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2008年12月26日
「グッドナイト スリイプタイト」
作・演出:三谷幸喜
出演:中井貴一 戸田恵子
パルコ劇場 19時開演
三谷さんの新作は とある夫婦の30年の物語
セイム・タイム・ネクスト・イヤーを思わせる 男女のお話ですが
「ぐっすりおやすみ」というタイトルからわかるとおり
すべて 寝室で交わされるやりとりだけで成り立っています
特徴的なのは 若い頃から順を追って展開するのではなく
2人にとってのラストシーン = 離婚し 別れていくところから始まること
順序を逆にすることによって“これからどうなるのか”じゃなく
次第に明らかになっていく“どうしてこうなったのか”を 楽しむ感じですね
『ごくごくありふれた人生の瞬間の一つ一つを、
限りなくドラマチックに描く、可笑しくて切ない、大河ラブストーリー』
公演のチラシに書かれていた このコピーが いかにも三谷さんらしい
そう この2人に起こることは 世間的には そんなにめずらしくない ありふれたできごと
でも(2人の人生の主人公である)【この2人】には ひとつひとつが 大切で重大なできごと
2人がリクガメを飼っていること 子供がいないこと
妻が仕事を何度か変えていること 夫の挫折 妻の変化
その昔 母が「どんな家だって 扉1枚開けて中に入れば いろいろあるものよ」
そんなことを言っていたなぁ・・・ って思い出しちゃいました
ただ 劇中に散りばめられている 三谷さんらしい小ネタは それぞれ楽しいですが
わたしとしては ストーリーに感情移入して 喜怒哀楽を共感するものではなく
完全な傍観者として 劇中の2人を眺めるという舞台でしたね
中井さん演じる夫の一貫した適当さは 見ていてかなり腹立たしいし
戸田さん演じる妻の“よい女の子or女像”に囚われている反面 パニックを起こす前半も
いろんなことを諦め 仕事も勝手に決めてしまう後半も なんだかとても歯がゆい
憎しみあって別れるわけではないのが 救いでしょうかねぇ
まだ 結婚して1年半のわたしですが
30年後 どんな2人でいるのかが ちょっと気になった1日でした
投稿者 yaeko : 2008年12月26日 23:31
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