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2005年10月20日

「ブラウニング・バージョン」

自転車キンクリートSTORE
作:テレンス・ラティガン
訳・演出:鈴木裕美
出演:浅野和之 内田春菊 今井朋彦 池上リョヲマ 岡田正 佐藤祐基 一戸奈美
俳優座劇場 19時開演

イギリスの戯曲家 テレンス・ラティガンの作品を
3作連続で公演する企画の第2弾です

今まで知らなかった作家の作品で なんだかシリアスっぽい内容だったんですが
鈴木裕美演出&主要キャストがおもしろそうなメンバーだったので観てみました
実力系役者陣でしたが 台詞が堅いものが多いことと初日だったこともあってか
かなりの人たちが 少なからずかんでましたね~(^^;)

明日 勤務先のパブリックスクールを退職する教師クロッカー・ハリス
そんな彼の元に さまざまな感情をもちながら 生徒・同僚・校長etc.が訪れる
この一日は 彼の人生の過ちや生き方を考えさせる長い日となった

ほぼ2時間の舞台だったんですが これといって事件が起こるタイプの話ではなく
静かに淡々と進んでいくストーリー
それなのに なぜかすごく惹きつけられましたねぇ
どっちかというと 身につまされたといった感じではありましたけど・・・

優秀な学者であり 文学を愛している教師ではあるけれども
それ故に 生徒に厳しく 周囲の人々に合わせることもできず
妻との関係も改善することができない そんな不器用なハリス
ずっと 自分の中でほぅって置いた または気づかないでいた複雑な感情が
教師最後の日となった今日 周囲のふとした言葉をきっかけにあふれ出してしまう

隠された人間性に わずかに触れたフランクやタプロウが
この後 彼の人生にどんな風に関わってくるのか
それによって 彼はどう変わっていくのか
最後に見せた彼の表情や 行動する気持ちがよい方向に向かうことを願いました

本当に 下手をすると単調でつまらない内容になりがちな話で
どちらかといえば 苦手な分野
意識が遠のいてもよさそうなところなのに(ちなみに両隣の人が寝てました・・・)
しっかり観られたということは かなり重要ポイント
第3弾も よさそうなメンバーが揃ってるので観にいきたいですね

投稿者 yaeko : 2005年10月20日 23:59

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