパイア レジェンド」
Studio Life
原作:ジョセフ・シェリダン・レ・ファーニュ「カーミラ」
脚・演:倉田淳
出演:及川健 山本芳樹 林勇輔 青木隆敏 石飛幸治 他
アートスフィア 19時開演
ちょっと久しぶりな感じのするスタジオ・ライフ
「相変わらず古典系の難しそう
というか説明で終わっちゃいそうな話ばっかりやってるな~」と思いつつ(^^;)
<DRACULA>との同時公演ってことで ひとつ観てみることにしました
もちろん ダブルキャストで選んだのは及川くん主演の日♪
あの小柄&美貌での吸血鬼役は あまりイメージが湧かなかったんですが
いやぁ~ こんなのもありだね~ って感じです
でも 今回の及川くんバージョンの演出テーマが“萌え”だそうで納得(笑)
今まで観た中で 一番&ダントツに 耽美・・・というかエッチ度がずば抜けてます・・・(^^;)
耽美中世美少年やおいものが好きな(一部で腐女子と呼ばれる)方に試しに観てもらいたい♪
もうひとつのキャスト組(笠原&曽世)では どんな感じになったんだろう ちょっと興味あるなぁ
あ 話自体は もう何も語ることはないくらい わかりきったストーリーなので
ホントに舞台の雰囲気を(いろんな意味で)楽しむのが 正解なんじゃないかと思われます はい。
この日は 終演後にトークショー有ってことでしたが
もうちょっと ひと工夫というか 盛り上げようよっ!と感じること多々あり(--;)
立ち話で ホントに仕方なくやっつけてる雰囲気が充満してるんですよねぇ~
キミタチ もしかしてものすごく仲悪いの?って勘ぐりたくなってしまいます
数分のためでも せめてパイプイスくらい用意して和やかにやって欲しかった・・・
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2006年02月16日
「CATS」
劇団四季
曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
詞:T・S・エリオット
製作・演出:浅利慶太
出演:早水小夜子 井上智恵 石井健三 芝清道 ユチャンミン 蔡暁強 八幡三枝 他
キャッツシアター 18:30開演
すっごく久しぶりにキャッツを観るので いったいどれくらいぶりか調べてみたら
1996年5月11日に 品川のキャッツシアターで観てました ・・・10年ぶりかぁ・・・
有名な舞台で チケットも1年近く前から買っていた割りに 以前観たときの記憶がかなりあいまいで
たしか ちゃんとしたストーリーもなく いろんな猫の紹介をして歌い踊って終わってたような・・・
と思ってたんですが まさにその通りでした!(^^;)
T・S・エリオットが書いた詩の中に出てくる猫たちを膨らませ
陽気な舞踏会と シリアスな再生のドラマに仕立て上げた作品
お気に入りの猫や 自己投影してしまうような猫を自分の中に見つけてしまったら
一気に引き込まれてしまう作品なんだと思います
・・・ストーリー重視のわたしには 小気味よいダンス部分と迫力ある歌が楽しみの舞台ですね・・・
前回観たとき すごく心に残っていたのに 今回なくなっててすごくびっくりしたのが
「猫たちが猫手じゃないっ!!」ってこと。
たしか 日本だけの演出で猫らしさの表現の最もたるものだったのに
いきなり出てきた猫たちみんなが 普通にべったり床に手をつけててすごくがっかり(--#)
回を重ねるごとに いろいろ演出もバージョンが変わってるみたいで
楽しくもあり 哀しくもあり・・・
まぁ 猫手は役者の負担も大きいでしょうから仕方なかったのかな~
アンコールでは 熱狂的なキャッツファンの方たちが作られたかのような手拍子の嵐
そして役者陣も 客席をすみずみまでまわってお客さんと握手
きっとキャッツって 観る側にもやる側にとっても<おまつり>のような作品なんじゃないかなと思いましたね
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2006年02月07日
「ラブハンドル」
作:中谷まゆみ
演出:板垣恭一
出演:原田泰造 富田靖子 瀬川亮 長野里美 小須田康人 石黒賢
PARCO劇場 19時開演
一見地味だけど ほろ苦い大人の物語を見せてくれるサードステージが
本格的にパルコに進出してきた感じですね
前回の「お父さんの恋」より 色がよく出てたと思います
登場人物は 皆ラブハンドル(お腹周りの贅肉のこと)が気になりだすような年齢
長すぎたつきあいのせいで お互いの関係がよくわからなくなってる2人
長い結婚生活 すれ違いばかりの毎日を繰り返した上に 突然仕事をやめてしまった夫
人生で初めての恋に悩み 挙句の果てに告白する前から死にたがるリストラ男
どこか 昔ながらの価値観からずれてしまったような
でも やっぱりなにかに囚われているような 不思議な立場の大人たちが
自分の本当の気持ちを確かめられるまでの 長い長い遠回りの道
<良薬口に苦し>って感じのストーリーですけど 出演者のコメディセンスで
軽く笑いながら 楽しめる舞台になってました
75分の2幕構成は ちょっと長かったですけどねぇ・・・
やっぱり共感できたのは 最後にまーくんが訴える場面
「千鶴になにかあっても 結婚してなかったらなにもわからない」 ホントにその通りだ
共通の友達がいるわけでもなく 身内の公認があるわけでもない2人が離れてしまったとき
そして どちらかになにかのアクシデントがあったとき
相手は いったいどうすればいいのだろう
「ただの紙切れ1枚」も意味があるんだなぁ・・・ と思えるお話でした
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2006年01月12日
「グランドホテル」
原作:ヴィッキー・バウム
演出:グレン・ウィルフォード
出演:前田美波里/岡幸二郎/紫吹淳/諏訪マリー/パク・トンハ/藤木孝/田中健/小堺一機/他
東京国際フォーラム 14時開演
1928年のドイツ・ベルリンの超高級ホテル「グランド ホテル」
そこに訪れるのは ロシアの名バレリーナ 泥棒となりはてた美貌の男爵
ハリウッドスターを夢見るタイピスト 不治の病を抱えた中年会計士 など様々な人々
そこで繰り広げられた 愛・欲望・夢・絶望
それは たった1日半のできごと。
まったく内容を知らないで 年明けらしい豪華なものを観ようかとチケットを取った1本
そのせいで 前半はずっと 主人公となる人物がはっきりせず
何度も同じようなシーンを繰り返し 狂言回しとなる医者がうろうろする
そんな舞台の意味がわからず えらい退屈で「失敗したなぁ・・・」と思ってました
後半になって ようやく話が展開した時には「遅いよっ!」と。(^^;)
これ 上演時間2時間もいらないと思います・・・
キャストの年代的に かなり固定客の付く俳優陣なので
彼らのファンとして観るのであれば そこそこ楽しいのかもしれませんが
ストーリーに翻弄されることを楽しみに観劇をする人には キビシイ作品でしたね
投稿者 yaeko : 17:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月11日
「BIGGEST BIZ」
作・出:後藤ひろひと
演出:G2
出演:松尾貴史 三上市朗 八十田勇一 松永玲子 粟根まこと 他
本多劇場 19時開演
BIZシリーズ完結編!
・・・と言っても 続けようと思えば続けられそうですけど最後だそうです(^^;)
3年前の乗っ取り未遂事件から 社長が変わっても順調?なドリームチームメンバー
シナトラ好きの神埼が経営する雑貨店&カフェに あのメンバーが集まってきた
となると 当然呼ばれもしない健三もやってきて 勘違いに勘違いを重ねた大騒動勃発!
もうねぇ 詳しいストーリーを書きようがないくらい
相変わらずドタバタなハプニングの連続!
よくもまぁ これだけ全員が それぞれ違う勘違いするもんだっていうくらい。
観てる方も 一生懸命頭を整理しないと 混乱しちゃいます(><)"
そんな状態でも 真面目に驚き悲しみ怒る彼らに 笑っちゃうんですけどね♪
とにかく 能天気に楽しみたいってときにベストな1本です
(注:前2作を観ていないと きっとわからないことだらけです・・・)
でも やっぱり3作中 一番おもしろかったのは1作目だったなぁ~
ホントに 今までなかったスタイル?で 最後にはすごくすっきりしたし。
今回のもおもしろかったけど 最終的には2作目と同様の結末だから ちょっと不完全燃焼
あとは 篠原ともえが 期待してたよりはじけてなかったのが残念かな
いつの日か 後藤さんの脚本中に 彼らが出てくることを心待ちにしたいと思います(^^)
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2005年12月21日
「12人の優しい日本人」
作・演出:三谷幸喜
出演:浅野和之 生瀬勝久 伊藤正之 筒井道隆 石田ゆり子 堀部圭亮
温水洋一 鈴木砂羽 小日向文世 堀内敬子 江口洋介 山寺宏一
パルコ劇場 19時開演
今年の観劇 ラストを飾るのは三谷さんの伝説の舞台
陪審員制度が導入された日本を舞台にした一幕劇
15年も前に作られたとは思えない 現実味を帯びた名作です
この話は 以前映画になったものを後から観たんですが
観終わった瞬間に「これ 舞台で観たいよーっ!」と 心から思ったんですよねぇ~
こんなに早く 再演で観られるとは思いもよりませんでした
・・・チケット なっかなか取れませんでしたしね・・・(^^;)
三谷さん自身 パンフで書いてある通り
陪審員制度の是非を問う難しい話としてではなくて
コメディや ミステリーや 活劇として観るのがいいんだと思います
そして ちょこっとだけ
<ひとつの現象は 見方によって まるで異なった結果に繋がる>という
人の思考の不思議を体験することができたなら
三谷ワールドに翻弄され 堪能したといえるのではないでしょうか
その分 集中が必要なので 観劇後はかなり疲れますけど。
役者陣も ほんっとに大変なんだろうなぁ
生瀬さんなんて 最後にはぼろぼろに燃え尽きてしまうし。
最初は ごく普通のサラリーマン風だった陪審員2号が
だんだん 必死の形相で自分をさらけだしていく過程にひきこまれちゃいました
それにしても この12人の顔ぶれったらすごいですよね~
いろんな場所で さまざまな活動をしてる人を
よくこの舞台で集めた というか集めることにしたというか・・・
三谷さんのキャスティングって いつもおもしろいです
そーいえば 江口洋介って初舞台だったんですねぇ
映画では トヨエツが演じていた後半要の役どころ
結構なじんでるように見えて わたし的にはすごく意外だった
やっぱり彼は 短髪のほうが素敵だよ(*^^*)
・・・いやいや そうじゃなくて(笑)
今後 三谷作品の唐沢寿明的ポジションをゲットするのか 楽しみです
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2005年11月17日
「リトルショップ・オブ・ホラーズ」
脚本・作詞:ハーワード・アシュマン
音楽:アラン・メンケン
演出:吉川徹
出演:山本耕史 上原多香子 越中睦 小堺一機 他
青山劇場 14時開演
TBSとホリプロが主催する 贅沢感ただようミュージカル
結構 キャストを変えて再演されてますよね
どんな話なのか興味があったので 平日日中公演を観にいってみました
・・・高校生の団体さんがいっぱいで かなり雰囲気が若かったですけどね
スラム街にある小さな花屋の店員シーモアは
ある日 奇妙な植物オードリーⅡを手に入れて店先に置き始める
その途端 店は大繁盛 彼は新種発見者としてひっぱりだこの有名人に。
しかし オードリーⅡは 食虫ならぬ食人植物だった・・・!
