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2008年07月23日

“ザ・マジックアワー”

脚本・監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵理 綾瀬はるか 西田敏行 他

公開前 三谷さんが50媒体ものメディアに出まくって宣伝した映画を観てきました

港町 守加護にある劇場の支配人 備後は ギャングのボス(天塩)の愛人マリに手を出し
ボスの手下に殺されるところを 交換条件のおかげで命拾いする
その条件とは 幻の殺し屋 デラ富樫を見つけ出すこと
しかし どうしても見つけられない備後は 売れない三流役者 村田が主演の
ギャング映画を撮影すると彼を誘い 命がけの大芝居を打つことにする

基本は 三谷さんお得意の<嘘が嘘を呼び 誤解が誤解を生んで転がっていくストーリー>
その場の思いつきや いいわけが なぜか状況とぴったり合ってしまうため
観客側から冷静に見たら「どうしてそれで納得するかな~(笑)」という内容なのに
ギャング側も村田側も 備後にひたすらだまされ 信用してしまうのです

備後役の妻夫木さんと 備後の部下役の綾瀬さん以外は 全員ベテランの役者ぞろい
三谷映画常連の面々だけでなく 伊吹さん(水戸黄門の昔の格さん)が
こんなコメディーに出るようになるなんて 笑っちゃうけど驚きですよね

そんな芸達者な役者陣に囲まれていたせいか
一番慌てふためき 右往左往しているはずの妻夫木さんが
ちょっと おとなしく感じてしまったのが 少し残念

まぁ あのデラ富樫役の佐藤さんに並ばれてしまったら それも仕方ないのかも
どうしても 三谷さんの脚本だと 舞台の演技を想像してしまうから
映画の演技が 物足りなくなってしまうんだろうなぁ
個人的には シブい役どころのはずだった黒川を演じる寺島さんがよかったですね
最後 村田に弟子入り志願するところなんて 最高です(笑)

本筋となる 備後とマリの命の行方のほかにも
日の当たらない役者人生に悩む 村田と 尊敬する役者 高瀬との出会い
新興勢力ギャング 江洞と天塩の縄張り争い
どこにいるのか 曖昧に描かれていた 本物のデラ富樫の正体 などなど
2時間半近い上映時間なんですが にやにや笑いつつ 楽しくすごせました

そうそう いつものことながら 中心人物以外の脇役もすごく豪華
最後のテロップは 改めて確認するのが楽しみなんですが
後半からは セットの建設模様を中心に見てしまったので 集中できずに残念でした
テレビで放送するときも この部分はやらないことが多いので
レンタルでもしないと もぅ確認できないかなぁ・・・

投稿者 yaeko : 2008年07月23日 23:26

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