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2011年03月09日
「西線11条のアリア」
TPS
作・演出・音楽:斎藤歩
出演:木村洋次 岡本朋謙 佐藤健一 鎌内聡 宮田圭子 林千賀子 高子未来 他
シアターZOO 19時開演
何度かの演劇フェスを経て 観てみたい劇団を発見しつつある今日この頃
10周年を迎える劇団が 3作品で1ヶ月のロングラン公演をするというので
参考にしているブログ“演劇病(シアターホリック)”でオススメされていた公演を観に行ってみました
雪の降り続く真冬の札幌にやってきた 東京の出張サラリーマン
すすきのに向かうため 路面電車の停留所[西線11条]で電車を待っていると
次々に【何か】を待つ人たちがやってきて ついには炊飯器でご飯を炊き始めてしまう
極寒の夜空の下 炊きあがるご飯に歓喜するこの人たちは いったい・・・・?
再々演となる演目のようで いくつかのブログ等で高評価を得ていたため
かなり期待してしまったせいか ちょっと肩透かしというか あっけない印象
ストーリー自体のおもしろさとか どんでん返しタイプの意外性を期待するわたしとしては
中盤に “集ってくる人たち”の状況がわかって以降
そのまま 終息に向かうだけの展開は 物足りなかったですねぇ
まぁ ヘタに話を広げ過ぎて時間だけ過ぎていくより 90分でいさぎよく終わったのはいいと思いますが。
実際の市電の停留所を登場させて 音も現地で収録し
11条からすすきのへの遠まわり加減とかも盛り込むなど リアリティーがあり
現地で暮らしていると くすっと笑えるところはあるんですけど 細かいところに不満が残ります
特に 千葉出身のわたしとしては 東京からのサラリーマンに違和感いっぱい
そして 最後に嘘がばれてしまった女性は なんであんなにしゃべるくせに無表情なんだろう
序盤でサラリーマンと絡んでる時に もっとそれらしい態度で話をそらそうとしていれば
オチにすごく納得できて おもしろかったのに(笑)
それと この劇団は 楽器を演奏したり 歌ったりするのが定番のようなんですが
そのわりに お世辞にもあまり上手とは言えないような気がいたします
演目が「G線上のアリア」をイメージしているから 劇中はよいかと思いますが
カーテンコールでも演奏&歌ったのには 歌詞の内容的にも ちょっと引いちゃいました・・・
それでも 最後の晩餐シーンを見て 「生きることはおいしく食べることだよね」と しみじみ共感
どう見ても 7合炊いていたとは思えませんが ちゃんと同時進行で炊きあげて
実際に 舞台上で完食する彼らの姿に ちょっとほっとしました
公演の協賛にホクレンがあったのもうなずける 白いご飯が印象的な1本でした(笑)
投稿者 yaeko : 2011年03月09日 23:37
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