一見 控えめに誠実につつましやかに生きているかに見える主人公
そんな彼が 捨てることのできなかったひとつの望み
それを見抜き つけこみ 徐々に飼育主を駆逐していくオードリーⅡ
夢という名の人間の欲望を 救いのない結末で描く ポップな?ミュージカルでした
・・・あ オードリーⅡって 笑うセールスマンの喪黒福蔵みたい・・・!?(^^;)
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2005年11月02日
「ダブリンの鐘つきカビ人間」
パルコ・リコモーション プレゼンツ
作・出演:後藤ひろひと
演出:G2
出演:片桐仁 中越典子 土屋アンナ 姜暢雄 池田成志 山内圭哉 他
ル テアトル銀座 19時開演
3年前に初演された作品の再演です
お別れ旅行に出た真奈美と聡は 濃霧の中道に迷い ある屋敷に逃げ込む
そこにいた人物は 昔ここにあったという不思議な街・不思議なできごとの話を始める
脇を固める役者陣はほぼそのままに 主要キャストを一新した形
新しくなったほうの役者の作品を観たことがないので
果たしてどんな風になるのか まったくわからないままの観劇だったんですが
あぁぁぁぁぁ・・・ 観なければよかった・・・・(--#)
やっぱり プルフィールを見るまでもなく
初演の主役陣と場数が違うのが 観ててなんとなくわかっちゃうくらい差が大きい
大倉孝二 → 片桐仁
水野真紀 → 中越典子
遠藤久美子 → 土屋アンナ
長塚圭史 → 姜暢雄
ん~ やっぱり 違いすぎますよね~(^^;)
もしかしたら 目指すもの(演出そのもの)が初演と違っていたのかもしれませんが。
(今回 パンフも買わなかった 2000円もするし!)
初演の人たちが はまり役すぎてたのかなぁ・・・ 特にカビ人間が・・・
おさえちゃんも ラストの泣かせるはずの台詞 全然訴えてくるものがなかったしな~
それを考えると エンクミは舞台初挑戦だったはずなのに やっぱりよかったんだなぁ・・・
とか いろいろ 今になって改めて初演を再評価しちゃった観劇でした
わたしって いまひとつだったものに関してUPが遅い(笑)
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2005年10月29日
「青木さん家の奥さん」
作・演出・出演:内藤裕敬
出演:荒谷清水 鈴木こう 鈴村貴彦 宇梶剛士 土屋良太
三鷹市芸術文化センター 星のホール 19時開演
一昔前 やたらとチラシが目に付いた「青木さん家の奥さん」
ジャニーズ事務所が上演して 2万人を動員したこともあった演目だそうです
そういえば最近見かけないな~ と思っていたら
今回 5年ぶりの再演ということで やっと観てみることにしました
とある酒屋さんに入ってきた新入りバイト鈴村君
なにやらくせのある先輩4人に囲まれて 初日から困惑の連続
お得意さんの 青木さん家の奥さんのところに配達に行ってみたくて先輩達に直訴
みっちりいじめられ 練習させられた その結果は?
何回も再演してることだし
前に 結構おもしろいという話を聞いたことがあったので
それなりに期待して 三鷹までがんばっていったんですが
登場人物が5人だけしかいないのに 毎回 ゲストが2名・・・
あらすじは存在するものの 細かいところはすべて即興
アドリブでまかなうという趣向のお芝居だったんですね(^^;)
ロビーにある 終演予定時刻が<未定>となってたのが すべてを物語ります
さらに (基本的に)男だけでやる芝居なので
ゲストによって かなり内容が変わっちゃうみたいです
本人達の裏話とかも出てきちゃうので 役者のバックヤード知らないと意味わかんないし
本人達みずから「かなり想定外の流れになっちゃってるけど」とか
「今回は 人選ミスが原因」と言ってたように ホントにぐだぐだの話になっちゃってました
後半は収拾つかなくなっちゃって「・・・ここまで行ったことにして」なんて展開も。
ラストのオチも 全然はまらなくて不完全燃焼だったし
もうちょっと 全体的にしっかりやってほしかったなぁ
こんな感じのステージなら
翌日のゲスト 河原雅彦・坂田聡の日にチケット取りたかったな~
・・・仕事だから どっちにしろ無理だったけどさ(--;)
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2005年10月20日
「ブラウニング・バージョン」
自転車キンクリートSTORE
作:テレンス・ラティガン
訳・演出:鈴木裕美
出演:浅野和之 内田春菊 今井朋彦 池上リョヲマ 岡田正 佐藤祐基 一戸奈美
俳優座劇場 19時開演
イギリスの戯曲家 テレンス・ラティガンの作品を
3作連続で公演する企画の第2弾です
今まで知らなかった作家の作品で なんだかシリアスっぽい内容だったんですが
鈴木裕美演出&主要キャストがおもしろそうなメンバーだったので観てみました
実力系役者陣でしたが 台詞が堅いものが多いことと初日だったこともあってか
かなりの人たちが 少なからずかんでましたね~(^^;)
明日 勤務先のパブリックスクールを退職する教師クロッカー・ハリス
そんな彼の元に さまざまな感情をもちながら 生徒・同僚・校長etc.が訪れる
この一日は 彼の人生の過ちや生き方を考えさせる長い日となった
ほぼ2時間の舞台だったんですが これといって事件が起こるタイプの話ではなく
静かに淡々と進んでいくストーリー
それなのに なぜかすごく惹きつけられましたねぇ
どっちかというと 身につまされたといった感じではありましたけど・・・
優秀な学者であり 文学を愛している教師ではあるけれども
それ故に 生徒に厳しく 周囲の人々に合わせることもできず
妻との関係も改善することができない そんな不器用なハリス
ずっと 自分の中でほぅって置いた または気づかないでいた複雑な感情が
教師最後の日となった今日 周囲のふとした言葉をきっかけにあふれ出してしまう
隠された人間性に わずかに触れたフランクやタプロウが
この後 彼の人生にどんな風に関わってくるのか
それによって 彼はどう変わっていくのか
最後に見せた彼の表情や 行動する気持ちがよい方向に向かうことを願いました
本当に 下手をすると単調でつまらない内容になりがちな話で
どちらかといえば 苦手な分野
意識が遠のいてもよさそうなところなのに(ちなみに両隣の人が寝てました・・・)
しっかり観られたということは かなり重要ポイント
第3弾も よさそうなメンバーが揃ってるので観にいきたいですね
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2005年10月13日
「恋愛ホテル」
脚本:寺田敏雄
演出:松本健
出演:西郷輝彦 神戸みゆき 持田真樹 小林顕作 阿木耀子 風間トオル
アートスフィア 14時開演
「恋愛ホテル」と書いて ラブホテルと読ませるみたいですね~
その名の通り ホテルの部屋に3組の男女が入ってくるところから始まるお話
3つのストーリーが同時進行するので 複雑な舞台かと思いきや
結構 普通な感じで観ることができました
妻子ある区役所職員道明寺と 娘ほど歳の離れた女性アンズ
お互いトキメキも感じなくなった 交際5年のミズキとケンジ
時代遅れのブランド服を着た中年女性エリと 軽薄そうなホストリュウ
それぞれのいきさつでチェックインした彼らは
約2時間後 どんな結末を迎えるのか・・・
どのカップルに共感を覚えるかによって 感想も変わってくると思うんですけど
わたしの場合は カップルにというより 3人の女性それぞれにわかるところがある気がするなぁ
好きな気持ちを軽口でごまかしながら 内に悩みを抱えてることも
ずっと独りで人生を歩んできて 遺書を読んでくれる人が欲しいと思うことも
別れ話をしたいんだけど 後ろめたさもあって なかなか本題に入れない心境も
ある程度オトナの女の人だったら どこか思い当たる節があるって行動なんじゃないでしょうか??
