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2008年05月25日

“最高の人生のみつけ方”

脚本:ジャスティン・ザッカム
監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン モーガン・フリーマン ショーン・ヘイズ ビバリー・トッド 他

自動車修理工で雑学好きのカーターと 病院経営で自家用ジェットを持つエドワードは
ともに癌をわずらい 2人部屋の病室で出会う
第一印象は最悪だったものの 徐々に打ち解けあい お互いの余命が半年だとわかると
2人は“棺おけに入るまでにやっておきたいことリスト”を成し遂げるために 旅に出る

夢を実現する事ができないまま 家族を養うこと中心の人生だったカーター
離婚を繰り返し 金儲けばかりを考えてきた孤独で自己中なエドワード
2人は これからの半年で 人生を最高のものと言えるようになれるのだろうか

基本的には エドワードの財力があって成り立っている話だったりするんですが(^^;)
対極にあると言ってもいい男2人が 残された人生が半年だとわかった時
家族や仕事ではなく 自分の人生の終わり方をいかにすばらしいものにするか
ということにこだわったことが 興味深いところですね

もうすぐ死んでしまうとわかっている 2人の会話は 
重く哲学的かと思えば 軽く楽天的で 状況を知らなければ余命わずかな人とは思えない
それだけ 人はどんなときでも 生きる希望と不安を持っている生き物なんだなぁと思ったりします

スカイダイビングをする マスタングを乗り回す
荘厳な景色を見る 世界一の美女にキスをする
泣くほど笑う タトゥーを入れる アフリカで虎狩りをする etc.

順不同で ひとつひとつリストを消化していく カーターとエドワード
いつ どのタイミングで わたしたちが納得できる条件でクリアするかも
観ていて おもしろいと思ったことのひとつでしたね
【世界一の美女】なんて 定義が難しいけど 彼にとってこれ以上ないマドンナですもの
なるほどな~と思うと同時に ラストへのじんわりした感動に繋がっていきます

喧嘩別れとはいえ 最終的には家族の元に戻って死を迎えたカーターでしたが
それをきっかけに エドワードも娘と和解することができたわけで
映画では描かれませんでしたが きっとエドワードの最期も
幸せで 最高の人生の締めくくりを迎えられたんじゃないかと思います

わたしは 登場人物の中でエドワードの元秘書が好きでしたね(^^;)
勝手な言い分で解雇されたはずなのに 淡々と でも献身的に
彼らの人生の終盤をサポートしているのが 印象的でした
ラストに あんな雪山の単独登頂に成功してる彼 ただものじゃないですよ(笑)

ここ半年ほど 歴代の職歴に増して 風変わりな(?)仕事をしているせいで
晩年のすごし方とか考え方について しみじみしてしまうわたし
普段は 騒がしかったり CGで加工されまくった映画を敬遠して
映画を観ない世代の人にもオススメできる 1本ではないかと思います

・・・余談ですが
この映画の最中 ずーーーーーーーーっとしゃべってた 頭のおかしい高校生バカップル
きっと ゆとり教育の弊害で 全然理解できなかったのかもしれないけど
キミ達なら どんな人生を送ろうが なにも考えずに一生終われるんでしょう

素敵な人生をおくるためには 必要最低限の教育と知識も必要だと 実感した2時間でした

投稿者 yaeko : 2008年05月25日 18:38

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