ただ 実は3組に繋がりがあったっていう裏設定etc.話自体はいいんですけど
なにぶん 演じてる方々が微妙にアクのある役者さんたちで
独特なテンションにとまどうことしばし(^^;)
特に神戸さんは どうしても甲高い声で一見イッちゃってる役柄が多いですよねぇ
結構好きなだけに 残念だなぁ~
この日は 女優陣のアフタートークイベントがあったんで聞いてたんですが
質問コーナーで いきなり「神戸さん好きです!」発言した二十歳の電波クンや(^^;)
出てるのは女優陣だっていうのに 西郷さんへの熱い思いを述べる女性とか(--;)
なんだかもう 役者陣のファンクラブ会場のようになっててハラハラしちゃいました(笑)
あ この時に持田さんが言ってた「別れ話は疲れる!」って発言はよかったな~
公演中は 毎日別れ話しなくちゃいけないんですもんね 大変そうだ・・・
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2005年10月07日
「翼をくださいっ!さらばYS-11」
ギンギラ太陽’S
作・演出・かぶりモノ造型・出演:大塚ムネト
出演:上田裕子 杉山英美 立石義江 古河今日子 中村卓二 彰田新平 他
パルコ劇場 19時開演

観劇カテゴリーにしては めずらしく画像つきのエントリー
しかも写ってるのは なんだか怪しいバスのかぶりものをしたおにーさん
さらに これを写したのは開演前 劇場内の前説(?)中
そんでもって この後 わたしはかぶりものおにーさんと2ショットで写真を撮ってたりします(^^;)
でも もっとめずらしいのは こんなことじゃなく
福岡在住の地方劇団が プロデュース公演を主としたパルコ劇場で3日間の公演をしたことなんです
もう めずらしいという範疇を超え<異例中の異例>とまで言われる珍事
ロビーに 華やかなお花がまったくないのと裏腹に(^^;)
客席に いかにも業界の人っぽい方たちが多かったのも そのせいなのかもしれません
あ それ以上に福岡出身の元祖ギンギラファンの人たちも多かったですね
わたしも最初は「かぶりものかぁ・・・ キケンだけどパルコなら大丈夫かなぁ・・・」と不安だったんですが
劇団が掲げる<笑って泣けるエンターティメント>というコンセプト そしてかぶりもの
「・・・あぁ!発砲B・zinと同系列っぽい気がする♪」と結論付けて 観劇に踏み切りました
1998年 航空業界に新規参入したスカイマークエアラインズ1号機
利用者の多い福岡空港を開拓したために 苦戦を強いられる毎日
やっと手に入れた翼を生かすために 数々のいじめにも耐える彼は
九州初の国際空港 雁ノ巣空港にまつわる悲しくも希望に満ちた物語を知る
公演のチラシを見ていた段階では 結構登場人物(建造物?)が多いので
なんだか どんな話になるのか見当がつかなかったんですが
実際観ると 土地勘のない場所のお話であり
時間軸が異なる話を組み合わせているにも関わらず すんなり理解できます
ホントに 空港や飛行機が「なんか そんなしゃべり方してそぅ~」って納得できちゃうんですよね(^^;)
今までにはなかった視点で はじめての分野の芝居を観られたような気がします
ただ おもしろかったけど ちょっと内容からすると時間が長いかなぁ
九州つながりで H2ロケットなんかも登場したけど つけたし感があって中だるみしちゃう
特に YS-11が何かをたくらんでからクライマックスに近づく辺りは
もう少し スピード感が欲しかったですね~
緩急がつけば きっとラストでのホロリ加減が引き立って<笑って泣ける>に近づくんじゃないかと。
その代わり カーテンコールで拍手を浴びながら 何人かの役者さんが涙ぐんでて
「あぁ~ やっぱりプレッシャーあったんだろうなぁ~」と しみじみもらい泣きしそうになりました
だって パルコって通常 舞台慣れしてる役者さんしか出ないですからね~ 新鮮!
そういえば 初日ってこともあってか
しょっぱなに タイトル画面が映し出されないハプニングが発生
あわてて最初からやりなおすことになったんですが
撮影がはいっていた上演だったので DVDでどんな編集がされるのか
その部分だけ観てみたいと思っちゃいました(^^)
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2005年08月31日
「オペラ座の怪人」
劇団四季
原作:ガストン・ルルー
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:チャールズ・ハート
日本語台本:浅利慶太
翻訳 :安東伸介
出演:高井治 佐渡寧子 鈴木涼太 種子島美樹 松元美樹 秋山知子 他
すっごく久しぶりに 舞台版オペラ座の怪人を観ました
昔は 日生劇場とかで観た気がするので
四季劇場<海>に足を踏み入れた時には
あの狭さで あの妖しい地下の世界を表現しきれるのか不安になりましたけど
始まってしまったら そんなことはあっという間に忘れさせてくれましたね
「・・・落札!」からスタートする オペラ座の世界
シャンデリアが姿をあらわして 天井へ昇っていくあのぞくぞく感
耳になじみ そしていつまでも記憶に残る音楽たち
怪人の横恋慕魂を どう評価するかは観た人それぞれですけど(^^;)
いつ観ても 楽しめるミュージカルであることは間違いないです
今年はじめに上演されていた映画のDVDも発売されたことだし
ストーリーを予習済みの方には ミュージカル体験としてオススメしたい1本です
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2005年08月24日
「ダブリンの鐘つきカビ人間 PRE-EVENT」
PARCO+RICOMOTION PRESENTS
Talk:後藤ひろひと G2 片桐仁 中越典子 山内圭哉 土屋アンナ 姜暢雄 コング桑田
日本青年館 18:30開演
ダブリン~が 10月に再演されることをうけ
新たにキャスティングされた4人と おなじみの3人が30分のトークショーを。
う~ん 司会で来たコングさんってホント 本番に弱いと言うか空気読むのがへたというか・・・
このメンバーなら 絶対もっとおもしろいイベントになったはずなのになぁ(--;)
最後 山内さんが残ったのって コングさんだけじゃ心配だったからだと思うんですけど(苦笑)
珍しく 初演に観た舞台をもう一度観ようと 秋のチケットは確保してあるんですが
なんだか 新キャストの土屋アンナがしゃべってるの見たら すごく不安になってきちゃいました
早い話が すごく本気で馬鹿っぽい・・・
彼女がやる役 初演ではエンクミがやってて すごく好きだったから余計に恐い~(--#)
どうか 秋までに舞台人の端くれになってくれてますように!
で なぜあまりキャストで舞台を選ばないわたしがこのトークショーを観にいったかと言えば
舞台を見逃した「MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~」の
上映会があったからです!これがなきゃチケット取らないって・・・
こっちは 音声が大きすぎて?たびたび音が割れて聞き取りにくかったですが
かなりおもしろかった!大王&G2にしては 何度も泣き所があって やられちゃいました
ただ大王・・・ イベントの時に死んじゃうのをネタばれさせちゃうのはだめだよ・・・
周りでも 上映目当てで来てる人いっぱい来てて みんな残念がってたよ(--;)
これって 公演のチラシでは長谷川京子と伊藤英明がメインって感じで宣伝されてましたけど
伊藤英明は大して出番なくて 彼目当てで行ったファンは残念だったでしょうね
確かに木場さんでは一般ウケしないかもしれませんが すごく人間味あふれててよかったです
ばらばらになってしまった絵本は きっともうすぐ大貫じじいの元に集まるでしょうね
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2005年08月18日
「blast」
Bunkamuraオーチャードホール 14時開演
管楽器演奏とダンスを融合させたパフォーマンス集団 blastの公演
今年 STOMPもきてるのでよく間違えられますが
こちらは 鉄骨を楽器に見立てたりはしない方です(^^;)
思っていたよりも 迫力ある演奏場面ばかりではなくて
ダンスからはいって 段々盛り上げて 全体の演奏になっていくパターンが多いかな
それでも 客席に下りてきたり 2階席にまわってきたりするので
和気あいあい って感じで楽しめますね
休憩時間には パーカッションチームがロビーで番外演奏するんですが
みんなそれを知ってるので 1部が終わったとたん 外に殺到します
おもしろそうなので行ってみましたが 場所的に無理があるかなぁ~
まわりにいた人も言ってたけど あんなに警備とか気を使ってやるなら
ちゃんとステージの一部として 舞台上でやった方がいいような気がします
ラストも 一通りのキャストが挨拶?をした後
みんなで一気に外に出て ロビーで演奏して終わるんですね
ファンには 間近で写真撮ったりサインもらったりできるチャンスでいいみたい。
出演者としても 余計なアンコールで何度も出たり入ったりしなくていい”よい手”なんでしょうね
演奏・パフォーマンスはもちろんすばらしいし
ダンスもそんなに間延びしなくてよいのですが いかんせんチケット代が高い!
もっと安く観られれば 楽器を楽しんでる学生にも観てもらえるだろうにな~
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2005年08月16日
「スケッチブック・ボイジャー」
演劇集団キャラメルボックス
作・演出:成井豊
出演:大森美紀子 西川浩幸 細見大輔 真柴あずき 三浦剛 他
サンシャイン劇場 19時開演
絵はいまいちだけど ストーリーに定評がある漫画家のはら
編集者の諸星が原稿をもらいに行くと なんと1ページもできてないと言う
驚く諸星に ストーリーはすべて義理の兄が考えていたと打ち明けるのはら
締め切りは明日の朝 それまでに2人は物語を完結させることができるのか
あー なんかもう わたしはキャラメルだめだなーと思ってしまったり。
新作はもう期待しないで 未見の再演だけに絞って観ようかな・・・
と思ったら なんとこの作品 3度目の再演だったんですね(^^;)
まぁ パンフをよく見れば ホントに初期の作品ってことで
それを知ってれば キャラメルにはめずらしく2時間切る上演時間だったり
その割りに 時間埋めの横道ネタが多すぎたり 出演者いじりがあったり
あぁ キャラメルにもこんな時代があったのね と歴史を感じさせる内容だったりしますが
これだけ 劇団員が自画自賛しまくってる作品なら
もうちょっと改定して 2時間きっちり楽しめるストーリーにしてくれよっ!と腹立たしくもあります
個人的に記録しておくべきことは 珍しく大森&西川の夫婦漫才(?)が見れたことと
細見さんが前面に出てくる話を観れた ってことくらいでしょうか
あとは 小川江利子の退団!
この劇団は 若手の成長株が早々に去る傾向にありすぎます
頼むから 三浦君はしばらくがんばってほしいものです・・・
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2005年07月28日
「姫が愛したダニ小僧」
作・演出・出演:後藤ひろひと
出演:ユースケ・サンタマリア 富田靖子 ラサール石井 松永玲子 佐藤康恵 山内圭哉 他
アートスフィア 19時開演
昔々 ある国のお姫様がお忍びの最中に恋をしました
相手は貧しい村の不思議な笛吹き ダニ小僧
これを快く思わない侍従長は 姫をお城から出さないようになりました
脱出したお姫様は 仲間をつれてダニ小僧を探す旅にでかけます
Piperの旗揚げ公演をリメイク ・・・した割にはできが悪いな・・・(--;)
っていうか Piper作品だって時点で<お遊び作品>ってことに気づかないといけなかった
う~ん キャストにだまされたなぁ~
富田靖子 好きなんだけどもうちょっと仕事選んでくれぇ~(^^;)
とにかく ストーリーはさておいて
この「いつもの役者達のいつものパフォーマンスが見たい!」って人たちには
たまらなく 楽しい舞台なことには間違いないです
わたしが観た回は 開演直後に震度3の地震があったことと
芝居の途中 小道具の携帯電話がバキッとふたつに折れてしまった(笑)ハプニングがあって
なかなかおもしろかったです(^^;)
それにしても ユースケ・サンタマリアは いつから役者になったんですかねぇ
昔は 絡みにくい芸人(今で言うふかわりょう?笑)として 出てた気がするんですけど
このメンバーの中で 唯一まっとうな人間として出ていたので
すごくちゃんとしたヒト?に錯覚しちゃいそうですよ~
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「新編 我輩は猫である」
シス・カンパニー公演
作:宮本研
演出:井上尊晶
出演:小林聡美 高橋克美 高橋一生 梅沢昌代 坂田聡 山崎一 綾田俊樹
シアタートラム 14時開演
神経質で偏屈で一風変わった夫と 生まれつきノンキで大雑把な妻
夫が神経を病んだときも 胃潰瘍で倒れた時も 妻は離れずにつれそう
なのに 世間が妻に与えた風評は稀代の悪妻
夏目漱石と その妻・鏡子の半生を 漱石の作品と絡めて描く作品
最初 我輩くんが舞台に現れた直後は
久々の意味不明な雰囲気に「あぁ・・・ やってしまったか・・・」と後悔しましたが
本編と言える部分は 明治の強い妻と悩み多き夫を捉えていて
国語の教科書では知ることができなかった 夏目漱石という人を
ちょっとだけ 身近に感じることができたような気がします
ただ 彼と彼の作品について あまりにも知らなすぎたので
作品との境界線が無くなるにつれて 意味がわからなくなってしまいました
チラシやパンフ 出演者の言葉には「夫婦の絆」「愛情物語」といったコメントが並んでいますが
人生経験がたりないのかなぁ・・・ わたしにはいまひとつピンときませんでしたね(^^;)
難解なテーマに 非現実を交錯させると さらに訴えかけるものが曖昧になる
お気楽鑑賞者としては そう思います
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2005年07月25日
「水平線ホテル」
劇団M.O.P.
作・演出:マキノノゾミ
出演:キムラ緑子 三上市朗 小市慢太郎 酒井高陽 岡森諦 奥田達士 他
紀伊國屋サザンシアター 19時開演
地中海の小さな孤島に建つ水平線ホテル
ある日 秘密警察が島全体を包囲し 客・従業員を軟禁する
国際的スパイが このホテルに潜んでいるらしいのだが・・・?
作・演出のマキノさん曰く この作品は集大成なんだそうで
言われてみればその通り「黒いハンカチーフ」と「オールディーズ・バット・ゴールディーズ」
「最初の嘘と最後の秘密」あたりを まぜて薄めたような感じでした
結果を言ってしまえば なんか前に観たような気がするなぁ・・・ ってことで
M.O.P.にしては 新しさや意外性に欠ける内容でしたね
これを最初に観ていたんであれば すごく面白いと思うんですけど
こうもパターンをなぞられると マキノさんネタないんですか?と聞きたくなっちゃいます(-_-)
どうも 緑子さんが出るとバランスが崩れるような気がして仕方ないんですよねぇ・・・
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2005年06月07日
「仮装敵国」
AGAPE store
指揮:G2
脚本:倉持裕 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 後藤ひろひと
千葉雅子 土田英生 長塚圭史 故林広志
出演:松尾貴史 辺見えみり コング桑田 八十田勇一 福田転球 久ヶ沢徹 春風亭昇太
サンシャイン劇場 19時開演
Seven 15minutes Stories と副題がついてるとおり
現在活躍中の 7人の脚本家がそれぞれ短編を提供し
G2が7本の短編からなるオムニバス作品にしあげた舞台
実を言うと この7人の脚本家が書く話って
基本的にはわたしの好きなタイプの話じゃないことの方が圧倒的に多い
早い話が 苦手なジャンルのはずなのに
なぜチケットを取ってしまったのか・・・ 我ながら不思議(^^;)
それでも これだけ1本が短いと
さすがにスピーディーに展開させる必要があるし
出演者が 比較的とっつきやすい見覚えのある面々だったことがよかったのか
危惧していた以上には楽しめたかな
ラストに近づくにしたがって だんだん難解色が強まってきちゃったけど(^^;)
個人的には 大王と土田さん そして意外にも長塚さんの話が好印象
長塚さんの関わる舞台って 外部演出しか知らないんですけど
一度 ホームである阿佐ヶ谷スパイダースの舞台を見てみたくなりました
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2005年05月20日
「僕のポケットは星でいっぱい」
演劇集団キャラメルボックス
作・演出:成井豊
主演:大内厚雄 小川江利子 藤岡宏美 坂口理恵 岡田達也 他
シアターアプル 18時開演
久しぶりのハーフタイムシアター新作は
「銀河旋律」「広くてすてきな宇宙じゃないか」の続編
というか 前者と後者の間に位置するお話
タイムトラベルが可能になった時代
禁止されてる未来に無理やり飛んだ少年ヒデトシ
そして なぜか法を犯してまでそれを手助けする大人たち
少年の目的は? 達成することができるのか?
良くも悪くも キャラメル色全開のストーリー
っていうか 登場人物がそうきちゃったら「銀河旋律」大好きのわたしには
野次馬興味も含めて 凝視するしかなくなちゃうじゃないですか
ずるいなー この組み合わせ
「広くて~」の方は 観たことあるから今回パスしてたのに
つい そのまま当日券買っちゃおうかと思ってしまいましたよ
ただ ストーリーそのものになると
一連の柿本家の続編てことで 面白みはあるんですけど
ありきたりで 物足りなさいっぱい
余命いくばくもない母親を 未来の医療で助けたいなんて
キャラメルの王道中の王道 意外性もなにもありゃしない
20周年で 元ネタ芝居禁止の原則を破ってまでやるほどのものかと意地悪評価
ついでに言うと ハーフタイムで4000円は高いって・・・
どうせなら ハーフタイム2本立てじゃなくて
柿本家シリーズ3本立てで 体力尽きるまでやってほしかったですね(笑)
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2005年04月18日
「Shuffle」
パルコプロデュース
作・演・出演:後藤ひろひと
出演:伊原剛志 奥菜恵 三上市朗 風花舞 山内圭哉 石野真子 鹿内孝 他
パルコ劇場 19時開演
後藤大王の新作は ちょっとした事故で
目に見えている人が まったく別の人物に見えてしまう病気になった刑事が
事件のせいで職を失った警備員の女の子と組んで 宝石強盗団と戦うお話
とは言っても 大王の書くストーリーは
サスペンス要素よりも コメディ要素たっぷり♪
シャッフルされるきっかけに ちょっとツッコミをいれたくなったり
入れ替わりのスピードについていき損ねた部分もありましたけど
展開の速さ 男優陣のおバカなかっこよさ
女優陣の思い切りの良さ 女心のかわいいらしさ etc.
遊び心と優しいココロにあふれていて 楽しかった(^^)
大王作品では初見の伊原さんと奥菜さん
その容姿にはギャップありますけど コメディあってますよね~
これからもたくさん出て欲しいです
最初 あのキレイな人だれだろ~ と思った風花さん さすが宝塚出身!
整いすぎててインパクトは薄いんですけど 今後のコメディエンヌぶりに期待します!(^^;)
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2005年04月09日
「レ・ミゼラブル」
製作:東宝
作:アラン・ブーブリル クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー
演出:ジョン・ケアード/トレバー・ナン
出演:山口祐一郎 鈴木綜馬 新妻聖子 井料瑠美 コング桑田 森公美子 他
帝国劇場 17時開演
やっぱり公演が打たれるごとに観てしまうレ・ミゼラブル
今回も どのキャストで観るか散々悩みまくりました
本当は2000回記念キャストで観たかったんですが チケット争奪戦に敗北(T_T)
なので 今日の主目的はテナルディエ初挑戦のコングさん(笑)
ワハハの佐藤さんのテナと どっちにしようか迷ったんですけど
あのリリパでおなじみの彼が どんなテナになるのかの興味が勝ちました
でも 土曜日のソワレともなれば
ほとんどの人の注目は バルジャンの山口さんなんですねぇ
帝劇のロビーのいたるところで 山口ファンの小集いが繰り広げられてました
個人的には 演技がわざとらしくてキライなんですけどね~
なんで あんなにキャーキャー言われるほど人気があるんだろう・・・
あとは ファンテーヌの井料さんもわたし的にはちょっとダメだったなぁ
病気で倒れる薄幸の母が 首振りながら熱唱は違うだろうと。
キャリアがある人ほど 歌のテンポにくせを持たせるから聞きにくいんですよね
他 主要キャストの面々はよかったですねぇ♪
鈴木さんのジャベールは ホント素敵です
新妻さんのエポも だいぶ彼女なりのスタイルになってきた感じだし
コングさんも モリクミ相手にかなり健闘してたんじゃないかな
でも・・・ やっぱり記念公演が観たかったなぁ・・・(^^;)
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2005年03月31日
「Candy’s」
G2プロデュース #9
作・演出:G2
出演:長谷川朝晴 須藤理彩 山西惇 陰山泰 久保酎吉 草野徹 他
本多劇場 19時開演
いつものように バラエティーにとんだ役者を集めたG2プロデュース
いつものように ひとくせある物語が展開されるかと思いきや
パンフでも思いっきり語られてるように 思いっきり王道のラブストーリーでした
銀座にある とある石鹸工場を舞台に
昭和10年代と30年代のふたつの時間が交錯しながら語られる恋物語
不器用で 正直で あったかい職人達の思いが刻まれた切ない歴史
わたし ボディーソープが主流になってる今でも石鹸派なので
すごく手の込んだ工程を経て作られる石鹸という商品と
いろんな思いが交錯する物語とを 見守るような感覚で追っていましたね
化学の時間に「<鹸化>という化学反応を利用して石鹸が作られる」ってやりましたけど
それが こんなに大変な作業を要するものだとは思いもよりませんでした
過ぎてしまった過去や 起きてしまった事件 悔やみきれない失敗
消すことのできない記憶はたくさんありますけど
すべては今の自分につながるための必然だと思いたい
渡部や美雪や永井 その他の第3工場の面々も
新しい地で生活する中で それぞれの道を歩んでいくんだろうな
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2005年03月29日
「お願い」
ラックシステム
作・演出:わかぎゑふ
出演:中道裕子 生田朗子 大森美紀子 宮村陽子 前田晃男 関秀人 酒井高陽 他
ザ・スズナリ 19時開演
ラックシステム恒例「お○○」シリーズ
今回は 吉原のとある遊郭を舞台にしたお話
そして ちょっぴり淡い恋も描かれる珍しい1本
それだけに 今回は女優陣の存在感がすばらしくいい♪
いつになく 客演の割合が高くていろんな女優さんが出てるんですが
着物の独特な乱れた着方は 決してだらしなく見えず あくまでも艶っぽい(*^^*)
着物を自分が着るのはキライですが 見るのは楽しいですねぇ
絶対的な中心人物(主役)という人がいるわけではなく
遊郭に暮らし また出入りしてる人々が
なにを考え どんな風に暮らしてるか 思い出とどう生きるかetc.
今となっては 歴史の1コマのような時代ですが 文化のひとつでもあったんですね
で ラックシステム恒例 公演内容つながりのお土産
今回は遊郭ってことで・・・ 男女それぞれの<衛生用品>各1コずつでした(^^;)
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2005年03月24日
「お父さんの恋」
サードステージ
作:中谷まゆみ 演:板垣恭一
出演:堺雅人 星野真里 七瀬なつみ 菊池麻衣子 池田成志 前田吟
パルコ劇場 19時開演
タイトルやチラシのコピーを見ていただけだったので
てっきり 定年後のおとうさんが年甲斐もなく
若い子に熱中しちゃうお話なのかと思ってました(^^;)
開演数分後には「おや?」と思い始め
しばらくたった後 「そういうことね~」と状況を納得したまではよかったんですが
う~ん やっぱりそういう状況の人に恋することってありえるのかなぁ~
さおりの心理状態がいまひとつつかめないのでなんともいえないですが
そこのところに一番共感しかねてしまったので ちょっとすっきりしないかな
杉本家の子供達(と言ってももうりっぱなオトナですが)の置かれてる環境は
この歳になれば 結婚してなくても 仕事に命かけてなくても
なんとなくわかる範囲のできごとなので 自分だったらどうだろう・・・と思わなくもない
それだけに ちょっとつらい せつない物語だったりします
真面目な中に ちょっと笑いが含まれてて
観やすいながらも じんわりできるサードステージ
かなり人気がでてきてるだけあって 初心者にもオススメできるかな(^^)
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2005年03月17日
「二人でお茶を tea for two」
DOUBLE FACE vol.2
作・演出:関根信一
出演 森川佳紀 関根信一
劇場MOMO 15時開演
舞台を札幌にあるホテルの一室にし 登場人物をゲイ2人に置き換えた
DOUBLE FACE版 セイム・タイム・ネクスト・イヤー
毎年11月の1日だけ会うことを25年も続けてきた 恋人同士の物語
原案になってる芝居が好きだったのと この2人だとどう変化するのかな~と思って観た作品
短期の公演なのに 木曜の日中にやってることもポイント高し♪
前日の夜遊びのために「つまんなかったら絶対寝るな」と思ってたんですが(^^;)
まったく気が散ることなく 最後まで楽しめました
作・演出の関根さんが母体としてる劇団 フライングステージのお話は
ゲイであることにまつわる悩みとか問題を
結構シビアに突きつけてくる作風が多かった記憶があるんですが
この2人芝居では そんなに重たくならず でも考えさせる点も散りばめられていて
さらに1980年~2005年までの懐かしいできごとも思い出させてくれたりして おもしろかったですね
誇張するためか ちょっと衣装や小道具がでしゃばってる感じはご愛嬌ってことで。
この手の時代が移り変わる芝居って 役者さんの技量が問われるものだと思うんですが
亮平役の森川さんは かなり自然に受け入れられましたね~ さすがです
男性にも 年齢を感じさせるポイントっていろいろあるんだなと気がつきました
幕間に小道具を整える女性がホテルのおかみさんという設定になってたようで
ちゃんと年代を追うごとに動きを工夫していたり。こういう余裕もよかったですね
今回が2作目の2人芝居プロヂュース公演 DOUBLE FACE
今後の作品に期待しちゃいます♪
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2005年02月25日
「BIG BIZ」「BIGGER BIZ」+トークショー
AGAPE store SPECIAL STAGE
作:後藤ひろひと 演出:G2
出演 松尾貴史 三上市朗 八十田勇一 松永玲子 坂田聡 後藤ひろひと 粟根まこと
スペース・ゼロ 16時開演
すっごく久しぶりに 再演を観にいきました
しかもぶっつづけ2本立ての両方とも観てるなんて 我ながらめずらしい!
16時から1本目2時間 トークショー30分 休憩30分 2本目2時間
劇場を出たのは 21時15分ごろ
・・・ホントに病み上がりなんでしょうか わたしって(^^;)
やっぱりわたし的には 断然1作目の「BIG BIZ」(上映会)の方が
よくできてるし おもしろいし やられた感があるしってことで好きですね
生じゃないから 独特の緊迫感とかないのにいつの間にか引き込まれてましたもの
「BIGGER BIZ」はちょっと無理があるかなぁ 楽しいけど。
あ でも2作同時に観ることで 前回気づかなかったコネタがわかったり♪
トークショーは なぜかみんなパジャマで登場
最初の15分と最後の15分の出演ならどっち etc.
2択形式で好きなほうに分かれて あーだこーだ言い合う内容
ゲストで若手?落語家の人(名前失念)が出てきたけど いなくても・・・(^^;)
あ~ 「BIGEST BIZ」が楽しみだな~♪
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2005年02月24日
「デモクラシー」
作:マイケル・フレイン 演出:リンゼイ・ポズナー
出演 鹿賀丈史 市村正親 近藤芳正 今井朋彦
加藤満 小林正寛 石川禅 温水洋一 三浦浩一 藤木孝
青山劇場 14時開演
病み上がり状態で このいかにも重たそうな話を観にいくのは
どうしようかと ホントに迷ったんですが
ストレートプレイで 2階席にもかかわらず8000円
貧乏性の方が勝ってしまいました・・・(^^;)
でも 音楽もないシンプルなセット
オトコ10人の会話でなりたってる芝居だったんですが
史実を元にしてる話ということもあり
めちゃくちゃ素直にみることも 深く考えてみることもできる感じ
前知識がないわたしなんかには あまりに真面目なドキュメンタリー過ぎて
・・・どうしちゃったの? って拍子抜けしちゃうくらいのまっすぐさでしたね
すごい のってる役者が集まってるのに 静か過ぎるんですもん
舞台に華やかさがないっていうのかなぁ もったいない気がする
終演後 鹿賀さんと市村さんのトークショーがおまけについてたんですが
短い時間ながら いい友人なんだろうなぁと思わせるような内容
楽しかったですが 相手役をしてるアナウンサーがヘタ!
人選を もうちょっとなんとかしてほしかった(--;)
15分休憩を挟んだ2幕のあとに 20分はさんでトークショー
2時に開演した劇場を後にしたのは 5時45分
・・・長かった・・・
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2005年01月27日
「Dr.TV 汐留テレビ緊急救命室」
福澤一座 with キャラメルボックス
作:福澤朗 演出:成井豊 福澤朗
出演 古市幸子 森富美 菅谷大介 馬場典子 延友陽子 他
サンシャイン劇場 14時開演
木曜の日中に公演があるのがめずらしいので
つい チケットを取ってしまった芝居(^^;)
日テレ(おぉ 一発変換するんだ!)のアナウンサー
+キャラメルのメンバー4人が出演する舞台で 第二回公演
前回は 完売状態だったみたいですね
観る前に ふと「日テレのアナウンサーって 誰がいたっけ?」と
思い出そうとしたんですが 全然思い浮かばなかった・・・
てことで あまりミーハーな見方はできなかったな~
どっちかというと キャラメルのメンバーを観にいった感じ
ちなみに 他のお客さんのほとんどが同じ感覚だったみたいです(笑)
だって キャラメル恒例の前説 携帯電話チェックタイムもそのままあるし
ロビーでは キャラメルグッズ販売してるし
前田さんと細見さんの結婚(初めて知った!)ネタに笑ってるし
カーテンコール後の 退場の仕方までまるで一緒なんですもん
福澤一座っていうよりは キャラメルにアナウンサーが入門しましたっていうほうが
正解なんじゃないかなぁ~ ストーリーはお世辞にもうまいとは言えませんしね(T_T)
汐留テレビの入社試験前に開かれたオリエンテーション
そこで 産業医が最近社内で起こったある事件について語り始める
オンエア画面にノイズがはいる事故が発生した日に起きた
家族と言葉にまつわる 不思議なお話
やっぱり アナウンサーってことで
言葉とか報道とかについて 訴えたいんだろうな~ってことはよくわかります
でもわかりすぎるというか 直接的すぎてなんか無理がある
劇団の人たちが 演劇に携わる人たちの苦労を芝居にしたようなもので
観てるものが 話に入っていけないんですよね
もうちょっと 離れたところから組み立てていってもいいんじゃないかなぁ
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2005年01月07日
「ツカエナイト」
TEAM 発砲・B・ZIN
作・演出 きだつよし
出演 武藤晃子 西ノ園達大 平野くんじ 小林愛 福田千亜紀 他
本多劇場 19時開演
発砲恒例の年明け本公演
今回も(コスプレはないものの)発砲らしいストーリーでしたね(^^)
科学者八王子の新しい開発は
人工知能を搭載したイス型健康管理マシーン「ナイト」
八王子を慕う助手 姫宮津佳恵
開発を依頼した先端企業の担当者 剣崎・楯脇
ナイトを盗み出そうとするライバル 城ノ内
八王子の婚約者 マホ
マホを追う何人もの男達
全員が それぞれの思惑でナイトをめぐって入り乱れ状態
津佳恵は 八王子とナイトを助けることができるのか?!
殺陣の多さはいつものことですが
追いつ追われつで 消費カロリーは相変わらず高そう
出演者は毎年歳を重ねるわけで 体力が心配です(^^;)
でも やっぱり発砲にはこのノリがないといけません!
基本は 津佳恵の片思いと八王子の恋 ナイト争奪戦の3本柱ですが
いつの間にか 最後にナイトが見せた<人を想う気持ち>という
もうひとつのテーマに気づかされ うっかりうるうるさせられてしまうのです
ちゃんと 最後にハッピーエンドを用意してくれるのも発砲の良さ
初日サービスのメンバー年頭挨拶も含めて
笑顔で拍手できる 文句なしの公演でした♪
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2005年01月06日
「なにわバタフライ」
作・演出:三谷幸喜 出演:戸田恵子
19時 PARCO劇場
三谷さんの新作は 初挑戦の一人芝居
そして演じるのは 一人芝居初挑戦の戸田さん
あ もしかして わたしもちゃんと一人芝居観るの始めてかも・・・
関東で生まれ育ったわたしには
(世代的にも)ほとんどなじみのない存在 ミヤコ蝶々
彼女の女性としての波乱万丈の半生を
彼女自身が 取材に来た記者に語る形式で物語はスタート
いや~ なんというか。
まだ日本の男女関係が ある意味おおらかだったんだなぁ(^^;)
という見方をしても 修羅場くぐり過ぎです!(笑)
観ててハラハラするとか大笑いするとかいう展開ではないのですが
三谷さんならではの話の進め方と
戸田さんの チャーミングな魅力が満載で
たっぷり2時間 飽きずに楽しめます♪
彼女の楽屋という設定の舞台上にある
さまざまな小道具が いろんなものに七変化するのもおもしろい(*^^*)
シンプルなマリンバの演奏も心地よくて
いつもの 畳みかけるようなシチュエーションコメディーとは
また 一味違った三谷作品ができあがりましたね!
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2004年12月20日
「天国の本屋」
原作:松久淳 田中歩
脚本・演出:中村龍史
出演:河相我聞 國府田マリ子 中嶋しゅう
博品館劇場 19時開演
最初はリーディング公演 1000部のみの出版という企画モノのお話だったそうですが
反響を呼び 再演・映画化・演劇として再演 書籍売り上げは30万部を超えたそうです
確かに 派手さはまったくないけれど しみじみと沁みるお話になってますね
死んだわけでもないのに 天国の本屋で店長代理をすることになったサトシ
そこで働くユイは いつもそっけなく サトシになじもうとしない
子供相手に絵本の読み聞かせをするサトシと 淡々と仕事をするユイ
サトシが天国の本屋に呼ばれた本当の理由は・・・?
現世と死後の世界を描くと よく出てくるエピソードではありますが
現代の若者でありながらも 熱い芯の強さを見せるサトシと
自分の内側にこもってしまっているユイ
微妙な男女の心の動きがあって どこかほんわかとした“青春”のようなものを感じました
みんな いつまでも同じところで迷っているだけじゃなく
助けを借りながらも 自分の力で次のステップへを進んでいかなきゃいけない
やさしい空気の中に メッセージが託されているようです
それにしても 河相我聞いいじゃないですか~(*^^*)
途中で いきなりラーメン作りを披露する場面があって困惑しましたけど(笑)
彼がときめいちゃってるシーンで 観てるこっちがどきどきしちゃいました♪
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2004年11月25日
「スキップ」
演劇集団キャラメルボックス
原作:北村薫
脚本・演出:成井豊
出演:坂口理恵 岡内美喜子 岡田達也 實川貴美子 西川浩幸 岡田さつき 他
サンシャイン劇場 19:30開演
キャラメルボックス初の原作モノ
そろそろ ネタ切れを自覚されたんでしょうかね~(^^;)
17歳の女子高生真理子は ある日突然42歳になっていた
夫がいて17歳の娘がいて 彼女は25年の歳月を一瞬でスキップしていた
冷静に見ると かなり恐ろしい設定ですよねぇ
高校生なのに いきなり42歳なんて・・・
人生の一番自由で楽しい時を 全部すっ飛ばすなんて過酷この上ない!
しかし・・・ やっぱりキャラメルテイストって 印象が同じなのか
1年半あいてしまうと 全然思い出せません・・・
ワンシーンさえもあやふやな状態で 浮かんでこないのはかなり重症
舞台の良し悪しって その時の感想だけじゃなく
後になってわかることっていうのもあるんですね・・・
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2004年11月19日
「ナイル殺人事件」
作:アガサ・クリスティ
演出:山田和也
出演:北大路欣也 岩崎良美 小林高鹿 森ほさち 友井雄亮 松田かほり 他
ル テアトル銀座 14時開演
山田和也氏演出のクリスティシリーズ 第4弾
ホントに この人の舞台は安心して観ていられます(^^)
エジプトのナイル川を旅する「ロータス号」
新婚旅行中の資産家令嬢ケイと夫のサイモン
サイモンの元婚約者でケイの親友でもあった ジャクリーヌ
ケイの後見人 キャノンなど
さまざまな人間と思惑を乗せて ロータス号は出航する
またもや 原作を読んでないわたしですが
小説と戯曲では かなり変更が加えられているのだとか
名探偵ポワロは出てこないし コンパクトなプロットで 犯人も違うとのこと
クリスティという作家は こだわりの人だったんですね~
たくさんの登場人物と そこで発生する殺人事件
だれもが怪しく思えてしまう構成のうまさ
60年も楽しまれてる作品には ワケがあるんだなぁと感心します
もし 自分の婚約者が友達と結婚することになったら わたしはどうするのかなぁ~
想像しにくいだけに 舞台上での感情の応酬がどんな結果を生むのか
よけいに考えちゃって 惑わされちゃうんですよね(><)"
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2004年11月18日
「ピローマン」
PARCOプロデュース
作:マーティン・マクドナー
演出:長塚圭史
出演:高橋克実 山崎一 中山祐一朗 近藤芳正
ただでさえ可哀想な子どもが さらに可哀想な結末になる「メルヘン」
そんな本を書く作家 カトゥリアンの身辺で お話によく似た殺人事件が次々に起きる
作家が ものすごく胡散臭い二人の刑事の取り調べを受けるうちに
過去 刑事の素顔 そして知恵遅れの兄をめぐる秘密が明らかになっていく・・・
イギリスで話題を集めた作品を 個性派舞台人たちが上演ということで
軽い気持ちで観に行ったんですが それが間違いの元でした(T_T)
ちゃんと 宣伝されてる内容チェックしておけばよかったなぁ~
『笑うしかないほどの悪意とおばかさ、不毛とナンセンス、
ばちあたりなアナーキーさを満載した、とんでもない問題作です』
思いっきり こんなこと書いてあるんですもん
知ってたらこんな高いチケット買わなかったよ・・・
最初から かみ合っていない登場人物たちの会話
どんどん 深刻に重たくなっていく空気
ますますわけわかんなくなっていく話・・・
どれをとっても yaeko向けの作品ではありませんでした
少なくとも長塚さん演出の舞台は 細心の注意を払う必要がありそうです(^^;)
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2004年10月01日
「密の味/三つの味」
クレネリ ゼロファクトリー
作:大岩真理
演出:若月理代
出演:大内厚雄 本多真弓/きだつよし 山本満太 坪田秀雄
OFF・OFFシアター 19時開演
なんだかゴロがいいので タイトル/サブタイトルみたいですが
違うお話 2本立ての公演です
クレネリが どんな舞台を作ってるのかは知らなかったんですが
キャラメルの大内さんと 発砲のきださんが出るので
どんな感じかな~と 興味を持って行ってみたというのが正直なところ
なんですが・・・ 1年半たって UPをするにあたり
内容を ぜんっぜん覚えてないところみると あまり印象深い芝居ではなかったようで(^^;)
フライヤーと当日のキャスト表はあるんですが 内容とかあらすじとかまるで記載がないし。
クレネリの公式サイトで
<マンションの一室を舞台にした男女2人芝居と その後の部屋で展開する男3人芝居>
っていうのを見ても ホントに思い出せなんですから相当なものです・・・
どなたか「観に行ったよ」という方
内容を教えてください・・・(^^;)
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2004年09月23日
「超人」
カムカムミニキーナ
作・演出:松村武
出演:八嶋智人 藤田記子 吉田晋一 小西美帆 楠見薫 小椋あずき 他
本多劇場 19:30開演
八嶋さんを始めとした劇団員が 近年お茶の間でも有名になり
それにともなって 動員数もうなぎのぼりとなったカムカム
わたしも例外ではなく どんな芝居をやる劇団なのかと
興味津々で 楽しみにしていました
・・・が これはいったいなにー??
たしかに「ここんとこ増えてきたお客さんに迎合してる」と言われてたらしいですが
いきなり そんな難解な芝居をぶつけてこなくてもいいじゃない!と
思いっきり文句言いたくなるような話(--#)
っていうか 超人(という妖怪?)に悩まされてる人達のオカルト話?
ホントにいつも こんな感じの芝居をやってる劇団なのでしょうか?
だとしたら TVでの彼らのキャラはどこから見出されたものなのでしょうか??
そのギャップに とてつもなくとまどってしまった一夜でした
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2004年09月16日
「痛くなるまで目に入れろ」
G2プロデュース
作・演出:G2
山内圭哉 中山祐一郎 曽世海児 久保田浩 岩橋道子 陰山泰 坂田聡 他
紀伊國屋ホール 19時開演
G2って よく後藤ひろひとと一緒に組んで演出してるから
わたしの中では すごく印象のいい演出家だったりしたんですけど
いい演出家が いい脚本を書くとは限らないっていう あたりまえのことを
ひしひしと実感できたのが この舞台
とにかく 小劇場会の芸達者をこれだけ集めて
これだけわけのわかんない 暴力系の本を書くことないだろうって思うわけです
なんか 舞台上で役者人が白熱していたのはぼんやり覚えてるんですが
ストーリーそのものは 犯罪?のようなものが絡んでたような・・・って程度
自分の感性に合う脚本 演出 登場人物
すべて満たして 満足する舞台を楽しんで観るって ホント難しいです
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2004年09月12日
「ミス・サイゴン」
脚本:アラン・ブーブリル
演出:フレッド・ハンソン
出演:筧利夫 新妻聖子 坂元健児 岡幸二郎 高橋由美子 tekkan 杵鞭麻衣 他
帝国劇場 17:15開演
12年ぶりの再演
当時 舞台上に実物大のヘリが出現!とか
やたら 大型ミュージカルとしての話題が先行してたのはよく覚えてますが
あまりにも昔のことで 細かい話は全然記憶になかったんですよね(^^;)
今回 出演者に魅力のある人が多かったので
かなりキャスト表とにらめっこして 振替休日をとって観劇に挑みました
1975年のサイゴン
G.I.のクリスとキャバレーで働くキムは 急速に惹かれあい仮の結婚式をあげる
サイゴン陥落の混乱と喧騒の中 お互いを見つけられなかった2人は
3年後 アメリカとバンコクで生活し 心に穴のあいたような日々を送る
キムが息子タムとバンコクで暮らしていると知り バンコクへ向かうクリス
クリスとの再会を喜ぶキムが走った先には クリスの妻エレンがいた
驚き 悲しむキムの心には ひとつの決意があった
「え~・・・」(--;)っていうのが 観終わってからの感想
ミス・サイゴンって こんなに大掛かりで こんなに大きく描かれてるのに
結末は こんなにあっけなく 貧相だったのか・・・ とびっくりしちゃいました(^^;)
どうりで 観たはずなのにまったくといっていいほど覚えてなかったはずです
せめて キムがこの世を去ってからの話とか
未来への希望につながるようなエピソードとかが 織り込まれてほしいですよね
あまりにいきなり終わっちゃうので まるでだまされたような気になっちゃいました
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2004年09月02日
「ラストシャッフル」
6番シード
作・演出:久間勝彦
出演:宇田川美樹 附田泉 あづさ 小沢和之 松本雄介 名賀谷純子 他
萬スタジオ 19時開演
人生負け犬の男女が一組
誰もいないはずのマンションに忍び込んでいると
なぜか 大勢の草野球大好き人間達に遭遇する
適当に話をあわせながらも 次第に仲良くなっていく彼らは
これから どんな人生を歩んでいくのか・・・
6番シードらしい 人間賛歌といった感じのお話
不思議な登場人物たちは 実は・・・ といった真相はよくあるけれど
それを なんだか納得させてしまうのが この劇団
どたばた騒ぎを楽しみつつ 最後はしみじみできる
やっぱり 2時間という時間を「よかった」と思える舞台を観たいものですよね
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2004年08月26日
「I LOVE YOU 愛の果ては?」
脚本:JOE DIPIETRO
演出:山田和也
出演:川平慈英 戸井勝海 堀内敬子 絵麻緒ゆう
パルコ劇場 19時開演
さまざまな年代の さまざまな状況の さまざまな男女を描いた
18編のショートストーリー集
4人のミュージカル俳優達が
今までのキャラからは 想像もつかないようなはじけっぷりで
シンプルな演奏とともに 楽しい時間を過ごさせてくれます
そんなにインパクト・衝撃のある内容ではなく
軽いショーのような 時間がたつと記憶が薄れてしまうような舞台なんですが
オフ・ブロードウェイで5年以上も上演されていて パルコでもこれが再演
どこの世界でも 男女の不思議と言うのは変わらないもののようです(^^;)
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2004年08月12日
「偶然の男」
作:ヤスミナ・レザ
演出:鈴木勝秀
出演:長塚京三 キムラ緑子
スフィアメックス 19時開演
ある列車のコンパートメントの一方には 初老の人気作家
もう片方には 彼の本の愛読者であり カバンの中の彼の本を読むべきか迷う女
作家は 人生の不安 娘のフィアンセ 向かい側の女について考え
女は 日々のストレス 別れた夫 向かい側の大好きな作家について考える
そして 女は意を決して彼の本を読み始め 2人の会話が始まる・・・
この舞台の作者は 3人芝居「アート」を書いた人で
それを知った時には 観るべきか否か 非常に悩んだんですが
設定の興味深さと 出演者の魅力に負けて 観ることにしちゃいました
・・・やっぱり 作者が同じってことは 難解度も同じってことなんですね(--;)
前半(1時間以上?)は ずっと2人の独白で マイナス思考のものばかり
あらすじだけなら すごくおもしろくなる可能性もあると思うんですが
どうにも テンポのよさとか 観客をひきつけるとかいうこととは無縁な作風のようです
これからは 気をつけよう・・・
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「スルース(探偵)」
劇団四季
作:アンソニー・シェーファー
演出:浅利慶太
出演:広瀬明雄 下村尊則 松本克弘 三浦康雄 稲葉薫
自由劇場 14時開演
推理作家で イギリス上流階級のアンドリュー・ワイク
その妻 マーガレットの愛人である イタリア系下層階級出身のミロ・ティンドル
2人はお互いの利益のために 偽の宝石泥棒を計画する
しかし その奇妙な共犯関係は一転 駆け引きと知恵比べの火花が散り始める・・・
一体 誰が殺人者で 誰が被害者なのか?
だましだまされの関係を ほぼ2人芝居の形式で
緊迫感いっぱいに上演する 濃~いお話です
気を抜いて観ていると 最後「あれ?どうなってたの?」ということになりかねません(^^;)
いかにもイギリスっぽいブラックユーモアと 紳士を装う重たげな空気
男2人のプライドをかけた言葉の戦いを 存分に味わえるサスペンスドラマ
たまには こんな四季もいいものかもしれません
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2004年08月11日
「廃墟の町に別れのキスを」
劇団M.O.P.
作・演出:マキノノゾミ
出演:三上市朗 小市慢太郎 奥田達士 木下政治 酒井高陽 岡森諦 他
紀伊國屋ホール 19時開演
何年か前に上演した「黒いハンカチーフ」のL.A.バージョンということで
内容はほぼそのままに 舞台を日本からL.A.に変換しての舞台でした
うーん 変換しないほうがよかったなー(^^;)
日本バージョンの方が 赤線の雰囲気だとか
庶民の底辺に生活する者と 腹黒い政治家との対比とか
なんか こう・・・ 詐欺師達の「やってやろうじゃないか」っていう
背水の陣でありながら 自分達の持てる技への自信みたいなものが
じわっと伝わってきたように思うんですよね
相変わらず 渋いおじさまたちのたたずまいには
‘かっこい~(*^^*)’と ほれぼれしちゃいましたけど♪
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2004年08月05日
「ブラック・フラッグ・ブルース」
キャラメルボックス
作・演出:真柴あずき 成井豊
出演:岡田さつき 岡田達也 前田綾 畑中智行 大内厚雄 温井摩耶 他
サンシャイン劇場 19:30開演
キャラメルの大好きなSFもの
以前は 発砲B・zinのメンバーを客演に上演したこともあるらしいです
・・・そっちが観たかった・・・(--;)
遠い未来の世界 最先端の科学が瀕死の重傷を負った女性を助けたが
彼女は宇宙船に体ごと組み込まれ
コンピューターを凌ぐ処理能力を与えられて生まれ変わっていた
ある日彼女は パイロットになるための最終試験を受ける3人を乗せる
その中には 本当の娘である砂記の姿があった
ところが 試験飛行中に海賊が乗り込んで来て 船は爆発の危機を迎えることになる……
キャラメルらしいテンションの 愛・友情・SFもの
それゆえ なんか特別にココロに残るような要素がなかったですね
宇宙警察海賊課の刑事が登場するのですが
彼らのプロフィールとかの方が 興味深かったような気がします
<劇団らしさ>と<いつも同じ>って 紙一重なんだなって思いました(^^;)
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2004年07月29日
「ファントム」
宝塚 宙組
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:中村一徳
出演:和央ようか 花總まり 樹里咲穂 安蘭けい 鈴鹿照 出雲綾 他
東京宝塚劇場 18:30開演
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」をベースにした作品なのですが
劇団四季で知られるバージョンではなく アーサー・コピットという人が脚本化したもので
ファントムのバックヤードや クリスティーヌとの恋愛の描き方などが
宝塚が上演するのに適した流れになっている印象でしたね
歌は 四季版になれてしまったわたしとしては
いまひとつインパクトにかけてしまうので ちょっと残念でした
それにしても わたしが観たいと思う宝塚の作品って
なぜか宙組のものがダントツに多い気がします
和央さんと花總さんのコンビは容姿端麗&絵になるので 好きだからうれしいですね~♪
投稿者 yaeko : 23:53 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月28日
「奪うこと」
コットンクラブプロデュース8
原案:長塚圭史
脚本:中西良太
演出:中嶋しゅう
出演:河西健司 中西良太 あめくみちこ 小嶋尚樹 朝倉伸二 増田英治 他
シアタートップス 19時開演
洋子の病気が再発した
メキシコに どんな病気も治す水があるという
中間達は 洋子をメキシコに連れて行こうと計画するが資金がない
そして・・・
コットンクラブは もう何年も前になにげなく観た1本がすごくよくて
チラシを見かけるとチェックするようにしてるんですが まぐれあたりだったのかなぁ・・・(^^;)
今回も きっかけ・計画と 進めていくのはおもしろいんですが
最終的に「・・・それで?」っていう感じで終わっちゃったんで
なんだかすっきりしない90分だったように思います
強盗とか 盗みの計画をたてるきっかけって
最初は<ちょっとした提案>みたいなところから始まるのかな~
“言葉に出すこと”の力って 大きいんですね
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2004年07月08日
「IT RUNS in the Family」
製作:PARCO
作:レイ・クーニー
演出:山田和也
出演:上川隆也 羽田美智子 濱田マリ 近江谷太朗 梅津義孝 一太郎 他
ル テアトル銀座 19時開演
キャラメルの同期 上川さんと近江谷さんが主体になって始まった企画だそうで
しかも レイ・クーニーの作品で 演出が山田和也氏で
思いっきり芸達者な役者人が揃ってれば
そりゃぁ~ おもしろい舞台になるってものですよ(^^)
とある大病院のエリート医師デーヴィットは 重要なスピーチを控えた身
そんな彼のいる病院談話室に 18年前につきあっていたジェーンが現れ
2人間にできた息子が デーヴィットに会いに来ていると告げる
すぐ近くには妻もいて スピーチの時間は迫り 奇妙な人物千客万来
嘘に嘘を重ねて乗り切ろうとするデーヴィットは 果たしてどうなるのか??
とにかく 12人もの登場人物を絶え間なく交錯させ
嘘と誤解とアクシデントを山盛りにした ハイスピードな上質コメディ(*^^*)
今をときめく三谷幸喜が 多大な影響を受けた作家の作品と言えば
「いかにも」と納得できる感じがしますよね♪
そうそう 以前に加藤健一事務所で上演したというのもうなずけます
でも きっと同じ本を たとえば同様に海外コメディをよく上演する俳優座がやったとしても
失礼ながら ここまでおもしろくはできなかったんじゃないかと思ったりします
やっぱり 勢いのあるストーリーには それだけの力や若さが必要です!
内容をまったく知らないまま観に行ったのに
これだけちゃんと楽しく笑わせてもらえて とっても満足でした(^^)
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2004年07月07日
「カケルエックスデラックス」
TEAM発砲・B・zin
作・演出:きだつよし
出演:小林愛 平野くんじ 西ノ園達大 小島邦裕 大畑忠良 福田千亜紀 他
本多劇場 19時開演
初演から6年を経て バージョンアップ改訂版を上演
最初の方は まだ発砲を知らなかった頃なので残念なんですが
まさに 発砲色の強かった頃のお話が土台なので
コメディたっぷりの ハイパーラブストーリーを楽しめました
男女が合体して誕生する超人<カケルエックス>
だれが相手かによって どんどん変わっていく展開
勇気がなかったり チャンスをつかめなかったりいろいろあるけど
やっぱり 好きな人のことを思うのは楽しいですよねっ!
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2004年06月03日
「ハートに火をつけて」
東京ハートブレイカーズ
脚本:岡部尚子 赤堀雅秋 吉村ゆう
演出:西田シャトナー
出演:久保田浩 岡田達也 首藤健祐
ザ・ポケット 14時開演
それぞれ 小劇場会で人気のある若手3人が
3人の脚本家を迎えて 3本のオムニバスの芝居をやったんですね~
いやぁ~ こーゆー場合
所属してる劇団のカラーをそのまま引き継ぐか
そこではできないものをぶつけるために がらっと変わるかのどっちかですけど
これは見事に後者の舞台でしたねぇ~
はぁ~ 出演者にだまされたなぁ~(--;)
やっぱり 求めているものと 求められてるものとは決定的に違うわけで
役者を追いかけているのではない限り あまり深追いしない方がいいんだろうな
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2004年05月27日
「ダム・ウェイター」
作:ハロルド・ピンター
演出:Aバージョン 鈴木裕美
Bバージョン 鈴木勝秀
出演:Aバージョン 堤真一 井上淳
Bバージョン 浅野和之 高橋克実
シアタートラム 18:30(A)&20:30(B)開演
料理運搬用の小さいエレベーターをダム・ウェイターというそうで。
ダム・ウェイターが備え付けられた小さな部屋に
ただひたすら時を待ち続けている2人の男がいる
彼らの 息苦しいまでの会話を追い続けるショートストーリー
全然予備知識がなかったので
こんな体力の要る話だとは想定外だったんですよね~
ただ Aの裕美さんの演出結構好きだし
Bの男優陣も捨てがたいし・・・ ってことで両方観ることにしちゃった(^^;)
唯一の救いは Aバージョンが先だったってことかなぁ
これで Bが先だったら わけがわからなすぎてぐったりしてたかも・・・
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2004年05月14日
「ギブミー・テンエン」
劇団6番シード
脚本・演出:松本陽一
出演:富沢謙二 宇田川美樹 あづさ 小沢和之 名賀谷純子 他
東京芸術劇場ホール1 13時開演
うわぁ・・・ めっちゃくちゃオトコが書いた話だな・・・
っていうのが 強烈に印象に残った1本
ここまで救いようがなく 暗い 人を突き落とすようなダークな話って
普通女性は書きません っていうか書けませんよね
それも いつもは観た者を楽しくさせてくれる松本さんが書いたっていうからすごく驚いた
そして なぜかすごくがっかりした。
そういえば 終演になってもタイトルの意味がわからなかったんですよね
帰宅途中に いきなりポンっと「あー テン=10ね」って。
日本語にしなかった意味って なんだったんだろうなぁ・・・
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2004年05月13日
「アマデウス」
作:ピーター・シェーファー
出演:松本幸四郎 市川染五郎 他
テアトル銀座 18時開演
いわずとしれた アマデウス・モーツァルトを語ったお話ですが
主人公となるのは 彼の才能に嫉妬していた宮廷作曲家サリエリ
松本幸四郎が演じる サリエリの姿は
過去・現在ともに 目を疑ってしまうほどの変化ぶり
やっぱり彼は 現代劇よりもコスチュームプレイが似合ってます!
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2004年05月03日
「ヒトミ」
演劇集団キャラメルボックス
作:真柴あずき
作・演出:成井豊
出演:小川江利子 大内厚雄 前田綾 津田匠子 篠田剛 川原和久 他
事故により 首から下がまったく動かせなくなってしまったヒトミ
彼女に 新しい医学機械ハーネスの実験対象になる話が持ちかけられる
これが成功すれば また元通りの生活に戻り
再びピアノが弾けるようになるかもしれない!
スピード系ではない方のキャラメルらしいお話 9年ぶりの再演
身体が麻痺してしまったヒトミを 変わらず愛し続けると言う恋人
ハーネスの成功を願い 彼女に期待する医者
努力の甲斐あって 1人で動けるようになったヒトミ
でも 彼女はどうしてもピアノを弾くことができない・・・
人が人を思う気持ちをテーマにするキャラメルですが
今回はひときわ題材が重い 疲れましたね
ただ 一瞬だけでも自分で自分の身体が思うように動かせない恐怖が
ちょっとだけわかるので すごく真剣に見入っていた記憶があります
小川さんには 怪我をした役があってるんでしょうかね~(^^;)
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2004年04月02日
「JOKER」
脚本:生瀬勝久
演出:水田伸生
出演:明石家さんま 他
う~ん これどんな人がでてたっけかなぁ・・・(^^;)
こーゆー 大きな公演になるとペら紙1枚のキャスト表さえないから
そうとうインパクトないと あとからまったく思い出せないんですよね~
頼みはチケットなんですけど それにも全然載せてないし。
話自体も たいしてよくできてなかったんですよね
スパイの正体も やっぱりね~って感じでしたし。
ひたすら 出演者のおもしろいと言われてるキャラに頼って作られてた記憶があります
やっぱり 舞台はストーリーありきですよっ!
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2004年03月14日
「ちゃちゃちゃ~ある洋服職人の物語」
リリパットアーミーⅡ
作・演出:わかぎゑふ
出演:コング桑田 及川直紀 朝深大介 生田朗子 野田晋市 千田訓子 他
サブタイトルのとおり 日本が着物から洋服生活に変わろうとしている時期に
いち早く 洋服作りの技術を取り入れ真面目に仕事に取り組んでいた人たちの物語
いつも 日本的なデザインがキレイなものを作ってますが
ここぞとばかりに 衣装に力がはいってましたね~
上演中に ちゃんと服を作ってしまってるところがすごいです(^^;)
ただ ストーリーとしては印象が弱かったかな
ゲストの和宮をやった花組芝居の座長さんのインパクトがすごかった・・・(笑)
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2004年02月24日
「ユーリンタウン」
脚・詞:グレッグ・コティス
演:宮本亜門
出演:南原清隆 別所哲也 マルシア 高泉淳子 鈴木蘭々 藤木孝 他
ユーリンタウン=おしっこの街 という奇抜なタイトルのミュージカル
フジテレビとホリプロが主催・製作だけあって 一生懸命宣伝されてましたね~
・・・の割に 直前の割引販売で購入できちゃったあたりで
ストーリー展開の一般受け度がどれほどのものか というのがわかってしまいます(^^;)
近未来 深刻な水不足となったとある街では
節水のためにトイレの使用が厳しく制限されていた
有料トイレを独占したUGC社 取り締まる警察官 トイレの管理人
こんな毎日から開放されるため 民衆は立ち上がった・・・
水不足という設定は 地球環境の変化という現実から見てもありえないことじゃないし
出演者はそれぞれ活躍していて 華のある人達
ブロードウェイでも数々の賞を受賞した作品 ってことで
それなりに 期待できる要素は充分だったとは思うんですが
なにしろ 根底に流れる思考がネガティブ(--#) 暗いんですよ~
ナンチャンと高泉さんが ストーリーテラーの役割をしてるんですが
近頃の輸入ミュージカルに多いこの形式 あまり日本には適してない気がします
時には ストーリーに浸ろうとする観客を いったんそこから引き剥がして
向きを変えさせなくちゃいけないんですから かなり(観るものにとって)魅力がないとつとまらない
そこで 一般ウケするナンチャンと 観劇人間ウケする高泉さんの組み合わせ
(しかもナンチャンはかなりダークな役どころ 高泉さんはクールなお子様)
どうにもこうにも アンバランスで居心地が悪いったらありゃしない
それでもって ラストも当然後味が悪いオチなので かなり不完全燃焼
もう少し 日本的にアレンジすることはできなかったんでしょうかねぇ~
この日 客席には<ミュージカル嫌い>を公言してはばからないタモリが
ナンチャンやマルシアの誘いを断りきれなかったらしく 観に来ていました(^^;)
カーテンコールで舞台上から紹介されて 一瞬だけ言葉を発してたのが印象的
終わりにナンチャンが「明日もいいとも見てくれるかな~?」の声に
会場全体で思わず「いいとも!」コール
そしたら バックバンドの人達がアドリブで♪ちゃらっちゃら~ちゃっちゃちゃら~♪と
CMにはいる前の音楽を演奏しちゃったりして・・・ いや~全国民的番組ですね~(笑)
上演開始から終了までで この5分足らずの時間が一番楽しかった・・・(^^;)